作物残渣等の土壌ストック形成機能の評価と養分フローの動態解明(108)
摘要 未利用資源の有効利用を促進し、施肥窒素の節減を図るため、各種作物残渣を土壌に鋤込んだ際の跡作物による窒素利用率を、代表的土壌群毎に解明する。1)栽培条件としてスイートコーン(ピーターコーン)の...
摘要 小麦栽培圃場の管理記録と収穫した葉身窒素含有率から生育期間中の窒素供給の過不足が推定できるようになった。葉緑素計の読取値(CT値)と比葉面積の積から葉身窒素含有率を精度よく推定できるようになっ...
摘要 海抜0mに近い低湿地に位置する利根川下流域水田地帯の長期転換畑では、かって 400kg/10a前後あった麦類の単収は、近年になって200kg/10a以下になる場合もみられている。この麦類の収量...
摘要 水稲作において乗用散粒機の一貫利用を軸とした省力湛水直播栽培法は省力的で、発芽苗立ちも良好であったが、倒伏が問題となった。また、作溝培土直播では、コシヒカリの発芽苗立ち、耐倒伏性は良好で、収量...
摘要 ダイズ品種の白絹病抵抗性を簡便かつ短期間で検定する方法を開発した。本法は、温室内で箱育苗したダイズ苗に白絹病菌を接種し、立枯症状および地際部の茎に発生する赤褐色の病斑の程度によって抵抗性を判定...
摘要 輪換田3年、輪換畑3年の6年輪作体系を確立するため、麦、水稲、大豆作の新技術開発試験、多収穫・省力技術体系試験を行っている。本年度は、小麦作の場合、土壌診断により石灰散布等が省略でき省力化が図...
摘要 ガラス室内に設置した0.6mx0.6mのコンクリートポットに黒ぼく土を充填し、土壌表面に緩やかな起伏を付けた後、樹脂でコーティングされたはっ水性の砂を厚さ5mmに被覆した。起伏凹部にチンゲンサ...
深耕後の土壌管理が土壌の物理性と作物生育に及ぼす影響(109)
摘要 深耕(20cm)を行った跡の圃場で、機械走行を伴わない人力作業による不耕起播種で麦ー大豆を計4作を行った区では、粗孔隙の減少が少なく、畑作物の生育に必要な下限とされる10%程度を深さ15cmま...
摘要 輪換畑大豆跡の秋まき小麦「バンドウワセ」について基肥・追肥窒素施用反応を検討した。播種前の土壌診断から、石灰及びりん酸資材の投入を省略、大豆作跡につき前年の水稲作跡より基肥窒素3kg減の5kg...
摘要 コムギの窒素栄養診断指標にたいする播種時期とりん酸肥沃度および潅水の影響を調査した。秋の播種時期が早いほどコムギのりん酸吸収能が高まった。りん酸肥沃度がトルオーグ法で20mg/100g以上の場...
摘要 イネ縞葉枯病抵抗性遺伝子の連鎖分析を行うために、F1種子[St.No.1(縞葉枯病抵抗性品種育成の中間母本)×農林8号(感受性品種)、昨年度作製]を播種・栽培し、F2種子集団を得た。また、連鎖...
深耕後の土壌管理が土壌の物理性と作物生育に及ぼす影響(188)
摘要 深耕(20cm)して小麦を1作栽培した後の下層土の粗孔隙量は、不耕起播種区及びロータリシーダ区(耕起1回)では、播種前の水準(13%)を維持したが、播種前にロータリ耕耘を5回繰返した区、及び車...
小麦のグリーンバーナリ世代促進における高品質選抜法の開発(142)
摘要 赤さび病抵抗性を備えた高品質系統を選抜するための手法を開発するため、製パン性に関与するグルテニンサブユニット5+10を有する品種Camp Remy及びRecitalを赤さび病抵抗性の中間母本農...
摘要 播種期の違いから大豆子実成分(蛋白質、炭水化物、脂質)の集積経過を明らかにした。また、食味を左右する成分の一つと考えられる子実中の遊離糖類として、スクロース、ラフィノース、スタキオースのほか、...
沖積土汎用水田の土壌物理特性の診断システムと適正化技術の開発(207)
摘要 輪換畑の湿害や干害の回避に耕盤の部分破砕は極めて有効な方法であることは既に証明したが,耕盤の部分破砕を行うことは作業工程が一つ増えることになるため,作業能率を改善する目的で不耕起播種を行う区を...