土壌への炭素貯留を促進する炭素貯留型肥料の開発と効果的な施肥技術の確立 1)炭素貯留型肥料・資材の特性把握 ア 野菜畑における供試肥料・資材の特性把握
摘要 目的:野菜畑における供試肥料・資材の特性把握を行う。 成果:豚糞系肥料と牛糞系肥料をびん培養し、分析を行った。豚糞主体の肥料では、培養開始後1週間でほぼ無機化し、牛糞系肥料は一度有機化し、1週間...
持続可能な畜産の実現に向けた循環型堆肥利活用技術の確立 指定混合肥料への原料提供が可能な低水分堆肥生産技術の開発
摘要 目的 家畜ふん尿由来堆肥を利用した指定混合肥料に関して、実需者や生産者、肥料メーカーを対象に意向調査を行うとともに、畜畜連携や既存施設を用いた低水分堆肥生産手法を開発する。 計画 畜産農家、肥料...
摘要 茨城県では条例により、豚舎排水を河川放流するには多大な労力とコストがかかる。このため、豚舎排水を液状肥料(液肥)として農地で利用している。しかし、農家毎に品質や成分のばらつきが大きいことが、耕...
混合堆肥複合肥料等を利用した小麦の減化学肥料栽培の開発・実証
摘要 目的:畑地及び水田土壌における小麦の基肥として豚ぷん入りの混合堆肥肥料や鶏糞発酵肥料、牛ふん堆肥を用いて、品質・収量の向上を目指した栽培試験を行い、窒素化学肥料を20%削減できる栽培方法を開発す...
摘要 ・ 低コスト大規模輪作体系確立のための資材の削減と多収輪作体系の開発として、水稲乾田直播において尿素分施による肥料費削減に取り組み、一般的な緩効性肥料利用に比べて施肥コストを10%削減しつつ、収...
鶏ふん焼却灰の消臭効果を活用した環境資材の加工及びその利用に関する評価 1) 鶏ふん焼却灰シリカ固化体含有堆肥の施用による作物生育評価 (1)肥料利用の可能性の検討
摘要 目的:採卵鶏ふん焼却灰にはハイドロキシアパタイトが含まれており、消臭効果があることがこれまでの研究成果から確認されていることから、養豚経営等での効果確認を行うとともに、バイオマス資源としての有...
地域園芸産地技術開発・支援事業 Ⅱ アスパラガス産地拡充のための技術開発 3 露地長期どり栽培における豚ぷん堆肥を主体とした肥培体系の確立
摘要 目的:全期立茎によるアスパラガスの露地長期どり栽培において、豚ぷん堆肥の施用が品質等に及ぼす影響を検討する。 成果:豚ぷん肥料を施用し化成肥料を減肥しても、慣行の牛ふん堆肥施用と同等以上の収量...
12環境に優しい農作物生産技術の開発 (6)黒ボク土における野菜の効率的りん酸利用技術の開発
摘要 目的:野菜における土壌の可給態りん酸適正基準値を見直し、引き下げを行う。有機質資材のりん酸を活用した混合堆肥複合肥料の開発とその肥効評価を行う。 成果:初夏どりねぎ栽培において、基準値よりも低...
寒地畑輪作における根圏の生物機能を活用したリン酸等養分の有効利用技術の開発
摘要 "土着菌根菌(AM菌)等の利用によるリン酸減肥技術に関しては、_x000D_ a) 平成26年度までに開発した作付け前土壌の菌根菌DNA含量による感染ポテンシャル評価手法について、農家ほ場の土壌を対象に有効性を...
摘要 未利用地や耕作放棄地におけるバイオマス資源作物の持続的安定生産技術に関しては、エタノール蒸留廃液と生ごみを混合したメタン発酵消化液について、ソルガムや野菜類で化学肥料の代替利用できることを明ら...
摘要 土壌診断に基づく適正施肥実践のための簡易診断法の開発・改良に関しては、 a) 水田土壌の風乾土湛水培養による可給態窒素は、風乾土を105℃で24時間絶乾後に25℃1時間水抽出して得られる抽出液中の有機態炭素...
寒地畑輪作における根圏の生物機能を活用したリン酸等養分の有効利用技術の開発
摘要 土着菌根菌(AM菌)等の利用によるリン酸減肥技術に関しては、 a) バレイショ及び春コムギでは、ダイズに比較して土着菌根菌の感染程度が低いこと、及び、菌根菌宿主の前作効果が不安定であることを認めた。...
摘要 目的:寒冷地での高水分豚ぷんをペレット化する製造方法と水稲での施用技術を確立 成果:30~50%水分の豚ぷん、発酵鶏ふん、籾殻灰を原料にした豚ぷん堆肥ペレットに、リン酸を基準にして硫安と塩化カリを...
摘要 目的:家畜ふん堆肥等を用いた肥料的価値の高い資材開発及び土壌養分を踏まえた省資源型施肥法の開発を行う。 、成果:堆肥のリン酸肥効はほとんどの場合化学肥料と遜色ないが、一部の鶏ふん堆肥ではリン酸...
温暖地における家畜ふん堆肥の肥効評価法を活用した低コスト飼料用米栽培技術の確立
摘要 目的:家畜ふん堆肥を活用して化学肥料を削減した飼料米栽培技術を開発する。 、計画:1)温暖地平坦部に適した「北陸193号」「もちだわら」の多収栽培のための窒素施肥量、多収条件のための家畜ふん堆肥を...
農地土壌温室効果ガス排出量算定基礎調査事業 、2.有機物連用調査 、
摘要 目的:有機物連用ほ場(基準点調査)の炭素含量を調査し、連用による炭素蓄積量を把握する。 、成果:水田(須坂市、連用37年目)の土壌炭素量は、豚フン堆肥1t区が最も多く、次いで2t区、稲ワラ800kg区、稲...
摘要 目的:畑地への有機物と化学肥料を組み合わせた施肥が作物の生育および浸透水質におよぼす影響を検討し,有機物の環境保全的な適正施用量を明らかにする。 、成果:1)化学肥料の代替として乾燥豚ぷん堆肥...
摘要 土壌診断に基づく適正施肥実践のための簡易診断法の開発・改良に関しては、a) 80℃16時間の水抽出法によって得られる可給態窒素を構成する有機物は、ほぼ均一なアミノ酸組成を持つ分子量数千~数十万の有機態...
暖地畑における下層土までの肥沃度評価と水・有機性資源活用による土壌管理技術の開発
摘要 下層土までの養分蓄積評価法の開発に関しては、カリウム溶脱速度は、赤黄色土に比べて腐植質黒ボク土で極めて速く、下層への蓄積も 認められないことと、有機物を多量に連用した土壌ではカリウムの溶脱速度...