摘要 気候温暖化に伴う環境変動については、1)北海道十勝地方では、過去には土壌凍結が発達していたため融雪水の下方浸透が抑制されていたが、土壌凍結が減少した近年は融雪水の浸透が促進され土壌水分移動量が...
h.キャベツ、ねぎ、レタス等の業務用等需要に対応する低コスト・安定生産技術の開発
摘要 1)キャベツの裂球発生には栽培中の土壌水分含量の影響が大きく、球内部の形状変化が裂球と関係していることを明らかにした。加工用ほうれんそうの小型電動収穫機を開発した。2)キャベツの追肥量調整のた...
主要作物のカドミウム吸収・蓄積を抑制するための総合管理技術の開発
摘要 1.目的、食品のカドミウムに関する国際基準値の設定を想定して、土壌属性データによるリスク評価法について検討する。、 また、イネ・ダイズを対象としたカドミウム負荷を軽減するための営農対策技術とし...
2.環境規範に対応する家畜糞堆肥の窒素肥効評価システムの確立
摘要 目的:家畜ふん堆肥中の即効的成分と緩効的成分の簡易な評価法を開発し、それらを用いて堆肥の種類別に堆肥センターや普及センター等での利用を想定した肥効評価マニュアルを策定する。また多肥の連用等で土...
11 環境調和型病害虫制御技術の確立 (1) 土着天敵類の働きを利用したリンゴ病害虫防除体系の確立 1) リンゴ園で利用可能な土着天敵類の検索と利用法の検討 (ii) 土着天敵に対する農薬の影響調査
摘要 目的:各種天敵類に対する農薬影響評価法を検討する。 成果:評価法として、ワタムシヤドリコバチ及びキンモンホソガトビコバチともドライフィルム法が適していた。
摘要 【目的】立地条件の1つとして,窒素およびケイ酸の天然供給量を適正に評価する手法を確立し,減農薬・減化学肥料栽培体系マネージメントに資することを目的とする。【主な成果】リン酸緩衝液抽出法を用いた...
[環境保全型農業強化推進事業]1.水系環境を考慮した土壌管理技術の開発と環境評価 ア.土壌水分の動態把握 イ.減化学肥料栽培に向けた施肥法の検討
摘要 主要果樹であるおうとう園をモデルとして、施肥窒素の地下水汚染への影響や施肥窒素が樹体生育や収量に与える影響を確認し、施肥改善対策を確立する。また、これにあわせ全県エコエリア構想、エコファーマ...
10.県内産肥料及び堆肥の調査及び調査手法の開発 (1)堆肥特性情報のデータベース化と堆肥特性評価指標の策定 (ア)堆肥の品質評価法の開発
摘要 目的:県内各地域で流通している有機性廃棄物を利用製造された堆肥の品質評価手法を開発し、堆肥の有効利用の促進を計る。 計画:(1)堆肥の腐熟度評価指標の開発、(2)堆肥成分の簡易評価法の開発 期待され...
摘要 家畜ふん堆肥について農業環境規範で求められる適正な施肥を行なうために、家畜ふん堆肥中窒素成分の迅速な肥効評価法の開発、肥効の検証、適正利用促進ツールの開発等により併用する化学肥料の施用量を過不...
主要作物のカドミウム吸収・蓄積を抑制するための総合管理技術の開発
摘要 1.目的:食品のカドミウムに関する国際基準値の設定を想定して、土壌属性データによるリスク評価法について検討する。また、イネ・ダイズを対象としたカドミウム負荷を軽減するための営農対策技術として水...
農業環境規範遵守のための家畜ふん堆肥の肥効評価システムの確立
摘要 目的:堆肥の肥料的効果を勘案した適正な施肥基を実施することが農業環境規範で求められており、これを実現するため、家畜ふん堆肥の迅速な肥効評価法を開発し、これをマニュアル化する。 計画:家畜ふん堆...
有機質資材施用によるミズナの品質への影響とδ15N利用による評価法の検討
摘要 目的:有機質資材に由来する窒素の吸収をδ15Nを用いて解明し、低硝酸で高品質なミズナを生産するための有機質資材の施用を行い、化学肥料の低減を図る。計画:δ15N利用による有機質資材 施用及び化学肥料...
摘要 近年の不適切な土壌管理により、地下水への肥料成分の流出、生育障害が懸念される。これらの解決のため、土壌の持っている浄化作用、地力保持機能を活用し、農業の環境負荷低減技術を確立することが目的であ...
作物の品質評価と品質向上に関する研究 1)水稲の品質評価技術の確立
摘要 目的:高温登熟が水稲の外観品質や成分、食味に及ぼす影響を調査し、高温条件における品質評価技術や品質低下軽減技術を確立する。成果:(i)登熟温度25℃以上の高温条件において食味を評価する指標としてはテ...
摘要 近年の不適切な土壌管理により水質汚濁や生育障害を引き起こしている。これらの解決のため、土壌の持っている浄化作用、地力保持機能を活用し、農業の環境負荷低減技術を確立することが目的である。1.有機...
摘要 2005年からの臭化メチルの使用禁止に伴い、熱水消毒や太陽熱消毒等が試みられているが、これらの土壌微生物相への影響は明らかにされていない。そこで、微生物相を的確に把握できる診断技術を明らかにする...
作物の品質評価に関する研究 (1)水稲の品質評価技術の確立 (i)高温条件下における品質評価技術の確立
摘要 「つくしろまん」「ヒノヒカリ」を供試し、移植時期を5月17日、6月10日、6月23日の3水準設定して収量や品質を調査した。両品種ともに、収量や検査等級、外観品質、整粒歩合は6月23日植の遅植区が優れた。移...
各種堆肥の品質評価技術開発と家畜ふん堆肥の地域循環利用システムの解明
摘要 i)地域有用農産物を対象とする家畜ふん堆肥の肥料効果と堆肥品質評価基準を策定し、研究成果集「家畜ふん堆肥(生ごみ堆肥)の品質・成分の簡易評価と利用」を刊行した。ii)堆肥センターを核とした家畜排せ...
摘要 i)易分解性有機物を多く含む未熟な生ごみ処理物を施用した場合に生ずる窒素の有機化によるコマツナの生育停滞は、土壌の培養試験から推定した有機化量の約2/3の窒素施肥により解消できた。この有機化量は、...
エンドファイト窒素固定評価技術の開発と最適窒素固定条件の解明
摘要 作物体内の内生菌による窒素固定について、サツマイモ体内各部位からRNAを抽出しRT-nestedPCRにより窒素固定遺伝子(nifH)の発現を明らかにした。機能している窒素固定nifH遺伝子の類似性から菌種の推定を...