要約 わい化栽培において、リンゴの「葉とらず栽培」の目標とする品質を有する果実を得るための成木期における樹体構成は、骨格となる(直径5cm以上)側枝2~3本、やや細目(2.5~5cm)の側枝5~6本で、平均側枝間隔...
リンゴ「ふじ」に対するキノキサリン系・MEP水和剤の摘葉効果
要約 キノキサリン系・MEP水和剤(商品名:「ジョンカラープロ」)は、「ふじ」に対して摘葉効果が高い。希釈倍数を500倍とし、散布量は400~500リットルを目安とする。葉摘み時間は、着果枝果台部の落葉率が45~...
リンゴわい性台木を使用した若木における低樹高化のための側枝形成法
要約 わい性台使用リンゴ樹の定植年に地上1m 位置で切り返し、発出した側枝を車枝状に配置することで主幹延長枝の生育抑制を行う。翌年に延長枝を地上2m芽のない部分で切り返すことにより樹高3m 以下、結実...
リンゴわい性台木を使用した若木における低樹高化のための側枝形成法
要約 わい性台使用リンゴ樹の定植年に地上1m 位置で切り返し、発出した側枝を車枝状に配置することで主幹延長枝の生育抑制を行う。翌年に延長枝を地上2m芽のない部分で切り返すことにより樹高3m 以下、結実...
要約 リンゴ「ふじ」わい化栽培において、摘花剤利用により摘果作業時間の約35%、摘葉剤利用により摘葉作業時間の約20%を省力化できる。また、JM7台を用いた低樹高化栽培により脚立を使用しないで主要作業...
リンゴ「ふじ」小型樹密植栽培における省力技術導入の経営的効果
要約 「ふじ」小型樹密植栽培で摘花剤・摘果剤・摘葉剤を使用した省力技術を導入すると、慣行に比べて10a当たり所得が2千円の減少となるが、労働時間が68%に省力化できる。また経営面積2ha規模では省力技術を導入...
リンゴ「ふじ」の小型樹密植栽培における食味本位リンゴの省力生産体系
要約 M.9ナガノ台木を用いた「ふじ」の小型樹密植栽培において、省力的な着果・着色管理を行うことにより作業時間が減少し、食味を重視した品質基準において慣行管理とほぼ同等の品質の果実が収穫可能である。 キ...
要約 リンゴの「葉とらず栽培」における好適樹相は平均新梢長10~20cm、葉色(SPAD値)48~52、葉面積23~30cm2、2次伸長枝率10%以下、葉中窒素濃度1.8%以下である。この樹相により、着色度140以上、均一度80%以...
リンゴの低樹高栽培を実現する改良ソーレンと改良ソラックス樹形
要約 リンゴのわい化栽培において、主幹形に代わって改良ソーレン、改良ソラックス樹形を用いるとJM5を中間台として使用した場合には結果部位を1.5~2.0mまでに、JM7を使用した場合には結果部位を2.5mまでに抑...
要約 病原性アグロバクテリウム菌の検出が可能なPCR用プライマーを新たに設計し、コロニーPCR法による病原性菌株の特異的検出法を開発した。本法により、リンゴ根頭がんしゅ病菌の簡易診断が可能である。 キーワ...
コロニー PCR によるリンゴ根頭がんしゅ病菌の診断法の開発
要約 病原性アグロバクテリウム菌の検出が可能な PCR 用プライマーを新たに設計し、コロニー PCR 法による病原性菌株の特異的検出法を開発した。本法により、リンゴ根頭がんしゅ病菌の簡易診断が可能である。 キ...
要約 りんご「シナノゴールド」は「ゴールデン・デリシャス」に「千秋」を交配し、育成したもので、育成地(長野県須坂市)では9月下旬~10月中旬に成熟する中生種である。果実の形は長円、果皮の色は黄色で、甘...
要約 幼木の主幹に除草剤(グルホシネート及びピアラホス)が付着した場合、樹皮に焼け症、割れ症、黒変症等の障害が見られる。これらは生育に悪影響を及ぼすことがあり、特に幼木時は樹体に付着しないよう注意する...
要約 果樹栽培における収穫作業等の高所作業を省力的に行うための農用高所作業車である。ゴンドラが垂直昇降及び左右に旋回できるので作業位置の移動が迅速、正確に行える。収穫箱の能率的なハンドリングが可能で...
要約 樹齢が進み、枝葉が混み合ったリンゴわい性樹を対象とした省力型樹形として、主幹の切り下げと下部側枝の拡大により結実部位2~2.5m程度の低樹高化が可能となり、作業性向上が図られる。 背景・ねらい 岩手...
要約 果樹栽培における収穫作業等の高所作業を省力的に行うための農用高所作業車である。ゴンドラが垂直昇降及び左右に旋回できるので作業位置の移動が迅速、正確に行える。収穫箱の能率的なハンドリングが可能で...
要約 果樹園における中耕除草作業の省力化を目的とした、トラクタ用のオフセット型作業機である。作業部の交換によって中耕又は草刈り作業に利用することが可能で、地上高の低い作業部が樹冠下に進入できるので、...
要約 多雪リンゴ主作地帯における家族労働力だけの大規模果樹作経営では、労働力に見合った樹園地構成のもとで、台車、SS等の機械利用による省力、軽作業化を図り、共同選果場等の組織体制の確立が労力的側面から...
要約 リンゴ害虫用複合交信攪乱剤の処理は、5月15日頃までに、10a当たり200本の割合で、目通りの高さの枝に取り付ける。複合交信攪乱剤を導入し、殺虫剤を効率的に併用することで殺虫剤を削減できることが確認さ...
石灰硫黄合剤利用によるリンゴ「ふじ」の摘花効果と作業の省力化
要約 中心花に確実に授粉してから石灰硫黄合剤100倍を2~4日後と4~6日後の2回散布することにより、安定的な摘花効果と摘果作業の時間短縮効果が得られた。 背景・ねらい 摘花作業は開花中の限られた期間に人手に...