暑熱期における牛繁殖性向上技術の確立 1)採胚成績向上を目的とした繁殖牛栄養コントロール技術の開発
摘要 目的:目的:黒毛和種繁殖雌牛の栄養コントロールにより,過剰排卵処置時のホルモン反応を高め,採胚成績を向上させる。 成果:ホルモン反応対象となる小卵胞については増加が確認されたが、大卵胞数の増加...
増大する自然災害・生物被害から森林を守るための技術開発 1)九州・四国地域の若齢造林地におけるシカ被害対策の高度化
摘要 目的:シカ被害対策におけるツリーシェルターと大苗の有効性を明らかにし、これらの施業オプションを提示する。 成果:樹高155㎝以上のスギ大苗は、シカによる主軸の食害を回避して成長することができる。
増大する自然災害・生物被害から森林を守るための技術開発 2)樹木根系の分布特性の多様性を考慮した防災林配置技術の開発
摘要 目的:九州北部豪雨による崩壊発生条件の解明とともに立地環境と樹木根系の分布特性の多様性を明らかにし、山地災害の発生率リスク予測に基づく防災林配置技術を開発する。 成果:花崗閃緑岩地域では、①雨量...
環境に配慮した森林づくりに向けた施業技術の開発 2)放置竹林拡大抑制技術の開発
摘要 目的:放置竹林拡大予測技術の開発と人工林への竹林拡大抑制技術の実証 成果:竹林拡大予測により効率的な竹林対策が期待できる。
地域特産鶏の生産技術の開発 2)遺伝子マーカーを用いた肉用鶏の生産性向上
摘要 目的:「はかた地どり」「はかた一番どり」の遺伝子型と発育性との関連性を暑熱期を含めて明らかにし、夏場における生産性向上を図る。
地域特産鶏の生産技術の開発 1)「はかた地どり」の早期出荷のための肉質改善技術の開発
摘要 目的:「はかた地どり」の肉質を向上させ適正体重で出荷する低コスト技術を開発する。 成果:「はかた地どり」の肉質は、飼育期間を短縮しても、旨味成分に違いは見られなかった。また、暑熱期に飼育期間を...
県産黒毛和種子牛を活用した高品質牛肉生産技術 2)肉用牛生体情報を活用した肉質診断技術の開発
摘要 目的:肉用牛生産現場において超音波診断画像から肉質(脂肪交雑)を推定。 成果:超音波診断装置を用いた肉質診断は、B.M.Sナンバー10以上の肥育牛の選抜に優れている。
県産黒毛和種子牛を活用した高品質牛肉生産技術 1)博多和牛の高品質・高付加価値化のための生産技術開発
摘要 目的:牛枝肉の精肉歩留り、肉質、食味性に特徴のある博多和牛の生産技術を開発する。 計画:育成期~肥育前期(6-13月齢)にバイパス蛋白質を添加することで発育性向上を図る。また、肥育後期における米粉...
暑熱期における牛繁殖性向上技術の確立 3)早期胚死滅を軽減させる簡易移植技術の確立
摘要 目的:受精胚への簡易処理により子宮内早期死滅を軽減し受胎率向上を目指す。 成果:胚品質を向上させるレスベラトロールで凍結融解胚を処理したところ1時間でも目的タンパクに作用していることが分かった...
暑熱期における牛繁殖性向上技術の確立 2)子宮内の精子生存性向上による牛性選別精液人工授精技術の確立
摘要 目的:性選別精液において子宮内での生存性を高めるため抗酸化剤の一種であるレスベラトロール処理を行い、融解後の精子の生存性を向上させる。 成果:融解後の希釈液にレスベラトロールを添加することによ...
ニワトリ遺伝資源の保存技術の確立 1)原種鶏における始原生殖細胞採取技術の確立
摘要 目的:始原生殖細胞の効率的な採取技術を確立し、原種鶏の保存を確実に行う。
飼料作物の安定多収な周年生産・利用技術の開発 1)α-リノレン酸含有脂肪酸カルシウム給与による乳牛の繁殖性改善技術の確立
摘要 目的:α‐リノレン酸は、卵子の品質向上や黄体機能強化に関与することが報告されている。そこで、泌乳初期牛にα‐リノレン酸含有脂肪酸カルシウムを給与して乳牛の繁殖性改善技術について検討する。 成果:例...
果樹における品種・系統適応性検定及び種苗増殖 1)カキ、ナシ等品種・系統適応性
摘要 目的:西南暖地に適した優良品種の普及により、カキおよびナシ産地の競争力強化を図る。 成果:果樹茶研究部門育成の新系統の樹体特性の調査を開始した。いずれの系統も生育は順調で、果実品質の評価ができ...
キウイフルーツの栽培技術開発 1)キウイフルーツ花粉採取専用樹形による作業効率・軽労化技術の確立
摘要 目的:キウイフルーツの新たな花粉採取システムの構築を図り、花粉の自給率向上と果実の安定生産を図る。 成果:Tバー仕立て(定植5年目)では、慣行区と比べて負荷が強い姿勢が軽減されるとともに、脚立も...
ナシの栽培技術開発 1)西南暖地に適したナシ花粉採取用品種の選抜および栽培適性の解明
摘要 目的:鳥取大学が育成している低温要求量の少ない5系統のうち、西南暖地に適した特性を有する系統を選抜し、花粉の自給率の向上と果実の安定生産を図る。 成果:鳥大系統は全てが対照品種に比べて発芽・採花...
ブドウの新品種の育成 1)生食用ブドウのゲノム育種情報基盤の確立と先導的な育種素材の開発
摘要 目的:ブドウの糖組成に関する遺伝解析ならびに糖組成を遺伝的に改変した育種材料の開発を行う。 成果:ショ糖型は還元糖型に対して潜性遺伝することを明らかにした。また、先導的な育種素材作出を目的とし...
カキの栽培技術開発 1)カキの低樹高ジョイント仕立てによる超省力生産技術の開発
摘要 目的:カキ栽培の省力生産技術の確立により、農家の経営規模拡大と収益性向上を図る。 成果:ジョイントV字樹形における摘蕾・摘果・収穫・せん定の10a当たり作業時間は大きく削減され、4作業の合計時間は...
カンキツの栽培技術開発 1)カンキツの双幹形仕立てによる省力生産システムの構築
摘要 目的:温州ミカン栽培の省力生産技術の確立により、農家の経営規模拡大と収益性向上を図る。 成果:SS防除時の薬剤付着率は、双幹形が開心自然形より高い。自動防除機、自動草刈機を活用することで防除・除...
イチゴ新品種の開発 1)雄性不稔を利用した種子繁殖型イチゴ品種の開発
摘要 目的:雄性不稔系統を種子親とした種子繁殖型イチゴ品種を開発のため、育苗方法、栽培方法、採種方法を確立し、品質評価を行いながら有望系統を絞り込み雄性不稔系統を種子親とした種子繁殖型イチゴ品種を開...
ナス新品種の開発 1)低紫外線下でも着色優良な単為結果性ナス新品種育種技術の開発
摘要 目的:ナスでの紫外線カットフィルムの利用を可能とするため、低紫外線下でも着色優良な単為結果性ナス新品種育種技術を開発する。 成果:近紫外線除去フィルム被覆下において、果皮着色性に優れる紫外線非...