摘要 休耕田、耕作放棄田、水田の排水路等における絶滅危惧種の保全と水生植物を活用した水田排水のモニタリング手法の開発のための基礎研究を開始した。当面、タコノアシ、ミクリ類、アギナシ、ミズアオイ、ミズ...
摘要 生物系を構成する要素の多くは非線形的特性を持ち、各要素が様々な形態で影響を及ぼし合うことにより、系全体として複雑な時間変化を示す。したがって生物系の高精度なモデルを構築するためには、その複雑さ...
摘要 イネドロオイムシ、イネミズゾウムシ、カメムシ類など東北地方の主要稲作害虫については、これまで国公立研究機関による発生予察と被害予測技術の開発がすすめられ、過剰な薬剤使用を抑制する努力が進められ...
表層流出水及び地下水に含まれる農薬のモニタリング手法(121)
摘要 茨城県南部の農業地帯を流れる小河川における農薬のモニタリングを5月上旬から8月下旬にかけて実施した。モニタリングに先立ち、当該地域で使用している農薬を一斉に分析できるよう7年度に使用したガスク...
環境中における物質循環モニタリングのための新システム構築に関する基礎的研究-農業用用排水におけるハロゲン、特に臭素の動態とトリハロメタン生成能-
摘要 農業用用排水におけるハロゲン、特に水の塩素消毒時に生成するトリハロメタンの組成に大きく影響する臭素(Br)について、水田田面水(千葉)および八郷町小幡地区集水域の帆崎川の水について経時的に調査した...
摘要 水田田面水の水質およびそのトリハロメタン生成能(THMFP)の経時的な変化を作期を通して調査した。水田田面水では施肥によるNH4-N濃度の高まりがみられたが、そのためTHMFP分析における塩素要求量が高くなる...
いもち病抵抗性品種の普及によるレース変動と被害軽減効果の数量的評価
摘要 東北地域では、いもち病は冷害と並んで稲作の大きな生産阻害要因である。最近では徹底した薬剤散布により被害を抑えているが、種々の観点から農薬散布の削減が求められている。マルチラインや圃場抵抗性品種...
摘要 "農業従事者の減少、高齢化に対処するため、最新の画像処理手法やメカトロニクス技術を導入して、施設及び露地野菜を対象に播種、間引き、定植、誘引、除芽、除草、追肥作業等の栽培管理作業を高精度化する...
表層流出水及び地下水に含まれる農薬のモニタリング手法(130)
摘要 茨城県八郷町の帆崎川流域で河川水中の除草剤濃度のモニタリングを4月下旬から7月上旬まで行った。河川中の除草剤濃度は5月2半旬頃から上昇し始め、3~4半旬頃に最大に達し、7月上旬には検出されなく...
摘要 作物の保護のために使用した農薬が農業地外に流出し、国民の生活環境、特に飲料水源である河川水や地下水に少なからず影響を与えていることが懸念されている。農地から流出する農薬の実態を調査し、然るべき...