摘要 目的・背景:本県の大豆は、水田転作の主要作物として期待されてきた。また、大豆の機能性にも脚光が当たり、大豆加工品の健康食品としての面も重要視されるようになり、大豆への期待度は益々高まってきてい...
摘要 バレイショの新育成系統についての本県への適応性、また、水稲の白葉枯病に対する抵抗性を検討し、低農薬栽培の可能な系統を探索する。 研究対象 馬鈴しょ 戦略 土地利用型 専門 育種 部門 馬鈴しょ
摘要 植物は植食者の攻撃から身を守るための防御物質として多様な化学物質を蓄えていることが明らかになってきた。本課題では植物が昆虫に対して持つ防御物質の発見と利用を目指す。12年度は、我々が開発したエリ...
温暖地・暖地向けホールクロップサイレージ用イネ品種の育種技術の開発(79)
摘要 飼料イネ品種として既存のイネ品種を越える子実・茎葉収量、TDN収量、さらに低コスト生産のための直播栽培適性や複合耐病虫性を備えた品種を育成する。飼料への利用性が考えられる水稲品種系統を移植と乾...
栽培ブドウと野生ブドウの交雑による複合病害抵抗性育種素材の作出(11)
摘要 各種病害に弱いヨーロッパ系ブドウのマスカット・オブ・アレキサンドリア及び比較的強いとされるアメリカ系ブドウのキャンベル・アーリーに、各種病害に対して抵抗性を持つ野生ブドウの雑種の台木品種である...
いもち病菌等に対する抗菌遺伝子の活性領域の解析と改変強化に関する研究
摘要 病害抵抗性を付与した組換えイネを作出することによって、農薬使用量の低減と米の高品質化を目指す。アブラナ科作物から病原体に抗菌活性を持つDefensin遺伝子群を単離し、良食味品種への遺伝子導入を進めて...
栽培ブドウと野生ブドウの交雑による複合病害抵抗性育種素材の作出(5)
摘要 野生ブドウのVitis riparia、Vitis berlandieri、Vitis rupestris等の交雑から得られた台木品種のSO4、1202、420AおよびVitis rupestrisと、栽培ブドウのアメリカブドウ品種のキャンベルアーリー、ヨーロッ...
摘要 てんさいの栽培において、高齢化、離農による大規模化に伴う労働不足、北海道の多様な気象条件が引き起こす病害の発生による生産の不安定性が重要な農業問題となっており、直播栽培による省力・生産コストの...
摘要 環境保全の立場から低農薬農業が求められているため、イネにおいても良食味でかつ病害に強い新品種の作出が急がれている。そこで、担当研究室においてイネから単離されたキチナーゼおよびグルカナーゼの各遺...
摘要 農薬に過度に依存しない防除体系の確立が求められており、植物由来の安全な天然物農薬の探索とその利用が望まれている。最近、マメゾウムシ類抵抗性のリョクトウ野生種に由来する新規な環状ペプチドが発見さ...
トビイロウンカ高度抵抗性系統群を核とした害虫の総合防除技術の確立
摘要 トビイロウンカは日本では越冬できないため、抵抗性品種を継続使用してもバイオタイプの進化は考えられず、有効な抵抗性遺伝子を持つ品種の利用によりトビイロウンカの発生抑制や農薬量軽減を図ることが可能...
摘要 現在、害虫防除は化学農薬に大きく依存しているが、環境への影響、防除コストの低下等を考慮すると、その使用を減らすことが望ましい。そのためには耐虫性品種の利用が望ましいが、交雑・選抜育種ではその素...
摘要 ヒメハナカメムシ類は、アザミウマ類等の有力な捕食性天敵として知られており、そのうちの1種であるナミヒメハナカメムシについては農薬登録および販売が企業によって予定されている。ヒメハナカメムシ類は...
つる枯病、うどんこ病及びアブラムシ複合抵抗性メロン中間母本の育成
摘要 メロンつる枯病による被害は後を絶たないため、つる枯病に対して高度な抵抗性を有する複合病害虫抵抗性中間母本の育成が必要である。11年度は高度つる枯病抵抗性素材の検索と、それら素材の各種菌群(株)...
摘要 近年、環境に対する負荷の少ない持続的・安定的な農作物の栽培体系として、化学農薬のみに頼らない総合的害虫管理法の確立が期待されており、植物の耐虫性を利用することはそのための有力な手段の一つである...
摘要 農薬に過度に依存しない防除体系の確立が求められており、植物由来の安全な天然物農薬の探索とその利用が望まれている。最近、マメゾウムシ類抵抗性のリョクトウ野生種に由来する新規な環状ペプチドが発見さ...
インドネシアの田畑輪換作における大豆の減農薬栽培法の開発(38)
摘要 大豆の食葉性害虫ハスモンヨトウに抵抗性を持つが実用形質が劣っている品種の持つ抵抗性遺伝子を感受性の栽培品種Wilisに導入するため,戻し交雑を4回行った(B4F1)。戻し交雑を3回行った系統(...
摘要 環境保全型農業を推進するためには、農薬散布量を低減する必要があり、そのためには抵抗性品種育成が不可欠である。しかし、果樹からの病害抵抗性関連遺伝子の単離は進んでおらず、育種に利用できるに至って...
摘要 農薬に過度に依存しない環境保全型農業の確立のために、抵抗性品種の育成は有用な手段であるが、利用できる遺伝資源は限られているので、現在遺伝子組換え技術による抵抗性品種育成が進められている。そのた...
摘要 環境保全型茶業及び安全な茶の生産のためには農薬の使用量を低減させる必要がある。このためには耐病性品種の育成が最も効果的であることから複数の主要病害に対する高度抵抗性品種を育成する。8~12年度...