摘要 「幼穂長からの出穂期予測式」と「出穂期からの開花期予測式」二つの予測式を組み合わせた「幼穂長からの開花期予測式」がほぼ確立された。推定値と実測値は概ね一致し,幼穂長からの開花期予測が可能である...
小麦のかび毒汚染低減のための追加防除時期の検討とかび毒分解菌の利用技術の開発
摘要 小麦における追加防除の有効薬剤・剤型を明らかにするために、各種薬剤の剤型とかび毒蓄積の関係を検討した。開花20日後散布の各種薬剤・剤型のかび毒低減効果は、[水和剤、フロアブル剤]>[ゾル剤、フロア...
摘要 目的:秋まき小麦で主に問題となる雪腐病(雪腐黒色小粒菌核病、雪腐大粒菌核病)について、早期薬剤散布の防除効果の検証と不安定要因の解析を行い、さらに効果を安定させるための対策技術の検討を行う。 ...
摘要 a 試験目的:慣行栽培と比較して殺虫剤使用回数を削減した減農薬栽培(クリーン農業)における害虫と天敵種の発生状況を調査し、天敵種の回復を通して減農薬栽培の持つ環境保全効果を確認し、天敵生物を...
摘要 a 試験目的:新農薬の防除効果および実用性を検討し、防除対策に資する。 、 b 試験方法:小麦、ばれいしょ、たまねぎ、だいず、あずき、菜豆および生食用トウモロコシについて、のべ21殺菌剤(うち、7...
摘要 1.主要作物における病害虫の発生生態解明と防除技術 、(1)ムギ類赤かび病の発生生態と感染条件及び効率的防除法の検討 、目的:赤かび病発病程度とDONの関係を解明する 、麦類黒節病の種子汚染程度を明らか...
突発性病害虫の発生生態と防除 、2)小麦を加害するシロトビムシ類の防除対策
摘要 目的:小麦でのシロトビムシ類による被害防止対策を確立する。 成果:既存の登録薬剤(アドマイヤー水和剤、バッサ粉剤、キヒゲンR2フロアブル)の単用処理の被害抑制効果は低かったが、アドマイヤー水和剤...
ミナミアオカメムシを含めた大豆吸実性カメムシ類に対する防除対策の確立
摘要 目的:地球温暖化で南方系のミナミアオカメムシが北上し、本県の大豆の子実被害が増加し、品質低下の主要因となっているため、、生態を解明し、機関防除の見直し等早急な対策が必要である。 成果:小麦、大...
道産小麦の需要を拡大する品質向上・安定化技術の開発促進 、 3.高品質低コスト安定生産のための栽培技術開発 、 2)小麦の雪腐病に対する早期薬剤散布による効率的な防除法の確立
摘要 a 試験目的:寡雪寒冷地帯の秋まき小麦で問題となる雪腐病(雪腐黒色小粒菌核病、雪腐大粒菌核病)について、早期散布の防除効果の検証と不安定要因の解析を行い、さらに効果を安定させるための対策技術...
めん用小麦新品種「あおばの恋」の温麺適性の解明と安定供給栽培技術の確立
摘要 目的:近年、地産地消の取り組み等により地場産小麦のニーズが増加している。特に、本県の伝統的なめん類である温麺は県内で大部分を消費する郷土食材であることから、地場産小麦の使用が消費者、実需者から...
道産小麦の需要を拡大する品質向上・安定化技術の開発促進 2.3).(1)雪腐褐色小粒菌核病抵抗性の検定強化
摘要 多雪地帯での秋まき小麦栽培安定化のため、育成系統の雪腐褐色小粒菌核病抵抗性を検定する。 F3世代920系統、F4世代901系統、生予初年目289系統、生予2年目94系統を供試した。いずれも菌核病菌接種、無防...
小麦のかび毒汚染低減のための追加防除時期の検討とかび毒分解菌の利用技術の開発
摘要 2品種・4薬剤を用いた圃場試験の結果から、開花期の散布が適切に行われている場合の追加防除は、開花10~20日後に行うのが有効であり、適期幅が広いことが推察された。課題3209で選抜した菌株の散布による圃...
摘要 寒冷地における小麦の出穂期予測には日平均積算温度の利用が、開花期予測には発育下限温度と有効積算温度の利用が適当であり、予測式がほぼ確立された。追加防除要否判定技術開発においては、葯感染とDON濃...
暖地・温暖地における麦類の開花期予測と追加防除要否判定技術の開発
摘要 西日本の小麦主要6品種について作期移動試験を行い、開花期等を予測するモデルを作成した。リアルタイムアメダスを用いて防除適期を予測し、予測した結果をWEB上で公開するシステムは、安定して運用された...
暖地2年4作体系における地下水位制御による水稲・小麦品質向上技術の開発
摘要 地下灌漑を利用した液肥潅漑では水稲の生育に大きなバラツキが生じた。地下水位制御システムで常時排水すると耕耘時に所要動力が増加するが地下水位制御で軽減できた。小麦では追肥による成熟遅れが地下水位...
暖地麦作における地下水位制御システムを活用した埋土種子低減と土壌処理除草剤の効果向上による難防除イネ科雑草管理技術の開発
摘要 麦作難防除雑草カズノコグサの埋土種子は、夏期湛水後の早期落水によって休眠覚醒が進行し、土中発芽率が高まった。土壌処理除草剤による小麦の薬害は、潅水せずに地下水位を30~20cmに制御することで軽減し...
麦省耕起播種技術を利用した除草剤抵抗性スズメノテッポウの持続的総合防除技術の開発
摘要 (1)浅耕播種、不耕起播種ともに、水稲跡、大豆跡それぞれについて抵抗性スズメノテッポウの発生量を大幅に低減し、小麦収量、品質も慣行栽培に比較して同程度に確保できることを明らかにしている。さらに...
めん用小麦新品種「あおばの恋」の温麺適性の解明と安定供給栽培技術の確立
摘要 (1)播種期や肥培管理法が異なる栽培条件下で作出した「あおばの恋」の試料を用いて、年次データにより、子実タンパク質含有率と製粉歩留や小麦の硬質性・軟質性を表す指標であるBM率、小麦粉色相等との...
a.かび毒汚染低減のための麦類赤かび病防除技術及び高度抵抗性系統の開発
摘要 1)毒素蓄積プロセスの解明では、多数の小麦品種・系統を供試した圃場試験およびポット試験により、赤かび病菌に感染した小麦の穀粒中のかび毒蓄積量は、開花20日後以降の登熟後半に大幅に増加することを明...
摘要 寡雪寒冷地帯の秋まき小麦で問題となる雪腐病(雪腐黒色小粒菌核病、雪腐大粒菌核病)について、早期散布の防除効果の検証と不安定要因の解析を行い、さらに効果を安定させるための対策技術の検討を行う。