棚田における単軌条運搬機を利用した栽培管理作業技術の開発(69)
摘要 単軌条運搬機を棚田における栽培管理作業に応用するため,水田畦畔へレールを敷設し耐久性を調査するとともに,畦畔散布作業試験を行った。レールを敷設した畦畔の土壌硬度は本田の耕盤より低かったが,敷設...
温暖地・暖地向けホールクロップサイレージ用イネ品種の育種技術の開発(79)
摘要 飼料イネ品種として既存のイネ品種を越える子実・茎葉収量、TDN収量、さらに低コスト生産のための直播栽培適性や複合耐病虫性を備えた品種を育成する。飼料への利用性が考えられる水稲品種系統を移植と乾...
性調節機構を導入した卵寄生蜂有用遺伝資源維持法の開発(146)
摘要 卵寄生蜂トリコグラマ属は重要な鱗翅目害虫の天敵であり生物農薬として利用されつつある。このトリコグラマ属において高寄主探索能力、高産卵能力、薬剤低感受性等に関与する遺伝子を有する系統の選抜法を検...
野菜主要虫害に対する新生物農薬剤の防除効果に関する研究(150)
摘要 ナスとトマトのアブラムシ類、トマトのハダニ類及びキャベツのコナガ・ヨトウムシに対し新生物農薬剤を放飼し、防除効果を明らかにした。ナスのアブラムシ類に対してナミテントウ、トマトのアブラムシ類に対...
暖地水稲の省農薬・良食味・持続的土壌養分管理技術の開発(151)
摘要 岡山県加茂川町と広島県世羅町周辺において、畑および栽培施設から水系への窒素流出の実態解明を行った。年間を通じた月例水質調査の結果および集落カード等の統計資料から、林地および畑地からのおおよその...
摘要 植物ウイルスを農薬で防除することは困難であるが、最近抵抗性誘導剤をタバコに処理するとタバコモザイクウイルス (TMV) によるモザイク症状の発現を抑制することが報告された。抵抗性誘導剤は既に糸状菌病...
摘要 ナスのアブラムシ類、トマトのオオタバコガ及びキャベツのコナガは近畿・中国地域内に広く分布し、安定生産に対する大きな阻害要因である。これらの害虫に対して有効かつ環境に調和した防除法を確立するため...
摘要 虫害研究室では卵寄生蜂を利用した野菜の重要害虫コナガの生物的防除法の開発を進めている。しかし、農業生態系を考慮すれば特定の防除手段にたよるのではなく、害虫個体群-作物個体群を中心として複雑な生...
暖地水稲の省農薬・良食味・持続的土壌養分管理技術の開発(149)
摘要 中山間水田の窒素浄化機能を把握するため、加茂川町内において水質調査を行った。全窒素濃度は2mg/l以下と低レベルであり、潅漑期は非潅漑期より低くなる傾向があり、既存の水田除去機能付窒素流出モデルに...
摘要 天敵生物と生殖阻害微生物との関係についての分子生物学的研究を行った.解析の結果,Encarsia formosa,Orius spp.5種,Harmonia axyridisから生殖を阻害するバクテリアが確認された.感染していたバクテ...
摘要 環境保全型農業では天敵生物農薬剤は核をなす防除法である.そのため,新しい生物農薬剤が次々と開発されているが,害虫に対するその効果等はほとんど明らかにされていない.そこで,新生物農薬剤の害虫に対...
高付加価値野菜・花き生産と周辺地管理の一体的営農システム(27)
摘要 営農試験地において水稲及び夏秋トマトの月別作業時間を調査して、作業競合を回避した夏秋レタスのトンネル栽培を導入した。5月下旬~6月中旬播種、7月下旬~8月下旬収穫及び8月上~中旬播種、10月中旬...
拮抗微生物活用によるもみ枯細菌病防除を核とした病害の総合防除技術の確立
摘要 水稲の育苗期にはもみ枯細菌病、苗立枯細菌病及びばか苗病が発生して苗不足を引き起こす。一般にこれらの病害は化学農薬による種子消毒によって防除してきた。しかし、耐性菌の出現や化学農薬の環境汚染の問...
暖地水稲の省農薬・良食味・持続的土壌養分管理技術の開発(155)
摘要 岡山県加茂川町において水田、畑および栽培施設からの水系への窒素流出の実態解明が行われた。年間を通じて月に1または2回の水質調査が行われ、硝酸態窒素濃度は水稲栽培期間中に低く、水田による浄化機能...
摘要 ナスとトマトのアブラムシ類、トマトのハダニ類及びキャベツのコナガ・ヨトウムシに対し新生物農薬剤を放飼し、防除効果を明らかにする。これらの害虫は近畿・中国地域内に広く分布し、安定生産における大き...
寄生性天敵・べたがけ利用を核としたコナガの総合防除技術の確立
摘要 コナガはアブラナ科植物を加害する世界的な大害虫である。また、有機リン剤、合成ピレスロイド剤などの殺虫剤に対する抵抗性を顕在化させ、防除の困難な重要害虫となった。多発生の原因の一つとして農薬害に...
摘要 農薬に過度に依存しない防除体系の確立が求められており、植物由来の安全な天然物農薬の探索とその利用が望まれている。最近、マメゾウムシ類抵抗性のリョクトウ野生種に由来する新規な環状ペプチドが発見さ...
摘要 温暖地における水田輪作を活性化するためには麦及び大豆作の振興が重要であり、とりわけ大豆作の省力機械作業技術の導入が必要である。そこで、大豆・小麦作の播種作業及び大豆作管理作業の軽作業化に取り組...
暖地水稲の省農薬・良食味・持続的土壌養分管理技術の開発(163)
摘要 水稲の省力・環境保全型栽培技術の開発を中山間地水田を対象として行う。直播されたイネ種子と土壌の相互作用を解明し、2価鉄が籾殻からのエチレンの生成を促進し、イネ種子の初期生長を活性化している現象...
摘要 乗用管理機を用いた機械化栽培管理技術を確立する上で、肥料、農薬等の化学合成資材の投入量を抑えた高付加価値・高品質のキャベツを生産する栽培管理技術を確立するための、省力病害防除システムを策定する...