要約 2012年12月31日で全廃となった土壌くん蒸用臭化メチル剤の代替技術として開発した国内8地域4品目対象の産地適合型マニュアルによる栽培は、同剤使用時の慣行栽培に対し何れも90%以上の収量を確保することが...
要約 暖地野菜作地帯において、裏作に飼料イネを耕種農家が栽培を行い、畜産農家が持ち寄った飼料作収穫用機械および平均補助率42%の事業により導入した自走式ロールベーラー2台を用い50ha規模で集団収穫すれば、...
農薬削減リンゴに対する消費者の支払意思額は農薬削減率に準じて増加する
要約 消費者に農薬削減リンゴと認証制度について情報提供し、それらの意味について十分に理 解した消費者は、農薬削減リンゴへの支払い意思額が農薬削減率に準じて増加する傾向にあり、また認証制度については公...
要約 リンゴ作規模1ha以上層では、マルバ普通栽培体系のもとで労働集約的な管理を実現している。1ha未満層では、基本技術の手抜き化がみられるが、有袋栽培を維持していることから、4月以降の貯蔵リンゴ生産の担...
傾斜地養液栽培システムによる夏秋トマト・促成ブルーベリーの栽培体系
要約 傾斜ハウス及び養液栽培システムを用いて、5~12月には夏秋トマト、1~5月にはブルーベリーのコンテナ促成栽培を行うことで、慣行に比べ長期の作物生産ができる。トマトでは収量が増加し、ブルーベリーでは...
イチジク「蓬莱柿」の冬季の切り返しせん定による収穫ピークの分散
要約 冬季にイチジク「蓬莱柿」のすべての結果母枝を2芽で切り返しせん定することにより、慣行の間引きせん定と比較して、発芽が遅れ新梢伸長が旺盛となり収穫開始が遅れるため、収穫ピークが分散され収穫後半の...
要約 雑草発生予測法、2回代かき法、温湯種子消毒法、病虫害発生モニタリング法、水面施用剤の導入により農薬成分の延べ使用回数5回(慣行栽培の25%)以内、総窒素施肥量の30%を有機質肥料で代替する栽培が可能...
要約 ブドウ台木「1202」「5BB」「110R」「5A」「LN33」は、地温15℃程度で新根発生が良好で、細根が幹元近くから発生しやすい特性を持つ。これらの台木品種は、生育初期の新根発生量や「デラウェア」の新梢伸長が...
要約 フシダニ類の捕食者として知られるフツウカブリダニは、殺虫剤無散布のリンゴ樹上で優占し、ナミハダニはほとんど捕食しないが、リンゴハダニを捕食して発育増殖する。 キーワード フツウカブリダニ、リンゴ...
要約 コーン澱粉系生分解性マルチは地温上昇、保水性、強度などの基本性能が農ポリマル チに近く、すき込み後4ヶ月で崩壊が始まり、後作物や土壌微生物への影響もない。そのため、 本生分解性マルチは...
要約 リンゴ極わい性台木JM5を中間台木とし、根系台木としてマルバカイドウを用いた「ふじ」のわい化栽培における適正な栽植密度は、列間3m、樹間1mである。長さ30cmの中間台木の地上部長は15cmとする。成木で樹...
要約 結果枝の摘心処理を行うと、満開後15~20日の本摘果1回のみでも糖度を低下させることなく、果実肥大や玉揃いが良く、安定した収量が得られる。また、摘果、せん定時間ともに短縮され、摘心と新梢誘引を...
要約 パイナップル花樟病の接種方法は、パイナップルの生育ステージにより異なる。開花期の無傷噴霧接種で収穫時には病徴が再現されるが、有傷接種は果実肥大期が適しており、約1か月後の収穫時には病徴が再現さ...
要約 1月上中旬からの被覆加温で「新秋」は7月収穫、「前川次郎」は8月収穫が可能である。かき促成栽培用品種としては「前川次郎」が結実性がよく安定している。 背景・ねらい 静岡県における甘がき栽培の品種は...
要約 もも樹「武井早生白鳳」をブロック・ベッドで栽培し根域制限することで、低樹高になり、作業の省力化が可能である。また、果実品質についても、圃場栽培より糖度の高い果実を生産できる。 背景・ねらい
要約 高畝式ベッドの根域制限と密植方式によるカキの主幹形垣根仕立て栽培において、樹高を2m程度に制限することにより軽労的な栽培が可能となり、「刀根早生」、「新秋」の5~6年生樹で4~5t/10aの高収量が得ら...
要約 ブドウ‘ピオーネ’の二期作栽培は、労働力と追加投資の面で生産者が導入しやすい作型であり、経済性の面でも既存の加温作型に比べて高い優位性と安定性をもつ。そのため、ブドウ作経営の展開に大きく寄与する...
要約 果樹園における中耕除草作業の省力化を目的とした、トラクタ用のオフセット型作業機である。作業部の交換によって中耕又は草刈り作業に利用することが可能で、地上高の低い作業部が樹冠下に進入できるので、...
リンゴの果実品質(特に各種糖類及びアスコルビン酸)と環境要因
要約 加工用リンゴ果実の栽培管理で、遮光処理、果実への袋掛け、摘葉、過着果処理は、リンゴ`千秋'果実の糖含量、特にスクロース含量を大きく減少させ、またアスコルビン酸含量も減少させた。 背景・ねらい 糖及...
要約 カキの高接ぎ更新する場合の接木方法としては、一挙更新が適切であり、接木後3年目でほぼ更新前の収量回復が可能であり、経済性が高い。 背景・ねらい 「平核無」中心の栽培が行われている当地方は、北の産...