摘要 目的:貯蔵前の高温処理が‘ふじ’の貯蔵障害の発生及び果実品質に及ぼす影響を確認する。 、成果:貯蔵前に30℃で1日または2日間処理、38℃で1日または2日間処理のいずれの高温処理も、貯蔵後の果実障害を...
2 りんごの生理障害を回避するための総合的管理技術の開発 (3) ふじの果実障害発生の要因解明と防止法の確立 2) 有袋‘ふじ’の「貯蔵やけ」発生に及ぼす被袋期間の影響
摘要 目的:有袋‘ふじ’を貯蔵した場合、貯蔵(未熟)やけの発生が問題となる場合がある。その原因を探るため、被袋期間及び収穫時期を変えて、貯蔵やけの発生に違いが生じるか検討する。成果:平成21年産三島系‘...
2 りんごの生理障害を回避するための総合的管理技術の開発 (3) ふじの果実障害発生の要因解明と防止法の確立 1) ふじの「内部褐変」の発生要因解明と防止方法 イ.有袋
摘要 目的:‘ふじ’の有袋果に対して、高品質で褐変発生を低く抑える可能性がある超低酸素CAについて検討する。成果:超低酸素条件で貯蔵した場合、果実品質の劣化を軽減できるのは、収穫適期1週間前に収穫した果...
摘要 目的:高品質で褐変発生を低く抑える可能性がある超低酸素CAについて検討する。成果:超低酸素貯蔵(酸素濃度1%)で果実品質の劣化を軽減できるのは、平成21年産では5か月貯蔵までであった。なお、若干の...
摘要 目的:‘ふじ’有袋果に対して、収穫時期別に1-MCP(エチレン受容体ブロック剤)を処理し、果肉褐変が発生しない収穫時期及び貯蔵期間を探る。成果:1-MCP処理した有袋果における内部褐変の発生は、収穫日が...
摘要 目的:無袋果‘ふじ’に対して収穫時期別に1-MCP(エチレン受容体ブロック剤)を処理し、果肉褐変が発生しない収穫時期及び貯蔵期間を探る。成果:1-MCP処理による内部褐変軽減効果はみられなかった。貯蔵や...
2 りんごの生理障害を回避するための総合的管理技術の開発 (3) ふじの果実障害発生の要因解明と防止法の確立 1) ふじの「内部褐変」の発生要因解明と防止方法 (1) 気象等環境条件が発生に及ぼす影響
摘要 目的:‘ふじ’の内部褐変は4月平均気温と8月平均気温から発生の多寡を判別できることが分かった。そこで、4月、8月の気温を高温設定した実証試験により内部褐変の発生の多少を検証する。成果:春季にビニ...
2 高品質栽培技術と収穫果の品質管理技術の開発 、 (1) ふじの果実障害発生の要因解明と防止法の確立、 1) ふじの「こうあ部裂開」の発生要因解明と防止法の確立、 (1) 発生要因の解明
摘要 目的:こうあ部裂開の発生に関与する気象要因を明らかにする。、、成果:2009年の内部裂果発生は7月のまとまった降雨に伴って、7月中旬から8月中旬にかけて果実がより旺盛に肥大したことにより誘発された...
2 高品質栽培技術と収穫果の品質管理技術の開発 、 (1) ふじの果実障害発生の要因解明と防止法の確立、 1) ふじの「こうあ部裂開」の発生要因解明と防止法の確立、 (1) 発生要因の解明
摘要 目的:こうあ部裂開の発生に関与する気象要因を明らかにする。、、成果:2008年は、開花が早まり果実生育期間が長かったこと、8月中・下旬にまとまった降雨があったことから、内部裂果の発生が増加した。そ...
摘要 目的:こうあ部裂開の発生に関与する気象要因を明らかにする。、、成果:1999年~2007年のデータから、満開61日~120日の降水量と満開後約175日の外部裂果発生率との間には極めて高い正の相関があった。2006...
摘要 目的:低酸素CA貯蔵において高品質で褐変を低く抑えることができるか検討する。 成果:低酸素(1、1.6、2.2%でいずれも炭酸ガス濃度2.2%)の中で、平成17年度産‘ふじ’有袋果は1%区で酸度が高く保持する傾...
摘要 目的:発泡スチロールボックスで梱包普通冷蔵した時、微少な果心褐変がみられたことから、鮮度保持剤(消石灰)の効果を検討する。あわせて、1-MCPの効果も検討する。 成果:出庫後加温した時の梱包内にお...
摘要 目的:収穫時期別に熟度の異なった果実を普通冷蔵し、貯蔵中の鮮度保持及び障害発生を検討する。 成果:普通冷蔵した2005年産無袋‘ふじ’(収穫適期10日前~5日後収穫)で、果肉褐変は4月下旬頃から発生し、...
2 高品質栽培技術と収穫果の品質管理技術の開発 (1) ふじの果実障害発生の要因解明と防止法の確立 3) ふじの内部褐変発生防止法 (ii) 低酸素CA貯蔵条件の検討:無酸素貯蔵による実証試験
摘要 目的:無酸素で一定期間貯蔵し、褐変原因物質アルデヒド類を無呼吸でアルコール類に変化させ、褐変を防止できるか検討する。 成果:収穫後15日間普通冷蔵した後に、酸素、二酸化炭素ともに0%条件下に置き、...
2 高品質栽培技術と収穫果の品質管理技術の開発 (1) ふじの果実障害発生の要因解明と防止法の確立 1) ふじの「こうあ部裂開」の発生要因解明と防止法の確立 (i) 発生実態調査
摘要 目的:着色系統間における外部裂果の差異を確認し、要因解明と防止法確立のための基礎資料とする。 成果:前年と同様に、青森県りんご協会が選抜した系統(協会選抜)は三島系や長ふ6号より外部裂果がすくな...
摘要 目的:低酸素CA貯蔵において高品質で褐変を低く抑えることができるか検討する。 成果:低酸素(1、1.6、2.2%でいずれも炭酸ガス濃度2.2%)の中で、平成17年度産‘ふじ’無袋果は1%区で酸度が高く保持する傾...
2 高品質栽培技術と収穫果の品質管理技術の開発 (1) ふじの果実障害発生の要因解明と防止法の確立 3) ふじの内部褐変発生防止法 (i) 1-MCP利用と収穫時期の関係
摘要 目的:1-MCP処理で果肉褐変が発生しない収穫時期を探る。 成果:収穫時期が遅くなると、1-MCP処理区で無処理より果肉褐変が増加することを確認した。処理区の果心内エチレンが低かったことから、褐変とは密...
摘要 目的:内部褐変の発生が異なる‘ふじ’無袋果及び有袋果で果肉中の総ポリフェノール含量、ポリフェノールオキシダーゼ活性及び果汁の褐変程度が異なるのか検討する。 成果:生育期~収穫・貯蔵において、無袋...
摘要 目的:果肉褐変部と健全部のポリフェノール含量を比較し、内部褐変とポリフェノールの関係を検討する。 成果:内部褐変はポリフェノールオキシダーゼによるポリフェノール類の酸化であり、4℃でも進行するこ...
摘要 目的:貯蔵期間における無袋果・有袋果別の果実品質の差異を検討する。 成果:糖度、酸度及び蜜入り指数は無袋果が有袋果より高く推移し、硬度は有袋果が無袋果より高く推移した。