摘要 極晩生で、病害及び倒伏に強く、多収で、中食、外食用への適性が高い良質良食味な有望系統を育成する。生産力検定では、縞葉枯病抵抗性を有し、良質、良食味な「佐系1541」以下6系統を選抜し、継続検討と...
摘要 縞葉枯病抵抗性を持ち、良質良食味で収量性の高い晩生品種「にじのきらめき」等を母本にした41組合せの交配を行い、うち25組合せのF1の世代促進を行った。さらに、交配組合せ「新之助/中部138号」のF1の葯...
害虫の情報応答機構や土着天敵等の高度利用による難防除病害虫管理技術の開発
摘要 新規物理的防除資材の超音波発生装置について、露地ネギのシロイチモジヨトウ等への防除効果を実証し、装置の受注生産が開始された。また、常設型あるいはソーラー型の紫色 LED 光原を用いると野菜ハウス内...
摘要 縞葉枯病抵抗性を有し、収量性、品質、食味に優れる「とちぎの星」等を母本とした交配を29組合せ実施し、うち19組合せのF1の世代促進を行った。また、平成30年度に交配した18組合せの世代促進を行った。さ...
摘要 (目的)、・イネ縞葉枯を保毒したヒメトビウンカの発生と被害実態、及び各種薬剤への感受性を明らかにし、本病の総合的な被害低減管理技術を開発する。、(これまでの成果)、・ヒメトビウンカのイネ縞葉枯...
摘要 侵入・移動性害虫の広域移動予測モデルの高度化に関しては、昆虫のレーダ断面積測定装置を用いてハスモンヨトウの大きさと形を現すパラメータを決定し、VLR型マイクロ波昆虫レーダを用いた野外調査からハス...
h.暖地における長距離移動性、新規発生等難防除害虫の発生メカニズムの解明と総合防除技術の開発
摘要 1)平成20年6月に西日本に飛来したヒメトビウンカは、薬剤感受性や保毒虫率が国内土着個体群の特性と明確に異なることから、中国江蘇省を飛来源とした海外移動であることを明らかにした。また、これが契機...
g.稲病害虫抵抗性同質遺伝子系統群の選抜と有用QTL遺伝子集積のための選抜マーカーの開発
摘要 1)いもち病抵抗性に関して、国際判別品種の持つPi9,Piz-5を導入した「コシヒカリ」について導入領域を絞り込んだ系統を選抜し、このうちPi9については、系統栽培し同質性をほ場で評価した。またPi20を導入...
わが国に発生するジャガイモウイルス病の総合検定システムの確立
摘要 i)我が国で発生記録がある12種全てのジャガイモウイルスを遺伝子診断により検出できる総合検定システムを確立した。ii)インド型イネ品種由来のイネ縞葉枯病抵抗性遺伝子Stvb-i領域のゲノム構造を明らかに...
東北における発生予察、抵抗性品種を核としたいもち病等病害の総合防除技術の確立
摘要 i)農薬散布条件下のイネ葉いもち病勢進展のシミュレーションによる農薬散布要否の意思決定支援ソフトウエアを開発した。イネいもち病菌のレース変動要因を包括的に理解するため、菌個体群の空間構造を考慮し...
摘要 11年度は極良食味・強稈で縞葉枯病・穂いもちに抵抗性の早生系統「関東203号」を育成した。この系統は12年度以降都府県に配付して地域適応性を検討する予定である。育成中の系統並びに初期世代につい...
摘要 温暖地域東部に適した良質・良食味の水稲品種を育成することを目的とする。12年度は極良食味・強稈で縞葉枯病・穂いもちに抵抗性の中生系統「関東209号」を育成した。この系統は13年度以降都府県に配...
摘要 温暖地東部に適する良質・良食味の品種を育成する。10年度は極良食味・多収で縞葉枯病に抵抗性の中生系統「関東200号」と強稈・良食味でいもち病圃場抵抗性極強の晩生系統「関東202号」を育成した。...
病原ウイルスのゲノム変異の解析に基づく系統識別及びその発生分布(82)
摘要 長崎市内で採集したイネ縞葉枯病罹病株(10株)よりウイルス核酸を抽出、クローニングし、外被蛋白質(CP)領域の塩基配列を決定した。9年の結果から外被タンパク質遺伝子は■、■及びU型の3つのタイプ...
暖地向き複合病害虫抵抗性、新規形質、直播適応性品種の育成(231)
摘要 暖地稲作に適した複合病害虫抵抗性品種、新規形質品種、直播適応性品種を育成する。10年度は複合病虫害抵抗性、新規形質、直播適応性の品種育成のため、86組合せの交配を行った他、既存育種材料の選抜・...
摘要 良食味や新形質、多収性のほか直播適性、縞葉枯病抵抗性やいもち病抵抗性の付与を目標に185組合せの交配を行い、温室および本田で153組合せのF1養成を行った。さらに、222組合せの集団養成、95...
摘要 良食味や新形質、多収性のほか直播適性、縞葉枯病抵抗性やいもち病抵抗性の付与を目標に185組合せの交配を行い、温室で185組合せのF1養成を行った。既成材料については、222組合せの集団養成、9...
病害虫多発地帯向きトビイロウンカ耐虫・白葉枯病耐病・萎縮病耐病性品種及び倒伏極難品種の育成(44)
摘要 71組合せの複合抵抗性のための交配を行い、26組合せについてF2~F3の世代促進を行った。28組合せについて個体選抜を行い、41組合せ965系統の単独系統選抜試験を行った。91系統の生産力予備...
ウイルス病抵抗性イネの作出・抵抗性機構の解明・育種的利用(161)
摘要 組換えイネ一号の野外(縞葉枯病多発地区)での発病程度及び罹病株から検出されるイネ縞葉枯ウイルス(RSV)の系統について調査した。RSVの感染は組換えイネでも観察されたが、日本晴と比べてその被害...
農業生態系の要素間の相互作用の数理解析法とシステムモデルの開発(211)
摘要 空間分布の集中性が生物の安定性に与える影響を評価するため,イネ萎縮病及びイネ縞葉枯病等の伝播機構を解析する疫学モデルの開発を行なった。モデルは,これらの病気と病気を媒介する個体群との相互関係の...