摘要 北海道では開花から収穫にかけてしばしば襲来する多湿・低温・寡照などの悪天候で赤かび病や穂発芽などの被害が発生し収量や品質の低下をきたすことが多く穂発芽耐性や赤かび病抵抗性の一層の改良が不可欠で...
摘要 ばれいしょは生食用、食品加工用及びでん粉用として利用され、各種用途向けの多様な要望に応えるため優良品種の育成を行ってきた。栄養繁殖性作物の育種法により、優良母本の選定と交配、実生養成と栄養系世...
摘要 系統育種法に従って育種材料の選抜・固定を進めた。育成系統の選抜に当たっては、普及品種の耐冷性および食味水準の向上に対応して、両形質についての選抜基準を厳しくした。新配布系統として、「北海288...
摘要 てんさい単胚系統の根腐病抵抗性選抜材料の抵抗性検定・選抜並びに系統間交配による素材育成と育成系統の増殖を行った。単胚O型個体の選抜及び系統の育成に関しては、「7872」系統を選抜、O型系統の育...
摘要 そうか病対策として種いも消毒、土壌pH矯正、土壌灌水等が行われているものの効果は不十分であり、抵抗性品種への期待が大きい。真正抵抗性は未だ見出されていないことから、当面は発病の少ない抵抗性品種...
CMVサテライト遺伝子導入トマトのウイルス病抵抗性検定(269)
摘要 キュウリモザイクウイルス(CMV)に抵抗性のトマトを作出するため、病徴抑制型のサテライトRNAの発現遺伝子をトマト(品種:秋玉)に遺伝子導入した。遺伝子導入当代系統の挿し木増殖株(当代系統)に...
摘要 小型病斑抵抗性の業務用向け品種の育成効率化のため、病斑型を加味した早期世代検定・選抜法を検討した。病斑型の浅い品種は深い品種と比較して剥皮歩留まりが高く、業務用品種として優れた特性を有すること...
CMVサテライト遺伝子導入トマトのウイルス病抵抗性検定(68)
摘要 キュウリモザイクウイルス(CMV)に抵抗性のトマトを作出するため、病徴抑制型のCMVサテライトRNAが発現する遺伝子を導入したトマト(品種:秋玉)について、ウイルス検定と自殖による後代系統の育...
摘要 そうか病の病斑型に及ぼす土壌pHと土壌水分の影響を調べた。土壌pHと土壌水分は病斑型に影響したが、その影響の程度は品種の影響より小さく、病斑型を重視した選抜は有効で、その検定には土壌pHと土壌...
摘要 てんさい単胚系統の根腐病抵抗性選抜材料の抵抗性検定・選抜、系統間交配による素材育成、系統の増殖を行った。単胚O型個体の選抜及び系統の育成に関しては、米国由来の「7872」系統を選抜、O型系統の...
摘要 てんさい単胚系統の交配及び育成素材の選抜に関しては、根腐病抵抗性選抜材料の抵抗性検定・選抜、系統間交配による素材育成、素材の増殖を行った。てんさい単胚O型個体の選抜及び系統の育成に関しては、N...
CMVサテライト遺伝子導入トマトのウイルス病抵抗性検定(65)
摘要 "キュウリモザイクウイルス(CMV)に抵抗性のトマトを作出するため、病徴抑制型のCMVサテライトRNAを発現する遺伝子のトマトへの導入を試みた。7年度は、サテライトRNAを発現する遺伝子を組み...
摘要 そうか病の病斑型に及ぼす品種と病原菌の種類の影響を調べた。病斑の深さに基づき陥没型から隆起型まで5タイプに分けた病斑型の構成割合は、品種と病原菌の種類の違いによって異なったが、特に品種の違いに...
摘要 コムギ眼紋病に対する小麦の抵抗性を、幼苗によるポット試験では24品種、水田転換畑および畑の5か年の圃場試験では77品種・系統について検定した。その結果、幼苗検定、圃場検定ともにHelge、Ho...
牧草・飼料作物採種病害の発生実態と防除法に関する研究(51)
摘要 チモシーがまの穂病が全道的に発生している重要な採種病害であることを明らかにするとともに、本病の防除には、トリフォリン剤(15%乳剤、500倍、15リットル/■)の施用が有効であることを解明した...
摘要 アスパラガスの花粉発芽用培地の組成は、ショ糖30%、寒天3%、ホウ酸0.02%が適していた。花粉は、5℃、低湿下で花の状態のまま、最低1か月の保存が可能であった。開発した培地上での花粉発芽率と...
摘要 てんさいそう根病抵抗性多胚二倍体花粉親系統の選抜・育成を行う。4年、及び5年に雄性不稔種子親系統「NK-183BR×TK-80-2BR2」と、そう根病抵抗性として選抜・育成したPM-4、PM-...
CMVサテライト遺伝子導入トマトのウイルス病抵抗性検定(70)
摘要 現在までのところ、キュウリモザイクウイルス(CMV)に対する抵抗性トマト品種は育成されていない。ある種のCMVサテライトRNAはCMVによるトマトの病徴を抑制することが判明しているため、CMV...
摘要 そうか病は、ばれいしょ生産の大きな阻害要因となっている。決め手となる防除法は現在のところなく、抵抗性品種、特に業務・生食用品種での育成が強く要望されている。そうか病に対する真正抵抗性は見つかっ...
摘要 てんさいそう根病抵抗性多胚二倍体花粉親系統の選抜・育成を行う。元年、2年に選抜したPM-1、PM-2、TA-519~522の6系統62母系系統を現地(斜里)そう根病汚染ほ場で同病抵抗性の検定と...