摘要 中山間・傾斜地において、環境保全型の野菜花き生産技術の開発のために、野菜の減農薬栽培管理や作業の軽労化を図った。(1)アブラムシ防除能力の高い土着天敵ショクガタマバエの簡易飼育法を確立し、バンカ...
11 多発生・難防除病害虫の発生生態の解明と防除法の確立 (3) ミカンキイロアザミウマの効率的防除法の確立 (i) 土壌処理剤の活用技術
摘要 ミカンキイロアザミウマに対する有効な薬剤はあるものの、茎葉散布のみではやや効果が劣る。また破蕾期以降、成幼虫が蕾に入り込むため、さらに防除が必要である。そこで、浸透移行性の既登録土壌処理剤を...
ダイズ畑におけるクローバ利用による線虫害軽減技術の開発及び難防除雑草イヌタデの制御技術の開発
摘要 i)微生物群集構造の定量手法として、細菌同定プレートでの土壌懸濁液測定法、eDNA分析法等を開発し、有機物投入による微生物群集の変化を明らかにした。ii)Pythium oligandrum (PO)の細胞壁タンパク質に抵...
摘要 i)トマト萎凋病の拮抗菌である非病原性フザリウム菌F13の土壌処理はネコブセンチュウ密度と線虫被害度を抑制するが、本菌をトマトの苗に予め感染させる処理は線虫密度と線虫被害度を増加させ、萎凋病菌の高...
摘要 i)耕起乾田直播栽培においては、水稲播種時期を4月上旬から5月上旬に遅らせるとイボクサの出芽数が著しく減少した。したがって、播種後に防除効果の高い土壌処理除草剤(ブタクロール乳剤)と水稲の晩播(5...
摘要 北農研育成のてんさい系統の耐湿性を評価し新優良品種育成のための資とすることを目的に、耐湿性検定試験を実施した。平成17年度は、北農研育成1系統、基準品種5品種を供試し、5月6日に移植し、過湿土壌処理...
摘要 北農研育成のてんさい系統の黒根病抵抗性を評価し新優良品種育成のための資とすることを目的に、黒根病検定試験を実施した。平成17年度は、北農研育成2系統、基準品種3品種を供試し、過湿土壌処理を7月5日~...
摘要 転作田における8,9出しギク栽培について高収益・省力化の面から技術体系を確立し、花き振興を図るとともに、水稲担い手集団の所得の向上・経営の安定化を図る。露地栽培における8、9出し直挿し栽培技術の確...
摘要 本病に対する薬剤の防除効果は不安定で、しかも土壌処理量が多く環境に対する影響が懸念される。一方、現地発病園において、発病の衰退現象が見られており、この現象と土壌微生物との関連性を検討するととも...
環境負荷軽減技術の開発試験 2 環境保全型農業における雑草防除技術の開発 (2)畑地の生態系利用による雑草防除技術の確立 (i) 麦類・大豆でのリビングマルチ利用技術の確立
摘要 大豆栽培での環境負荷軽減と省力安定生産のため、リビングマルチ(大麦)を利用した栽培法を開発する。ここでは、リビングマルチ(大麦)栽培に適する施肥法について検討する。前年度雑草が多発したほ場で...
カンキツグリーニング病の発生地域における健全樹育成技術の開発
摘要 産地の維持と拡大を図るため,ミカンキジラミの効果的な防除によりCG病の発生を抑制し,苗木から健全に育成できる技術を開発する。1.主幹部処理剤や土壌処理剤の併用等により,フリー苗木の感染防止による...
遺伝情報とナノテクを活用したグリーニング病産地回復技術の開発
摘要 沖縄県特産であるシークワーシャーでは、農薬などによる病害虫の防除が慣行的に行われておらず、今後、産地の崩壊が懸念され、経済活性化に向けた地域産業の死活問題となっているため、早急に産地を回復する...
摘要 i)大豆収量に基肥の効果はなく、部分防除と傾斜・色彩選別で上位格付けが可能となった。経営シミュレーションで大豆不耕起狭畦栽培技術により25ha規模、米価1.2万円/60kgで600万円強の所得確保が可能なこと...
摘要 i) 室内温度を段階的に低下させる降下温度系の発芽試験方法によって、発芽可能温度域からカラスムギ集団の出芽時期に及ぼす種子の遺伝的背景と環境要因の影響を解明した。カラスムギの埋土種子低減には、夏...
摘要 大豆田植え後播種栽培を活用した播種前耕うん処理が雑草発生を遅らせる効果を明らかにした。また、秋播小麦リビングマルチによる雑草抑制法を考案し、大豆播種後の土壌処理除草剤散布とリビングマルチにより...
摘要 i)春播きリビングマルチの雑草抑制力は、シロクローバ被覆の密度や配置の変更によっては向上しないことを確認した。秋播きリビングマルチの雑草防除効果、窒素肥沃度向上効果及びリン酸肥沃度向上効果を確認...
摘要 i)早播栽培にはイワイノダイチやチクゴイズミ程度の早生品種が適していることを明らかにした.ii)早播したイワイノダイチでは、30日溶出のリニア型とシグモイド型の被覆尿素肥料の基肥施用によって出穂10...
(3) ミカンキイロアザミウマの効率的防除法の確立 (i) 土壌処理剤の活用技術
摘要 ミカンキイロアザミウマに対する有効な薬剤はあるものの、茎葉散布のみではやや効果が劣る。また破蕾期以降、成幼虫が蕾に入り込むため、さらに防除が必要である。そこで、浸透移行性を有する既登録土壌処...
摘要 フルアジナム剤の土壌処理の残効、及び苗木の根部浸漬処理の防除効果を検討する。 研究対象 りんご 戦略 環境 専門 病害 部門 果樹
摘要 目的:東北農業試験場では、麦・大豆の作期の競合問題を解消し、2年3作を可能とする立毛間播種機とそれによる栽培技術を開発してきており、農家圃場における現地試験において小麦350kg10a、大豆250~300kg/1...