摘要 人工気象室での試験から気温40℃以下、培養液温25℃以下で栽培することが望ましく、場内試験では、培養液温が30℃を超えないよう井戸水で冷却することで、収量が15%増収した。現地では培養液温が25℃に維持さ...
摘要 当該プロジェクトでの開発技術(ネギ、ブロッコリー、ニンジン、レタスの販売時期拡大)が導入された場合の産出額向上効果の推定と産地支援策の提言を行うために、技術の受容性を聞き取り等で把握しつつ、...
摘要 10月、11月の年内どりレタスにおいて高収量が望まれる有望品種を選定した。12月収穫では収量性に優れ、べたがけ栽培に適する品種を選定した。また、館山市内の現地圃場にてべたがけ栽培の収量性を確認した...
摘要 昨年度の試験で収穫適期と判断した12月と1月に収穫したニンジン年次格差を確認し、品種間の貯蔵適性を明らかにした。現地試験を実施し、研究室内と同様に長期貯蔵可能であることが分かった。包装の省力化...
摘要 春夏どりニンジンの抽台軽減対策として、花芽分化と抽台時期との関係を調査した結果、2月中旬播種における花芽分化は収穫開始前後にあたる5月下旬~6月上旬に始まり、その2~3週間後に抽台することが...
摘要 冬どり延長作型では、追肥の有無による生育差が見られなかったことから、追肥は必要ないと考えられた。 春どり前進の作型では、4月下旬収穫のトンネル栽培の代替としてべたがけ栽培可能で、1月下旬に...
摘要 春どり栽培の延長では、品種に「初夏扇2号」及び「羽緑2号一本太」を用い、7月中下旬に播種し9月上中旬に定植することで、4月下旬に収穫可能である。初夏どりネギ栽培ではトンネル内最高気温が厳寒期...
Ⅰ-1 産出額向上や収益力の強化に向けた研究の推進 [3] 野菜の高品質・高生産技術の確立 3 暖地特産野菜の生産安定技術の確立 (1)食用ナバナにおける秋期の気象災害への対策技術の確立
摘要 潮風害を想定した塩水処理試験を行い、障害度と収量の関係を明らかにした。また、中晩生品種の早播きにより、適期に播種した場合と同等の収量を確保することができることが明らかとなった。次年度以降に気...
摘要 11月播種、2月収穫のトンネル冬どりコカブを対象とした品種審査会で、種苗会社から出品された11品種を供試した。その結果、外観や揃いが良く収量性に優れ、凍害等に強い「大島交配 K316」(東洋農事(株...
Ⅰ-1 産出額向上や収益力の強化に向けた研究の推進 [3] 野菜の高品質・高生産技術の確立 2 露地野菜の安定生産技術の確立 (4)秋どりブロッコリーの優良品種の選定(第69回千葉県野菜品種審査会)
摘要 台風による傷みや根こぶ病の発生があったことから、審査会は当初の予定から遅れ、11月16日に開催された。審査の結果、11月中旬どりに適したブロッコリー品種として花蕾の形状や揃いが良い「AB-180」、「BL...
Ⅰ-1 産出額向上や収益力の強化に向けた研究の推進 [3] 野菜の高品質・高生産技術の確立 2 露地野菜の安定生産技術の確立 (3)ネギの台風前後の管理指針の確立
摘要 倒伏後の回復が早く、収穫時の曲がりが少ない品種として、「夏扇タフナー」、「K7-118」及び「羽生一本太」が考えられた。また株の重さが大きい品種ほど倒伏後の回復が遅かったことから、「夏扇4号」、「...
Ⅰ-1 産出額向上や収益力の強化に向けた研究の推進 [3] 野菜の高品質・高生産技術の確立 2 露地野菜の安定生産技術の確立 (2)スイカの省力整枝技術が作業性と品質に及ぼす影響
摘要 省力整枝は農作業時間を減少するが、空洞果が増加することが明らかとなった。空洞果は遊びつるのカットやかん水により減らすことが可能であった。省力整枝後の対応については、草勢が弱いときは孫づるをそ...
Ⅰ-1 産出額向上や収益力の強化に向けた研究の推進 [3] 野菜の高品質・高生産技術の確立 2 露地野菜の安定生産技術の確立 (1)盛夏どりメロンの高温対策技術の確立
摘要 赤肉メロン「夏のクインシー」では着果後のトンネル換気の程度の違いによる果実肥大への影響は見られなかった。遮光の有無による日やけ果発生率に差は確認されず、糖度上昇が抑制されたことから遮光の必要...
Ⅰ-1 産出額向上や収益力の強化に向けた研究の推進 [3] 野菜の高品質・高生産技術の確立 3 暖地特産野菜の生産安定技術の確立 (2)3月どりレタスの優良品種の選定 (第69回千葉県野菜品種審査会)
摘要 3月どりレタスを対象に、各種苗会社より出品された12品種について生育及び品質について審査を行い、優良品種3点を選定した。
Ⅱ-1 環境にやさしい農業を推進する研究の強化 [15] 農業の環境負荷軽減化技術の開発 2 有機農業技術の調査及び解析 (1)水稲有機栽培における米ぬか散布及び中耕除草併用技術の確立
摘要 移植7日後及び18日後の2回の中耕除草を前提に有効な栽植密度を調査した。慣行栽植密度(18.5株/m2)では中耕除草による欠株等の物理的影響で穂数が減少した結果減収したが、植付け時の栽植密度を20.8株/...
Ⅱ-1 環境にやさしい農業を推進する研究の強化 [15] 農業の環境負荷軽減化技術の開発 2 有機農業技術の調査及び解析 (2)ニンジンしみ症の発生が抑制されている有機栽培圃場の病害抑制要因の解明
摘要 複数のニンジン有機栽培圃場及び慣行栽培圃場の耕種概要を生産者から聞き取るとともに収穫物調査を実施した。その結果、慣行栽培圃場(品種:愛紅)のしみ症発生率が29~67%であったのに対し、同一品種を...
摘要 千葉、東葛飾、印旛農業事務所管内の38地点及び草地1地点において、土壌の採取を行い、炭素及び窒素貯留量を分析した。深さ30㎝までの土壌炭素量及び窒素量は樹園地が最も多かった。また、生産者にアンケ...
摘要 水田では、第1層と第2層の土壌炭素量及び窒素量を比べると、いずれの区においても第1層が多かった。普通畑では、堆肥連用区のキャベツ及びダイコンの収量が、化成肥料単用区に比べて増加した。また、深...
摘要 千葉、東葛飾、印旛農業事務所管内の38地点において、断面調査及び土壌の化学性・物理性分析を行った。その結果、野菜畑、野菜施設及び樹園地で可給態リン酸の蓄積が認められ、野菜畑で交換性石灰含量が増...
摘要 可給態リン酸含量が診断基準値を超えている褐色低地土の現地トマト栽培圃場において、基肥のリン酸を無施用として、抑制栽培を実施した。その結果、リン酸の施用量を減らしても、トマトの生育及び収量に影...