要約 高冷地におけるソルガム栽培では6~7月の降水量が多い場合に、基肥:追肥(7月10日前後施用)=3:7の窒素施肥配分による施肥法が多収となり、被覆尿素肥料40日タイプを用いた全量基肥栽培は窒素分施栽培法と...
湛水条件下における土壌中イチビ及びチョウセンアサガオ種子の死滅程度
要約 強害外来雑草多発の転換畑を水田に復田し、埋土種子を死滅させることを目的に、イチビとチョウセンアサガオ種子を湛水土壌中条件下に埋土深度を変えて処理した結果、10cm以上の深さにある種子は生存し続ける...
要約 従来、水田を畑に転換すると土壌が酸化条件下におかれるため、土壌窒素の無機化が促進されると考えられてきた。しかし、培養実験およびポット試験で詳細に調べた結果、多くの水田土壌では畑条件下で土壌窒素...
要約 ショ糖合成系の鍵酵素であるショ糖リン酸合成酵素(SPS)をトウモロコシから単離し、35Sプロモーターと連結してバレイショに導入することにより、SPS活性が5倍に上昇し、塊茎重が約30%増大した形...
要約 国内産のトウモロコシのフモニシン汚染状況を調べ,一部の試料から検出した。ドライミリングによるフモニシンの除去を試みた。ドライミリングにより大部分のフモニシンが非可食部へ移行する。
要約 為替レートの変動が国内食料品価格に及ぼした影響を産業連関分析によって計測すると、1990~95年間において、畜産部門では円高メリットが大きく発生し価格引下げの一因となった。食品工業部門では総じて円高...
要約 大気ー植生間に形成される局地気象現象の解明や予測に役立つ三次元・非定常大気ー植生結合モデルを開発した。微気象モデルを局地気象モデルに組み込むことによって、植生の有無や土壌の湿潤度の差異が局地気...
要約 従来、水田を畑に転換すると土壌が酸化条件下におかれるため、土壌窒素の無機化が促進されると考えられてきた。しかし、培養実験およびポット試験で詳細に調べた結果、多くの水田土壌では畑条件下で土壌窒素...
要約 ラッカセイが持つ難溶性リン酸の吸収能力は、根長や根分泌物、あるいは最低リン酸吸収濃度(Cmin)の要因から説明することはできず、根表面と土壌粒子の接触溶解反応に起因する新しい養分吸収機構によること...
要約 コムギの半数体倍加系統を用い、穂発芽抵抗性に関連する分子マーカー(RAPDマーカー)を選抜した。その結果、抵抗性を強めるのに関連する10個と抵抗性を弱めるのに関連する5個のRAPDマーカーを見い出した。 ...
要約 水田畦畔において、茎葉刈り取り後の再伸長株にビスピリバック液剤を散布することにより、畦畔の草丈を2~3か月間抑制できる。この方法はハルガヤ、チガヤ、ノシバ等のイネ科多年生植物が優占する畦畔に活用...
要約 温暖地に適する晩生のF1品種「タチタカネ」を育成した。本品種は、耐倒伏性や黒穂病抵抗性、採種性に優れ、東北南部から関東東山地方への普及が期待される。[場所]長野県中信農業試験場・とうもろこし育種...
全粒または蒸煮圧片処理したトウモロコシと大麦の成牛における飼料価値
要約 トウモロコシおよび大麦の乾物,粗蛋白質およびデンプンの消化率は,蒸煮圧片処理によって改善される。特に,デンプンの消化率の上昇は顕著である。トウモロコシおよび大麦の可消化養分総量(TDN)は,全...
要約 稲ホールクロップサイレージの発酵特性は、pHの低下や乳酸の生成は緩やかで、酪酸の生成は調製後4日目頃から始まる。しかし、総窒素に占める揮発塩基態窒素の割合やエタノールの含有率は調製後7~14日目ま...
要約 インターネットWWW上で利用可能な、日本語版および英語版の飼料作物病害図鑑を開設した。飼料作物48種の316病害を対象に、病名、病原菌および病徴から検索し、各病害の病徴、被害、発生状況などの解説と病徴...
要約 ワルナスビ種子が混入した飼料を牛が採食すると、約60%の種子が生存したまま排出された。ワルナスビ種子を採食した牛のふんを戸外に置くと、種子の約15%が出芽した。堆肥化により雑草種子を死滅させるには...
要約 とうもろこしの高消化性分画(OCC+Oa)含量には育種母材改良集団で6.6%、エリート自殖系統で25.7%の変異幅が見られる。その遺伝には一般組合せ能力が重要で、中間親とF1組合せの間にr=0.721**の相関が見ら...
サイレージ用とうもろこし一代雑種親自殖系統「Ki11」の育成
要約 「Ki11」(ケイアイジュウイチ)は、育成地では”中生の晩”に属するデント種で、組合せ能力や耐倒伏性、採種性に優れた自殖系統である。サイレージ用とうもろこしのF1品種の親系統として利用できる。 ...
要約 重窒素同位体希釈法により測定される土壌中の窒素無機化速度と有機化速度は小麦収穫物残渣のみをすき込んでも大きく変化しないが、硫酸アンモニアを同時に施用することにより増大する。これらの速度は土壌...
サイレージ用とうもろこし一代雑種親自殖系統「Na34」の育成
要約 「Na34」(エヌエイサンジュウヨン)は、デント種で、やや晩生に属し、ごま葉枯病抵抗性、紋枯病抵抗性及び組合せ能力に優れた自殖系統である。サイレ-ジ用 背景・ねらい 普及 わが国における環境...