摘要 CCDラインカメラのシステムの実証試験を行い画像のぶれを大幅に改善した。また、空洞化したコンクリート供試体を対象に電磁気を用いた非破壊調査を適用し、その検出精度を確認するとともに凍害を受けた農業...
大規模経営による低コスト生産技術開発試験 1 高品位・安定多収・低コスト生産技術の開発 (3)浜通りにおける乾田直播栽培技術の確立 エ 乾田直播における生育目標および診断技術の開発
摘要 乾田直播栽培に適した「あきたこまち」の生育相、生育診断指標作成の基礎データを得る。本年は冷害年であったため苗立ち数が少なかった。m2籾数と幼穂形成期の生育量は比例し、さらに玄米タンパク含有率と...
リモートセンシングによる稲作環境と水稲生育情報の収集と広域診断技術(57)
摘要 水稲生育状態や各種障害の計測と広域診断技術を開発することを目的とし、次のような成果が得られた。■ 水稲群落の分光反射スペクトルは、茎葉が増加する栄養生長期間と生殖生長期間、穂による反射が加わる出...
摘要 水稲の収量成立を物質生産と形態形成の両面からモデル化し、新しい生育予測・作柄診断技術を開発することを目的とし、次のような成果が得られた。■活着後最初の葉齢調査データと最寄りのアメダス地点の日平...
摘要 アメダス気象データを用いた作柄診断モデルと類似年検索手法を開発することを目的とし、次のような成果が得られた。■ 冷害危険度、稲作の重要度などを考慮して71アメダス監視地点を設定して、時別・日別の気...
摘要 冷害時におけるいもち病発生の予測精度を高めるために、2つの基幹技術を開発する。■いもち病の総合防除意思決定支援システムの開発:12年度には低温状態における水稲のいもち病菌に対する感受性の変動を...
リモートセンシングによる稲作環境と水稲生育情報の収集と広域診断技術(56)
摘要 地上における近接リモートセンシングにより葉いもちおよび穂いもちの感染によって反射率が特異的に変化する波長域を明らかにし、被害度を判別するためのスペクトル指標を作成した。また、人工衛星や航空機多...
摘要 アメダス1キロメッシュ気象情報を用いて葉いもち予察情報による広域監視システムを開発し、その有効性を検討した。今期は高温多照でいもち病の発生が少なかったために有効性の検討はできなかった。またアメ...
摘要 同伸葉・同伸分げつ理論に基づく穂数の決定過程の診断手法を検討した。それによると有効穂数を予測するためには、最高分げつ期から出穂期までの日射量と気温が有効茎歩合に及ぼす影響を数量的に評価する必要...
リモートセンシングによる稲作環境と水稲生育情報の収集と広域診断技術(71)
摘要 登熟の進展に伴う稲群落の分光反射率の変化について、穂と茎葉のそれぞれと群落・個体の分光特性を精査した。穂では黄熟期からクロロフィルa,bが崩壊するため、600nm-700nm付近の反射率が高く...
摘要 気温1キロメッシュデータ利用システムは、生育各時期の冷温障害発生危険地帯を特定や成熟期の推定などに有効に活用できた。また、有効積算気温法による障害型冷害危険期と被害程度は、幼穂形成期を基点とし...
リモートセンシングによる稲作環境と水稲生育情報の収集と広域診断技術(60)
摘要 冷害やいもち病などによる生育障害を検出するスペクトル指標の作成や衛星画像の解析の基礎とするため、水稲生育ステージを特徴づける波長域を検討した。田植えから幼穂形成期では、反射率は550nm付近を...
摘要 開発中の冷害危険度地帯別収量予測モデルを用いて、9年度の作柄を予測したところ、ほとんどの地帯では妥当な予測値となったが、盛岡・紫波・尾花沢を含む地帯では予測値と実況値とが大きく異なった。このこ...
大区画圃場の栽培管理を支援するための圃場・作物診断技術の開発(153)
摘要 大区画圃場における水稲生育状況を迅速かつ簡便に把握するための産業用無人ヘリ利用の空撮システムを開発し,その有効性を検証した。空撮システムは,ヘリ搭載カメラ,ビデオ,モニターと送受信装置からなり,高...
リモートセンシングによる稲作環境と水稲生育情報の収集と広域診断技術(122)
摘要 温度勾配温室で作出した不稔障害発生に起因する成熟程度を異にするイネの分光反射特性を計測したところ、400~520nm、585~720nm、1435~1480nm、1885~2000nm付近に特徴的な変化が見られる。黄熟期から成熟...
摘要 アメダス監視61地点近傍の水稲の生育温度反応を解析したところ、温度反応の地域性は県間には認められなかったが、地点間では有意な違いがあり、移植期から幼穂形成期までの時期に生じた。このことから、水稲...
リモートセンシングによる稲作環境と水稲生育情報の収集と広域診断技術
摘要 衛星ならびに航空機搭載センサによるリモートセンシング技術は近年急速に進歩し、その利用の範囲が拡大しつつある。そこで、12年度までに、地上での分光計測、航空機多波長域走査センサ、ならびに衛星セン...
摘要 近年の異常気象により東北地域の水稲作柄は著しく不安定なために、行政・普及・生産者からは冷害の早期警戒・予察のための総合的な地域管理システムの構築が強く要請されている。そこで、10年度までに既に...
摘要 東北地方の水稲作は冷害に象徴されるように気象災害に遭遇する危険度が高い。そのため、持続的な安定生産のためには立地環境や生産構造の広域把握、やませ気候の特性に基づく冷害危険度評価、さらには早期警...