気候変動に対応した病害虫防除技術に関する試験・研究開発 1)うどんこ病の発生実態と防除技術
摘要 目的:近年、慣行防除園においてうどんこ病の発生がみられていることから、再度感染時期を調査し、重点防除時期を明らかにする。 成果:りんごうどんこ病の発生生態と防除技術に関する研究では、ふじの果実...
摘要 目的:トップジンM水和剤の薬剤散布における、すす斑病及びすす点病とさび果に対する防除効果を明らかにする。 、 、成果:トップジンM水和剤1,500倍は対照薬剤と同等の防除効果を示した。薬害も認められ...
摘要 目的:ベンレート水和剤の薬剤散布における、すす斑病及びすす点病とサビ果に対する防除効果を明らかにする。 、 、成果:ベンレート水和剤3,000倍は対象病害に対して対照薬剤と同等の防除効果を示した。特...
(3) リンゴの胴さび果発生軽減技術の確立、(1) 薬剤および果実袋の検討
摘要 目的:近年、本県では出荷時に秀品にならない見栄えの悪いさび果の発生が増え問題となっている。そこで、果面のきれいな果実を生産するために、さびが出やすい時期の薬剤散布および果実袋がさび果の発生に及...
摘要 目的:都育成の新品種‘東京紅’の栽培指針を確立し、普及を促進する。、成果:受粉樹混植で良く人工受粉は不要。比較的高品質で果重の重い果実を生産するには、30~59cmの母枝を残し、着蕾数が1~3の結果枝...
摘要 近年フジコナカイガラムシと新病害のさび果症状による果実被害が漸増して問題となりつつある。そこでフジコナカイガラムシの薬剤感受性、有効な防除時期、土着天敵の効果を明らかにして、土着天敵を利用した...
摘要 本県では、近年フジコナカイガラムシと新病害のさび果症状による果実被害が漸増して問題となりつつある。そこでフジコナカイガラムシの薬剤感受性、有効な防除時期、土着天敵の効果を明らかにして、土着天...
リンゴの病原ウイロイド及びウイルスの遺伝子構造・機能の解析(184)
摘要 平成7年から12年までの6カ年間、リンゴさび果病、リンゴゆず果病、高接病等の病原ウイロイド・ウイルスの遺伝子構造を解明し、全系統を検出できる遺伝子診断法の開発を試みた。リンゴさび果ウイロイド5...
リンゴ接ぎ木伝染性病害の病原究明ならびに迅速診断法の開発(183)
摘要 輪状さび果病の1分離株から分離された小球形ウイルスは,本病病原ではないことが判明し、新種のApple latent spherical virus として報告した。リンゴモザイクウイルスのリンゴ樹体内での移行は遅く、顕著...
リンゴ接ぎ木伝染性病害の病原究明ならびに迅速診断法の開発(190)
摘要 由来の異なるリンゴさび果ウイロイドの8分離株を、高接ぎ、または芽接ぎにより、‘王林’、‘スタ-キング・デリシャス’、‘印度’、‘ふじ’の4品種に接種し、果実に発現する病徴を少なくとも接種後2年目まで観...
リンゴの病原ウイロイド及びウイルスの遺伝子構造・機能の解析(175)
摘要 リンゴさび果ウイロイドおよびリンゴゆず果ウイロイドのRT-PCRによる遺伝子診断試み、2種ウイロイドの同時診断が可能となったが、供試感染樹により検出感度にばらつきが認められる。また、リンゴクロ...
摘要 ニホンナシの果面に凹凸を生じた果実異常発症樹(品種新高、吉野)の樹皮組織から、健全樹にはない核酸を見い出し、その核酸の戻し接種によって、果実の病徴を再現できたことから、本障害をニホンナシ奇形果...
リンゴの病原ウイロイド及びウイルスの遺伝子構造・機能の解析(189)
摘要 これまで遺伝子構造が不明であったリンゴゆず果病の病原、リンゴゆず果ウイロイド(AFCVd)の塩基配列を決定した。その結果、本ウイロイド(分離株P-196)は371塩基よりなる環状分子で、他のウ...
摘要 海外でも報告のない2種の新ウイロイドを国内のカンキツより発見した。塩基配列解析により、ともに約330塩基よりなりリンゴさび果ウイロイドのコア配列を持つことが分かった。そして一方はカンキツウイロ...
リンゴ接ぎ木伝染性病害の病原究明ならびに迅速診断法の開発(181)
摘要 ゆず果病罹病リンゴ樹より特異的に検出されるウイロイド(AFCaVd)のリンゴ樹への病原性が確認され、本ウイロイドがゆず果病病原であることが明らかとなった。すなわち、AFCaVd単独感染実生(純...
摘要 圃場の被害果より分離した糸状菌を培養後、その胞子を健全「不知火」幼果に接種した結果、圃場における病徴が再現され、本菌が本症の病原であると断定した。培地上での菌叢形態、生育適温、分生子形態、さら...
リンゴの病原ウイロイド及びウイルスの遺伝子構造・機能の解析(182)
摘要 7年度、温度勾配電気泳動法や病徴観察により異なる遺伝子構造を持つことが示唆された3分離株を含むリンゴ樹由来のリンゴさび果ウイロイド(ASSVd)5分離株の塩基配列を決定した。その結果、5分離株...
摘要 果実が凹凸を呈するニホンナシ‘新高’と‘吉野’より見い出されたリンゴさび果ウイロイド(ASSVd)とリンゴ由来のASSVdを健全‘新高’と‘吉野’に接種したところ、症状が再現され、本障害がASSVdに...