トルコギキョウ冬季栽培において発蕾後の高窒素条件はブラスチング発生を促進する
要約 トルコギキョウの冬季栽培において、ブラスチング発生に窒素栄養が影響する。発蕾後の窒素施肥濃度がブラスチング発生に強く影響し、発蕾後の窒素施肥濃度が高いほど小花のブラスチング発生が助長されるため...
カーネーション栽培における石炭灰培地が収量および品質に及ぼす影響
要約
カーネーション栽培(品種「ノラ」)に火力発電所から副産物として産出される石炭灰(以下クリンカ) を培養土素材として利用すれば、従来と比較して同等の収量が得られ、11~12月と4...
バラ養液栽培における誘電率土壌水分センサを用いた給液制御が収量・切り花品質に及ぼす影響
要約 バラのロックウール栽培において、誘電率土壌水分センサを用いて培地内水分率を70 ~ 75%に制御する給液をすると、給液量と排液量を削減でき、採花本数と切り花品質が慣行に近くなる。 背景・ねらい バラの...
要約 ヒートポンプによる夏季夜間冷房を行ったバラ温室では、温室内の温湿度が低下し除湿され、夜間のバラの蒸発散量は増加する。夜間冷房を行った温室で栽培したバラは、日持ち日数が長くなり、観賞期間中の灰色...
杉バークを培地としたバラの循環式養液栽培における養液の加温効果
要約 循環式養液栽培において加温した養液で培地温度を高めると切花本数が増加する キーワード バラ、循環式養液栽培、培地加温 背景・ねらい トマトなどで、生産性を維持しつつ暖房経費を節減する方法の一つに、...
要約 バラの養液循環式栽培において、粒状バーミキュライトやコイア繊維を熱融着性繊維を用いて固化させた培地での発根率や切り花収量および品質は、ロックウールマットと同等以上である。 キーワード バラ、代替...
要約 バラの養液栽培における排出肥料削減技術として、間欠給肥法と底面給液を組み合わせた栽培システムを開発した。この技術により、バラの収量は従来のロックウールかけ流し式と同程度で、投入肥料は66%削減、...
要約 時間流量12L/hrの給水停止機構を備えたボタン型点滴潅水装置に、60の吐出孔を持つ点滴チューブを接続すれば、点滴孔当たりの時間流量0.2L/hrの極微量潅水同時施肥が可能となり、保水量が少なく、透水性の高...
要約 粉砕杉皮を高温、高圧で成型・固化した固形培地は、バラの養液栽培に利用でき、ロックウール栽培と同等の品質、収量が得られる。 キーワード バラ、杉皮、樹皮、固形培地 背景・ねらい 本県では低コストで環...
要約 ロックウール栽培の余剰養液処理システムは、夏秋トマト栽培において戻り液の75%を再利用し、残り25%の排液中に含まれる窒素をイオウ酸化菌によりガス化して空中に発散させ、リンを浄水場発生汚泥に吸着さ...
石灰硫黄系資材を濾材としたバイオジオフィルターによる養液栽培排液の浄化
要約 バイオジオフィルター水路の濾材として石灰硫黄系資材を用いることで、窒素やリンを高濃度に含む養液栽培排液を施設面積の3.5%程度の水路で効率的に浄化でき、窒素濃度を通年10 mg L-1以下に低減できる。 ...
スターチス・シヌアータのプランタを用いた養液栽培における給液量
キーワード スターチス・シヌアータ、養液栽培、給液量 背景・ねらい スターチス・シヌアータの杉皮とボラの混合培地を用いた養液栽培における適正な給液量を検討する。
成果の内容・特徴
モミガラくん炭を用いたバラの養液栽培における安定生産のための給液管理技術
要約 バラの養液栽培においてモミガラくん炭培地を用いる場合、気相率が高いため、給液量をロックウール栽培よりも25%増やし、給液回数は1日最低6回が必要である。また、同培地における給液ECを通年0.8mS/cmとロ...
石灰硫黄系資材を濾材としたバイオジオフィルターによる養液栽培排液の浄化
要約 バイオジオフィルター水路の濾材として石灰硫黄系資材を用いることで、窒素やリンを高濃度に含む養液栽培排液を施設面積の3.5%程度の水路で効率的に浄化でき、窒素濃度を通年10 mg L-1以下に低減できる。...
フェノール発泡樹脂培地によるスプレーカーネーションの据え置き養液栽培
要約 粒状のフェノール発泡樹脂を培地に用いるスプレーカーネーションの養液栽培では、切り花本数および品質はロックウール培地と同等である。また、この培地は株を据え置く2年切り栽培にも適用できる。 キーワー...
要約 2タイプのカーネーション品種について養分吸収の推移および吸収量を把握するため、養液栽培により検討した。養分吸収速度は、生育が進むにつれて増加し、2~5月に最大となる。1月までは品種間差は小さく、そ...
要約 補給液用と循環液用の2つの系統で給液する2系統循環式養液栽培で、バラ「ローテローゼ」を栽培することで、養液を廃棄することなく、掛け流し式と同等の収量品質を得ることができる。 キーワード バラ、循...
簡易養液栽培システムを用いたスターチス・シヌアータの定植適期および株養成期間
要約 スターチスのプランターを利用した養液栽培により、定植時期の前進化が図れ、8月中旬頃の定植で、定植後50日間抽台花茎を除去しながら株養成すると、年内に70cm以上の上物切り花が多く得られる。 キーワード...
要約 緩液ろ過法による除菌ユニット等をエアリッチ・カンエキ方式に組み込んでや山形園試で開発した循環式養液栽培システムは、バラの栽培適応性が高く、かけ流し式養液栽培に比べて、収量、品質に大差ない栽培が...
要約 液肥は、毎日午前9時に点滴チューブから一定量(年間施用量÷365日)を1回施用する方法で、10a当たり年間窒素施用量は、バラ栽培では約80kg、ガーベラ栽培では約40kgが適当である。 キーワード 液肥、隔離ベ...