エリアンサス属及びサトウキビ属の主要遺伝資源・系統の遺伝的多様性
要約 エリアンサス属及びサトウキビ属の遺伝的多様性をAFLP解析によって明らかにしたところ、エリアンサス属は日本型とインドネシア型に大別され、サトウキビ属は種によって分別される。遺伝資源・系統間の類縁関...
製糖開始期の糖度が高い熊毛地域向け茎重型さとうきび新品種候補「KTn03-54」
要約 さとうきび新品種候補「KTn03-54」は甘蔗糖度、純糖率が高く、優れた早期高糖性を有する。また、一茎重が大きく、脱葉性が良いため、収穫や原料茎調製の作業性にも優れる。「NiF8」の代替に利用することで、...
手刈りしやすく夏植え栽培に適するサトウキビ新品種候補「KY99-176」
要約 サトウキビ新品種候補「KY99-176」は、沖縄県宮古地域における夏植え栽培で可製糖量が多い。一茎重が大きく、脱葉性や耐倒伏性も良好で手刈り収穫に向く。黒穂病や葉焼病への抵抗性にも優れる。 キーワード ...
要約 温暖地の畑圃場および水田圃場において、サトウキビ種間雑種系統は栽培品種に比べて高い乾物生産力を示す。湛水田では乾物収量が減少するが、植付け1ヵ月後から落水することで草丈および茎数の減少は軽減さ...
要約 温暖地の畑圃場および水田圃場において、サトウキビ種間雑種系統は栽培品種に比べて高い乾物生産力を示す。湛水田では乾物収量が減少するが、植付け1ヵ月後から落水することで草丈および茎数の減少は軽減...
台風被害が少ない、サトウキビ新品種候補系統「RK94-4035」
要約 サトウキビ「RK94-4035」は台風時の茎の折損が少なくて、潮風害後の収穫期の糖度も高い。黒穂病にも抵抗性である。本系統を台風による低収、低糖度地域に普及することで、サトウキビ生産の安定向上が期待で...
要約 サトウキビ「Ni21」は台風時の茎の折損が少なくて、潮風害後の収穫期の糖度も高い。黒穂病にも抵抗性である。本系統を台風による低収、低糖度地域に普及することで、サトウキビ生産の安定向上が期待できる。...
初期伸長性に優れ株出安定多収なサトウキビ新品種「NiTn18」
要約 サトウキビ「NiTn18」は、初期生育が旺盛であり、萌芽も優れるため、春植、株出共に安定して多収である。低温下でも萌芽が良好であることから、無マルチ株出栽培でも「NiF8」より多収となる。低温や肥培管理...
飼料としての利用を目的に選抜したサトウキビ種・属間交雑系統の特性
要約 製糖用サトウキビとサトウキビ野生種、スイートソルガム等との種・属間交雑で作出した系統には、多収性と高い株再生力を示す系統が認められる。嗜好性も良く飼料作物としての利用が期待できる。ブリックスは...
要約 サトウキビ「NiTn19」は、分げつが旺盛で茎数が安定して多く、黒穂病抵抗性を具えるため、株出栽培に適する。発芽性に優れ、欠株が少なく、春植、株出、夏植の3作型で安定して多収である。黒穂病汚染地域や...
飼料としての利用を目的に選抜したサトウキビ種属間交雑系統の特性
要約 製糖用サトウキビとサトウキビ野生種、スイートソルガム等との種・属間交雑で作出した系統には、多収性と高い株再生力を示す系統が認められる。嗜好性も良く飼料作物としての利用が期待できる。ブリックスは...
要約 サトウキビ「Ni16」は初期生育が優れ、春植及び夏植で安定して多収である。萌芽が優れ、株出で発病の多い黒穂病に対する抵抗性を具えるため、株出栽培にも適する。黒穂病多発地域や低収量地域に普及すること...
早期高糖性で新植多収のさとうきび新品種候補「RK89-1010」
要約 さとうきび新品種候補「RK89-1010」は新植多収、早期高糖性で品質が優れている。茎は直立性で中太茎、易脱葉性であることから人力及び機械収穫のいずれにも適する。 背景・ねらい 宮古・八重山地域における...
早期高糖性で新植多収のさとうきび新品種候補「RK89-1010」
要約 さとうきび新品種候補「RK89-1010」は新植多収、早期高糖性で品質が優れている。茎は直立性で中太茎、易脱葉性であることから人力及び機械収穫のいずれの収穫方式にも適する。 背景・ねらい 宮古・八重山地...
要約 さとうきび「RK85-1049」は宮古島の現地選抜において育成・選抜された。収量は、 植付後の発芽性や伸長性が良好のために多収である。茎が直立性で茎の揃いが良、易脱葉性あり、機械化一貫作業体系が図り易い...