要約 バイオ燃料原料として国内で生産可能な資源作物について、栽培に必要な農業生産資材や農業機械によるエネルギー消費量、資材等の価格や労力、収量及び成分をとりまとめたデータベースである。利用者は、デー...
耕うん同時畝立て播種機を利用した飼料用トウモロコシの湿害軽減技術
要約 飼料用トウモロコシは、生育期間中の地下水位が-40cm以上になる日数割合が増加すると収量が低下する。耕うん同時畝立て播種機で畝立て栽培を行うと、土壌水分が低下し、収量が増加する。湿害を受けて低収量...
アントシアニン高含有トウモロコシサイレージの発酵品質とアントシアニンの安定性
要約 アントシアニン高含有トウモロコシ系統は通常型品種と同様にpHが低い良質なサイレージが調製できる。また、長期間貯蔵しても、品質の変化は小さい。トウモロコシのアントシアニン含量はサイレージ貯蔵中に減...
トウモロコシは不耕起栽培でも耕起栽培と同等の収量性が得られる
要約 黒ボク土圃場で不耕起栽培されたトウモロコシの初期生育、耐倒伏性、雌穂重割合、乾物収量は耕起栽培のそれらと同等であり、4年程度の継続であれば収量性に顕著な低下はみられない。また、不耕起栽培時の雑...
要約 飼料用ソルガム「リトルソルゴー」、「三尺ソルゴー」、「風立」を障壁作物として栽培することにより、野菜ほ場における農薬のドリフトを低減できる。また、農薬散布時に低減ノズルを併用すると低減効果は向...
飼料用トウモロコシF1における部位別のアントシアニン含量の経時的変化
要約 トウモロコシのアントシアニンは茎、葉および雌穂の各部位に含有し、その含量は葉中で最も高く、糊熟中・後期から成熟期にかけて各部位でその含量が増大する。乾物中の葉重割合は糊熟中・後期から黄熟初・中...
飼料用トウモロコシと濃厚飼料を混合調製した細断ロールベールサイレージの特性
要約
南方さび病に強くTDN多収の晩播・夏播き用トウモロコシ新品種「なつむすめ」
要約 トウモロコシ新品種「なつむすめ」は、晩播・夏播き用品種で、南方さび病に極めて強く、耐倒伏性に優れ、乾物収量および乾雌穂重割合が高く、TDN含量、TDN収量ともに高い。 キーワード トウモロコシ、晩播、...
要約 水稲新品種「モミロマン」は温暖地東部での出穂期が中生の晩に属する粳種である。玄米収量が多く飼料米として期待できる。また、黄熟期のTDN収量も高い。直播栽培にも適し、関東以西向け飼料米・稲発酵粗...
イネの誘導抵抗性に関わる転写因子WRKY45の発見とその利用
要約 イネにおいて抵抗性誘導剤ベンゾチアジアゾールの作用に必須の役割を担う転写因子WRKY45を見出し、この転写因子を過剰発現させたイネが、いもち病および白葉枯病に極めて強い抵抗性を示すことを明らかにした...
要約 フタテンチビヨコバイは、九州中部では7月下旬から密度が増加し、9月に発生ピークを迎える。本種は夏期から秋期にかけてはオヒシバやメヒシバ等のイネ科植物上で増殖し、冬期は主にササで成虫越冬する。 キ...
消化性に優れる極晩生ソルゴー型ソルガム新品種「東山交29号」
要約 飼料用ソルガム「東山交29号」は、高消化性遺伝子を有するために高消化・高嗜好で、倒伏に強い極晩生ソルゴー型品種である。 キーワード ソルガム、サイレージ、品種、飼料、極晩生、高品質、飼料作物育種 ...
要約 乳牛のふん尿の堆肥化時にバイオディーゼル燃料(以下BDFとする)製造副生成物を5%程度添加することにより、堆肥化初期温度の立ち上がりが早くかつ高くなり発酵期間が短縮される。また、連続的に添加す...
要約 ソルガムにおけるN, P2O5, K2O, CaO, MgOの作物体乾物中濃度および単位面積あたりの吸収量はタイプ・品種によって異なり、スーダン型ソルガムまたはスーダングラスの中にクリーニングクロップとして有望な品...
自走式細断型ロールベーラにより収穫した稲発酵粗飼料の飼料特性
キーワード 細断型ロールベーラ、稲発酵粗飼料 背景・ねらい 都府県向けに、1台の機械で、青刈りトウモロコシ、牧草、飼料イネの収穫に対応でき、高密度ロールの成形が可能な自走式細断型ロールベーラの開発が進...
要約 セミソリッドふん尿処理農家の既存施設に後付けで設置可能な固液分離装置として、マニュアスプレッダをふん尿供給機に改造して固液分離機の上部に配置した装置を開発した。装置の利用費用は経産牛80頭および...
とうもろこしサイレージ多給・配合飼料無給与による授乳期の母子羊の飼養法
要約 チモシー主体乾草不断給与下において、とうもろこしサイレージ+アルファルファ乾草給与により、単子の75%、双子の25%が発育標準の平均離乳時体重を超える。母羊の体重減少も日本飼養標準の基準内であり、...
飼料用トウモロコシにおけるデオキシニバレノールの汚染実態と乳牛に及ぼす影響
要約 道内のトウモロコシサイレージ中デオキシニバレノール(DON)濃度は平均1.18ppm(n=245)であり、飼料安全法による許容基準値(4ppm)を超えるものの割合は4%である。汚染は主に圃場立毛中にFusarium gramine...
要約 市販のダイズ用不耕起播種機の播種部および施肥部に改良を加えることで、飼料用トウモロコシの不耕起播種に利用できる。 キーワード 飼料作物、トウモロコシ、不耕起、播種機、収量、省力 背景・ねらい 飼料...
フタテンチビヨコバイの加害密度・時間・部位とワラビー萎縮症との関係
要約 ワラビー萎縮症はフタテンチビヨコバイの加害密度、加害時間の増加につれて発症程度が激しくなる。本症状の特徴である葉脈隆起は植物のどの部位の加害によっても、それ以降に展開する新葉でみられる。虫を除...