要約 千葉県内の野菜農家へのアンケート調査結果によると、家畜ふん堆肥等の利用促進上の課題として、牛ふん系・豚ぷん系では、施用効果の明確化、施用による障害の原因除去、鶏ふん系では、価格設定や表示の明確...
要約 家畜ふん堆肥中リン酸は73~87%がクエン酸可溶性(水溶性含む)であり、肥効は、土壌中の有効態リン酸含量が極めて低い条件では、過リン酸石灰やようりんと同程度かそれ以上である。 キーワード 家畜ふん堆...
要約 家畜糞堆肥を多量に連用すると全亜鉛が深さ30cmまで土壌に蓄積し、殆どの土壌で塩酸可溶性亜鉛も増加するが著しく低い事例がある。また、家畜糞堆肥連用土壌では全亜鉛含量と可溶性銅含量に相関関係はなく、...
要約 牛ふん、豚ぷん堆肥では0.5M塩酸を、鶏ふん堆肥では1M塩酸を用いた1:10抽出により、リン酸、塩基が湿式分解法と相関高く抽出され、この溶液中のアンモニア・硝酸・リン酸・カリウムは小型反射式光度計を用い...
要約 電気伝導度値から堆厩肥の肥料成分の推定が可能であり、牛ふん堆厩肥の窒素及びカリ成分の推定精度は高い。また、土壌水分計による測定値及び電気伝導度から堆厩肥の乾物率の推定も可能である。 背景・ねら...
要約 牛ふん堆肥、豚ぷん堆肥と菜種油粕の単年度の窒素の年間分解率を推定し、年次別分解率を考慮した施肥体系により、初年度から総窒素肥料の50%を有機質由来で代替でき、化学肥料を削減できる。 キーワード
豚・鶏ふん堆肥の品質評価を目的とした近赤外分析による易分解性有機物の推定
要約 豚及び鶏ふん堆肥について、近赤外分析法により高い精度で定量可能な有機物量及び酸性デタージェント繊維量の差である酸性デタージェント可溶有機物量を易分解性有機物量として推定し、これによる品質評価が...
要約 牛ふん堆肥と油粕を混合した成分調整成型堆肥を利用すると、収量、品質を低下させずに大豆と小麦の減化学肥料栽培ができる。また、牛ふんおよび豚ぷん堆肥と油粕を混合した成分調整成型堆肥は大豆の無化学肥...
火山灰畑圃場における家畜糞堆肥連用による土壌中の亜鉛・銅の蓄積
要約 窒素成分で年間1kg/a相当量の家畜ふん堆肥を施用した表層腐植質黒ボク土中のの亜鉛・銅は,通常の土壌管理法では表層から30cmまでに蓄積される。特に,乾燥豚ぷんの連用により,亜鉛は土壌管理基準値(120mg/...
牛・豚尿液肥の水田水口施用による稲発酵粗飼料用イネの生産特性
要約 稲発酵粗飼料用イネの栽培において牛・豚尿液肥の水田水口施用は、増収効果が非常に高く、大量1回施用よりも少量複数回施用が肥効が良く、施用窒素は土壌にほとんど蓄積しない。栄養成分では粗蛋白含量が増...
化学肥料および豚ぷん堆肥を連用した黒ボク土畑における硝酸性窒素の溶脱
要約 黒ボク土畑に化学肥料を連用した場合、作物に吸収されない窒素は硝酸性窒素として溶脱し、深さ1 mの土壌溶液に影響が現れるのに1年半を要した。豚ぷん堆肥連用では、土壌溶液中の硝酸性窒素濃度は4年目に上...
要約 豚ぷん堆肥の連用土壌では、銅および亜鉛の蓄積傾向に対し、カドミウム(Cd)の顕著な蓄積は認められず、pHは堆肥無施用土壌に比べて高い。そのため、根群域の土壌溶液中Cdは連用土壌の方が低濃度になり、葉...
有機農産物認証と非認証の果菜類における無機成分とδ15N値の差異
要約 有機農産物認証された果菜類(トマト、キュウリ、ナス、シシトウ、カボチャ)の無機成分は、表示の無いものと大差ないが、δ15N値は、測定した全ての果菜類で高い値を示し、有機物施用により生育させた野菜の...
要約 牛ふん、豚ふん堆肥の腐熟度を、堆肥中の易分解性有機物と粗灰分の値から推定する手法を開発した。 背景・ねらい 牛ふん、豚ふん堆肥は、優れた有機質資材であるにもかかわらず、耕種農家での利用が進んでい...
要約 取り扱いが容易なペレット豚糞は露地野菜の窒素肥料として利用できる。施肥窒素量の全量をペレット豚糞で代替することはできないが、キャベツで20%程度、ニンジンで40%程度を代替することができる。 キー...
要約 露地野菜栽培において、牛ふん堆肥を単独施用して化学肥料と同等の収量を得るには土壌中のカリウム集積が回避できない。牛ふん堆肥2t/10aと豚ぷん堆肥0.5t/10aの組み合わせ施用あるいは豚ぷん堆肥1t/10aの単...
要約 県内で生産される豚ぷん堆肥中の全窒素含量は1.1~3.2%であり、リーフレタス栽培に利用すると、冬出し、初夏出し期間ともそのうち約13~34%が無機化すると予測される。堆肥1tを施用すると、堆肥から約3.1...
要約 熊本県旭志村において農業部門に流入する窒素の量は年間3059tで、流出する窒素は1317tであった。飼料の改善等各種技術を導入することにより217tの収支改善を行えることが推定される。 背景・ねらい 九州の畜...
要約 家畜ふん堆肥を主体に、油粕などの有機質資材と混合して肥料成分を調整し、ローラーディスクダイ方式で成型する成分調整・成型堆肥の生産システムは、10t/日の生産規模で247百万円の設備費となり、生産コス...
要約 薬剤を用いることなく曝気するだけで豚舎汚水のpHを上昇させて、汚水中のリン酸をリン酸マグネシウムアンモニウム(MAP)やヒドロキシアパタイト(HAP)などへ結晶化し沈澱除去する技術、および当該技術を実...