要約 ダッタンソバ「北系1号」は自殖性で、畑作地帯だけでなく、普通そば(他殖性、虫媒)が栽培できない冷涼な地帯でも栽培できる。普通そばより収量性が高く、機能性成分であるルチン含有量も多いが、子実は小さ...
乳牛用飼料として優れる高消化性ソルガム品種「葉月」のロールベールサイレージ
要約 bmr遺伝子を保有するソルガム品種「葉月」のロールベールラップサイレージはスーダングラス「ヘイスーダン」よりも乾物中の可消化養分総量が10%程度も高く,搾乳牛によって乾物重量で1日あたり6~10kg採食...
リバース走行トラクタと直装型フォレージハーベスタによる収穫技術
要約 後ろ向きに着座できるリバース走行トラクタに3条用の直装型フォレージハーベスタとボンネットワゴンを取り付けて、トウモロコシ等の長大作物を収穫する技術である。作業者 は後方に振り向くことなく作業が...
泌乳初期乳生産における食品製造副産物に由来する繊維の有効利用
要約 TMR中に食品製造副産物を6割混合した場合でも、NDF含量、非分解性蛋白質割合および粗脂肪含量に留意して、製造副産物中の繊維を活用することにより、牛の消化生理を損なうことなく低コストな乳生産を実現で...
食品製造副産物と粉砕トウモロコシの給与が泌乳初期乳生産に及ぼす効果
要約 食品製造副産物であるビール粕およびトウフ粕多給時にみられた泌乳量の減少を改善するため、TMR原物中にトウモロコシを25%配合することにより、泌乳量が増加した。また、トウモロコシの加工形態を加熱圧ぺん...
高冷地におけるソルガムの密植栽培とカッティングロールベーラ体系による収穫調製技術
要約 高冷地におけるソルガムの密植栽培とカッティングロールベーラ体系による収穫調製技術より「スズホ」を密植し、10月上~下旬にカッティングロールベーラで収穫・調製する体系を組み立てた。この体系の収穫・...
要約 各地より収集した黄熟期のトウモロコシの微量要素(Fe、Mn、Zn、Cu、Mo、Co、Ni)濃度について実態を明らかにした。Fe、Mn、Coは、日本標準飼料成分表に示された乳熟期の値と比べて低い濃度である。 背景・ね...
要約 チモシー主体草地の平均年間乾物収量は農家刈取り実態の場合930kg/10a、1、2番草TDN含量はそれぞれ59.2%、56.3%である。栄養価を重視して1番草を出穂始め、2番草をその50日目に刈取る場合、収量は765kg/10...
要約 乳用牛に給与する混合飼料のベースとしてスーダングラスサイレージを使用しトウモロコシサイレージとの泌乳比較試験性を比較すると、スーダングラスサイレージは、やや嗜好性が劣るものの乳量・乳質に差はみ...
要約 暖地型牧草乾草の嗜好性は、繊維含量によって決定され、出穂期までの刈り取りでは、イタリアンライグラス乾草に近い嗜好性を有する。 背景・ねらい 暖地型牧草は、夏場における重要な自給粗飼料であるが、...
黄熟期におけるトウモロコシの微量要素濃度エゾノギシギシ自動検出型スポットスプレーヤ
要約 全国各地より収集した黄熟期のトウモロコシの微量要素(Fe、Mn、Zn、Cu、Mo、Co、Ni)濃度について実態を明らかにした。Fe、Mn、Coは、日本標準飼料成分表に示された乳熟期の値と比べて低い濃度である。 背...
牧草サイレージおよびとうもろこしサイレージ主体飼養における乳牛の乾物摂取量
要約 牧草およびとうもろこしサイレージ主体飼養における泌乳安定期の乾物摂取量(DMI)の推定式および泌乳初期の補正係数を提示する。また、牧草サイレージ主体ではDMIは少なく、全飼料中乾物率は50%以下であって...
要約 チモシー・アカクローバ混播サイレージは、チモシー単播サイレージよりも、TDN、CP含量が高く、泌乳最盛期の高泌乳牛の粗飼料摂取量が多い。また、トウモロコシサイレージを利用すると、自給粗飼料からのTDN...
要約 牧草地への家畜糞尿の多量施用は牧草中のカリウム・硝酸態窒素含量、イオンバランスの上昇を引き起こす。窒素多肥は原料草のCP分解特性に影響するが、サイレージにその影響は反映しない。表面施用した堆肥の...
要約 スラリー中窒素の畑作物に対する肥効率は全窒素では35%程度、アンモニア態窒素では70%程度で化学肥料を代替しうる。秋まき小麦収穫跡地への施用はエン麦などの緑肥の作付けが必須で9月中旬までである。当年...
要約 チモシー・アカクローバ混播サイレージは、チモシー単播サイレージよりも、可消化養分総量(TDN)および粗タンパク質(CP)含量が高く、泌乳最盛期の高泌乳牛の粗飼料摂取量が多い。また、トウモロコシ...
要約 飼料原物中25%給与したところ、製造副産物を給与しなかった区に比較して乳量減少が認められたが、乳脂率が有意に高くなったため、FCMでは差が見られなかった。 背景・ねらい 乳生産性を向上させる方策として...
要約 イチビを原物重量比20%混合したトウモロコシサイレージを搾乳牛に1日当たり16kg給与し生産され生乳では、イチビ特有の異臭を官能検査によって有意に識別できない。 背景・ねらい 飼料用トウモロコシは畜産農...
要約 多様な経営方式が混在する大規模畑作畜産複合地帯では、離農跡地とともに労働力や農作業の受委託(請負)等の経営資源の農家や集落間の調整を、農協等の調整主体が集落の特性に応じて進めることにより、農業生...
要約 酪農汚水の一次浄化処理におけるカチオン性高分子凝集剤の凝集処理効果(除去率)は、SSとCODで高く、BODとNは低い。凝集物の発酵処理堆肥の作物発育阻害作用は認められない。 背景・ねらい 酪農...