摘要 目的:有機質資材の施用や機械を利用した除草方法について検討し、効率的・効果的な除草方法を確立するとともに、化学合成農薬を使用しない病害虫防除法を検討する。、成果:(1)コナギ優先ほ場において大豆...
水稲・麦・大豆の高品質・安定生産を目指した病害虫防除技術の確立
摘要 目的:近年発生が多く、水稲・麦・大豆の生育阻害あるいは品質低下の原因となっている病害虫を対象に、効率的防除法の確立を行い、高品質安定生産を目指す。、成果:(1)嵐箱粒剤のは種時処理によるイネいも...
斑点米カメムシ発生予察技術の高度化と斑点米被害抑制技術の開発
摘要 目的:斑点米カメムシ類に対する薬剤防除と水田内の天敵等の生物種に与える影響を評価する。成果:斑点米カメムシ類を対象とした出穂期~穂揃期の薬剤散布は、土着天敵であるクモ類およびアブラバチ類に対し...
g.斑点米カメムシ類の高度発生予察技術と個体群制御技術の開発
摘要 (1)アカヒゲホソミドリカスミカメの合成性フェロモンを水田に設置し、誘殺状況を把握することにより発生量を推定する発生予察手法を確立し、合成性フェロモンの市販まで結びつけた。また、発生予察にとどま...
30 斑点米カメムシ発生予察技術の高度化と斑点米被害抑制技術の開発 (1) 斑点米カメムシ類防除要否判定法の確立 (i)発生消長と斑点米(県予察圃)
摘要 目的:雑草地及び水田(無防除)におけるアカヒゲホソミドリカスミカメの発生消長を調査する手法としての性フェロモントラップの有効性を予察灯、すくい取り法と比較し検討する。 結果:畦畔雑草地でのフェ...
30 斑点米カメムシ発生予察技術の高度化と斑点米被害抑制技術の開発 (1) 斑点米カメムシ類防除要否判定法の確立 (iii)斑点米カメムシの水田内発生分布(場内)
摘要 目的:斑点米カメムシの主要種であるアカヒゲホソミドリカスミカメの合成性フェロモンが最近開発され、まもなく実用化されるため、水田周辺のアカヒゲホソミドリカスミカメ生息密度に隔たりのある圃場で、水...
30 斑点米カメムシ発生予察技術の高度化と斑点米被害抑制技術の開発 (1) 斑点米カメムシ類防除要否判定法の確立 (iv)斑点米カメムシの水田内発生分布(現地) ア 現地でのカメムシ・斑点米発生状況
摘要 目的:斑点米カメムシ類について、周辺の微環境に明瞭な差がない圃場で、すくいとりを行う場所、斑点米調査用の刈り取りを行う場所により、結果に変動があるかを検討する。 結果:蓬田、木造のいずれの地点...
30 斑点米カメムシ発生予察技術の高度化と斑点米被害抑制技術の開発 (1) 斑点米カメムシ類防除要否判定法の確立 (iv)斑点米カメムシの水田内発生分布(現地) イ 発生予察圃場での斑点米発生状況
摘要 目的:斑点米調査用の刈り取りを行う場所により、結果に変動があるかを検討する。 結果:斑点米発生状況を調査するためのサンプリングは、極端に少ない株数を1か所のみから刈り取るのは、誤差が大きくなる...
安全安心な水稲栽培技術の総合実証 (3)発生予察に基づく水稲害虫の効率的防除体系の広域的実証
摘要 【目的】斑点米カメムシ類について、IPMの概念であるカメムシ類が発生しにくい環境の整備(イタリアンライグラス牧草地や畦畔雑草など発生源対策を広域で講ずる)と防除要否及びタイミングの判断(モニタリ...
摘要 目的:斑点米カメムシ類のIPM技術の実証と普及を図る。成果:(i)アカスジカスミカメ幼虫の発生盛期に広域的に水田周辺の繁殖地の草刈管理をすることにより、斑点米カメムシ類による被害を軽減することを明ら...
摘要 目的:同一農薬の多数回散布、耐性の生じやすい薬剤の連続使用により、耐性菌が出現した場合、薬剤散布による防除効果が低下する恐れがある。耐性菌による被害を防ぐために感受性の低下を把握し代替薬剤の選...
斑点米カメムシ発生予察技術の高度化と斑点米被害抑制技術の開発
摘要 目的:東北各県と協力して斑点米カメムシの発生予察技術を高度化し、斑点米被害をできるかぎり抑制する技術を開発する。あわせて、水田への農薬投入量を軽減する技術も開発する。結果:(i)福島県における斑...
摘要 目的:本県での斑点米の発生は,中・山間地域の常発地を除けば,発生は比較的少なく,被害程度も低い。しかし一部地域では,クモヘリカメムシの発生・被害が増加傾向にあることが認められ,今後の被害拡大が...
減農薬防除技術の開発 (1)水稲初期害虫及び斑点米カメムシの生物的防除方法の検討と開発
摘要 斑点米カメムシの発生消長を香取市で調査した。水田の周辺雑草においてアカスジカスミカメの成虫及び幼虫が多数確認され、雑草の生長に応じて密度が増減した。水田内では、出穂期にアカスジカスミカメ成虫...
摘要 目的:アカヒゲホソミドリカスミカメは県内ほぼ全域に発生し、近年では斑点米被害の主要加害種となっている。最近、本種の合成性フェロモン剤が製剤化されたため、これを利用したフェロモントラップについて...
摘要 フェロモントラップの設置場所、トラップの高さ等を検討し、トラップの高さはイネの草冠部とすることが適当と考えられた。また、水田に設置したフェロモントラップに誘殺された雄成虫数の消長とすくいとり調...
摘要 目的:県内で防除対象とする主な水稲害虫は、初期害虫であるイネドロオイムシ、イネミズゾウムシと、出穂期以降に本田侵入する斑点米カメムシ類である。初期害虫については毎年の防除は不必要であり、発生予...
23 水稲・小麦品質阻害病害虫の多発生要因と防除技術 (1)斑点米カメムシの発生生態・被害予測の解明と防除技術の確立 (i)カメムシの発生推移、水田侵入時期
摘要 雑草地でのすくい取りによる発生消長から、各世代の成虫最盛期は、越冬世代6月第2半旬、第1世代7月第3半旬、第2世代8月第1半旬であった。各世代の出現時期は、越冬世代成虫初発日を起算とした有効温量によ...
摘要 目的:平成11年度、カメムシ類の多発により斑点米被害が全国的に拡大し、岩手県でも斑点米の混入による米の落等が大きな問題になった。本県における主要な斑点米カメムシは、アカスジカスミカメである。本種...
摘要 早場米地帯を中心に斑点米が発生し米の検査等級が落ち、所得の低下を招いており、現状では薬剤防除が不可欠である。斑点米カメムシ類の防除は、加害を受ける水田に加え、周辺環境を含めた対策が必要である...