5.環境保全型農林業技術開発研究事業(III期)(1)減農薬防除技術の開発 (i)水田雑草の無農薬防除技術の開発
摘要 ヘアリーベッチや米ぬかペレット単独での雑草防除効果は十分ではなく、他の防除方法との組合せが必要であった。ヘアリーベッチ区では、特に移植直前の刈払いで還元害が生じ、水稲の初期生育が抑制され、収...
23.暖地特産野菜の良質生産安定技術の確立(4)ハウス冬どりパセリの病害虫被害軽減のための被覆資材の利用
摘要 安房地域のパセリ栽培では、害虫による被害が多発しているが、パセリでは使用可能な登録農薬が少ない。そこで、被覆資材等を利用し、害虫の侵入抑制または忌避による被害軽減を図るため、寒冷紗及びマルチ...
4.減農薬防除技術の開発(1)水稲初期害虫及び斑点米カメムシの生物的防除方法の検討と開発
摘要 クモヘリカメムシに対する粒剤の防除効果を明らかにするために、水田にジノテフラン粒剤、クロチアニジン粒剤、ニテンピラム粒剤を散布し、この水稲の穂及び葉を経時的に採取して1齢幼虫に給与して死亡率...
フェロモンを利用したハスモンヨトウ、コナガ等の害虫防除技術の確立
摘要 フェロモンは害虫を対象に発生予察調査用として開発されている。フェロモンは抵抗性の発達がないことや安全で取扱が容易であり多くの利点があり防除用として利用が期待されるフェロモンの防除への利用技術を...
摘要 ニホンナシの減農薬無化学肥料栽培技術を確立するため、主要病害虫の発生予察技術、化学農薬に頼らない防除技術、有機肥料の施用技術を開発する 研究対象 ナシ 戦略 作物育種 専門 栽培 部門 果樹
黒斑病抵抗性清水白桃によるモモ病害虫の省力的総合防除法の開発
摘要 放射線育種法により育成した黒斑病抵抗性の清水白桃を用いた病害虫の総合防除体系を組み立てるため実証試験を行い、抵抗性品種の利用により大幅に農薬散布を削減できることを実証した。 研究対象 モモ 戦略 ...
植物の潜在能力向上による環境保全型病害虫防除法の開発に向けた研究
摘要 病害虫を含む環境ストレス耐性植物の栽培にあっては、農薬使用などを抑えた環境保全型栽培技術の開発が望まれている。ここでは、ストレス耐性の分子機構において、ジャスモン酸を介した抵抗性誘導に関わる遺...
摘要 キクでは、商品性が高くて、減農薬栽培が可能な病害抵抗性の品種が求められている。従来の育種法では病害抵抗性の付与が難しいので、遺伝子組換えによる育種法を開発した。キクの効率的形質転換法、導入遺...
摘要 キクでは、ミカンキイロアザミウマの被害とこれが媒介する黄化えそ病(TSWV)やキクスタントウイロイド病(CSVd)が広がり深刻な問題となっている。また、環境保全型農業を進めるため、減農薬栽培が可能な...
摘要 (目的・背景)本県の大豆は、水田転作の主要作物として期待されてきた。また、大豆の機能性にも脚光が当たり、大豆加工品の健康食品としての面も重要視されるようになり、大豆への期待度は益々高まってきて...
摘要 目的:近年、健康志向の高まりから雑穀類の栄養価や機能性等が注目されている。本県では平成9年度、在来種から収量性・品質に優れる優良系統(ヒエ1系統、アワ2系統、キビ2系統)を選定した。従来の雑穀優良...
摘要 目的:近年、健康食志向・地産地消運動・アレルギー疾患の増加・地域おこしなど、多方面から「雑穀」が注目されている。本県は、雑穀栽培の歴史が古く、雑穀食文化も残る全国で数少ない地域である。ひえ・あ...
摘要 目的:りんごの農薬散布回数の削減を図るための一手段として、各種病害抵抗性品種及び台木の育種が求められている。こうした中で、(財)岩手生物工学研究センターにおいて、りんごにキチナーゼ等溶菌酵素の...
摘要 目的:有機栽培や減農薬栽培に適した品種の開発が求められている。稲いもち病抵抗性極強品種・系統を育成する。 到達目標:稲いもち病抵抗性極強品種・系統の育成。 予定成果(初年目):・生産力検定供試系統...
摘要 目的:米の豊作や予想を上回る消費の減退と景気低迷等の影響で、米に対する消費者・実需者の低価格志向が強まり、自主流通米価格が低迷している一方で、消費者・実需者ニーズの多様化、高品質・良食味米への...
摘要 目的:気象、栽培条件および需要動向などを考慮して、本県に適すると考えられる水稲の品種・系統の特性および生産力の検定を行い、奨励品種編入の資とする。 到達目標:<要望される品種>ア 「かけはし」...
摘要 目的:網走地域におけるたまねぎ直播栽培の導入品種選定と適正な窒素施肥量について検討する。成績の概要:中・晩生種も成分回数で9回にとどまり、直播栽培も減農薬栽培が可能。直播は極早生・早生品種に比...
摘要 i)ブドウの晩腐病抵抗性検定には、酸含量が0.8%以下となる満開70~80日後の果粒への接種が適することを把握した。また、125品種・系統への接種試験により、8品種・系統が高抵抗性であることを確認した。農...
ジーンサイレンシングを利用した高度ウイルス病抵抗性植物の作出
摘要 ウイルス遺伝子導入によりウイルス病抵抗性の花きを開発し、低農薬栽培で安定生産を可能にする新品種の育成を目指す。トルコギキョウを材料とし、ジーンサイレンシングを利用してウイルス病に全くかからな...
93.キャベツの品種育成と優良品種の選定 (2)キャベツ根こぶ病抵抗性品種の育成
摘要 目的:安全性や生産コスト削減から農薬削減が望まれているが、そのためには抵抗性品種の利用が有効である。キャベツのロシア系統が根こぶ病抵抗性を有することから、素材に用いてキャベツの根こぶ病・萎黄病...