要約 ナラ類やサクラ類などは切り株からの萠芽の本数が多く、その能力は地際直径10~20cmで盛んで、40~50cmでほぼ失われます。一方カエデ、シデなどは萠芽本数が少なく、地際直径20~30cmで萠芽しなくなります。...
水稲・大豆作における新たな難防除雑草の早期発見・被害軽減総合対策技術
要約 雑草イネの赤米混入被害は、水田での雑草イネの早期発見と総合対策により軽減できる。圃場周辺の帰化アサガオ類は、年3回の適期防除により大豆畑への侵入を防止できる。アレチウリ等の警戒すべき帰化雑草も...
西アフリカ・サヘル地域の農村における農地-集落系の窒素フローの評価
要約 西アフリカ・サヘル地域では、農地から村に持ち込まれる収穫窒素物の66%は粗放管理畑に依存しているが、粗放管理畑への窒素供給は風成塵のみであり、窒素投入量から窒素持ち出し量を差し引いた値はマイナス...
要約 ニガウリの養分吸収特性を考慮した液肥組成による養液土耕栽培は、クリンカアッシュや草炭を幅0.5m深さ0.2mの土層に容積比1/3混和の局所管理で平畦にすると、慣行栽培以上の収量が得られ、かつ塩類集積の少...
要約 フリーストール牛舎併設のパドック内で飼料給与をする場合は、給与直後の採食が落ち着 いた頃にパドック内の除ふんをすると、ふんが大量に残っている時間を短くすることができる。飼 料給与場所を牛舎内に変...
要約 環境保全型養液栽培システムは、クリプトモス培地の下に培養液を貯える毛管吸水槽を有する栽培槽および自動給液装置等で構成される。給液ECは1.2~1.6dS/m、毛管吸水槽の水位は培地下2~6cmで管理する。...
要約 促成トマト栽培において輪作した緑肥をすき込むと、トマト4年間の累積収量は無作付けよりも20%増加する。トマト作では10a当たり基肥窒素として無作付け時標準の50%減の5kgを、追肥として標準の8kgを施肥す...
要約 冬春期のニガウリのNFT養液栽培において、養分吸収特性を考慮した処方液を単肥配合で作成することにより慣行肥料コストを約5割削減し10アール当たり10トン以上の収量を得ることができる。 キーワード NFT、...
熱水と微生物資材を活用した施設トマトの線虫害・土壌病害の総合的管理
要約 熱水土壌消毒とパスツーリア菌・アーバスキュラー菌根菌の処理はネコブセンチュウ害を相乗的に抑制する。トマト萎凋病は熱水土壌消毒の単独効果によって抑制されるため、熱水とこれらの微生物資材は線虫害と...
新潟県におけるクリタマバチの導入天敵の実態とこれを利用する園地管理技術
要約 クリタマバチの導入天敵「チュウゴクオナガコバチ」は新潟県下全域に分布・定着が確認された。チュウゴクオナガコバチの増殖をうながすため、剪定枝は5月5日ころまで園地内においてから処分し、5月20日こ...
要約 ベントグラスダラースポット病の発生抑制のためには、尿素の0.5~1.0g/m2の散布または潅注処理の実用性が高い。 背景・ねらい 農業試験場では無農薬による管理技術の確立を目指して試験を実施中である。ベン...
要約 イチゴ「女峰」のロックウール促成栽培で、約50日育苗後、800株/a程度定植する。培養液の管理は定植期から開花期までEC 0.5mS/cm、開花期以降はEC 1.0mS/cmを目やすとする。11月以降に最低18℃に根圏加温する...