多収性品種「オオナリ」の疎植栽培による飼料用米の省力多収生産体系
要約 牛ふん堆肥を施用した水田で、多収性品種「オオナリ」を用いて肥効調節型肥料を活用した50株/坪(約15株/m2)の疎植栽培を行うことにより、リン酸・カリの化学肥料施用量を大幅に削減しながらトコトリエノール...
WCS用稲「たちすずか」の高品質サイレージ調製には黄熟期以降の収穫が良い
要約 「たちすずか」を乳熟期にサイレージ調製すると、材料草の乾物率・単少糖類含量が低いため、乳酸菌を添加しても不良発酵するが、黄熟期以降は材料草の乾物率・単少糖類含量が高まるため良好に発酵し、窒素多...
北陸地域のコシヒカリの不耕起V溝直播における適正な苗立本数と施肥窒素量
要約 北陸地域のコシヒカリの不耕起V溝直播栽培において10a当たり収量500kgで玄米タンパク含有率6.5%以下を安定して確保するためには10a当たり苗立本数は100~150本程度、施肥窒素量は6~8kgが適量である キ...
要約
四季成り性イチゴ品種「サマープリンセス」を用いた夏秋どり栽培
要約 「サマープリンセス」の夏秋どり栽培は、4月中旬~5月上旬定植で7~11月に収穫でき、上物率や秋の収量向上には摘房・摘花(果)や摘房処理(中休み処理)などが有効である。また、養液土耕や高設栽培は収量や...
要約 収穫・調製機械利用を通じた集落営農連携は初期投資の負担軽減と固定費の共同負担により、31%の費用節減効果を生む。連携を構築する中で技術対策(高収量・省力化)、実需者対策(高単価)を併用することで...
パン向き小麦品種「ニシノカオリ」のタンパク質含有率向上のための施肥法
要約 「ニシノカオリ」は、出穂期10日前~10日後に0.4Nkg/aの追肥を行うことで適正タンパク質含有率が確保され、収量もほぼ標準施肥並が確保できる。また早播しても、出穂期~出穂期10日後の窒素追肥により標準播...
要約 根域を制限してミニトマトを栽培することにより、有機質肥料調製法の影響を判定できる。有機質肥料の連用、特に有機質肥料を好気発酵させて施用した場合には、化学肥料施用の場合と比較して、収量が高まる。...
肥効調節型肥料利用による水稲代かき同時土中点播栽培の全量基肥施肥法
要約 水稲代かき同時土中点播栽培における肥効調節型肥料を用いた全量基肥栽培は、施肥窒素量を慣行移植栽培と同量又は20%程度減じても倒伏の発生は軽微で、追肥栽培に比べ乾物重及び窒素吸収量が増加し、収量が...
北海道東部の採草地における亜酸化窒素の発生時期および発生量*
要約 北海道東部の採草地における亜酸化窒素の発生は,窒素施肥後および牧草収穫後に盛んになる。亜酸化窒素発生量は,窒素施肥量の増加に応じて,またマメ科牧草混播により高まる。5~10月における施肥由来の亜...
肥効調節型肥料の接触施肥による乾田土中早期湛水直播水稲の全量基肥施肥法
要約 畑状態で施肥・播種する乾田土中早期湛水直播栽培において、70日と100日タイプの被覆尿素(2:3混合)を種籾と接触施肥することにより施肥窒素利用率が大幅に向上し、全量基肥施肥で速効性窒素の分施区に比...
要約 緩効性肥料を使用することで、途中、追肥を行わずに栽培が可能である。また、抑制作型においてわき芽を挿し芽苗として利用し、立毛間定植することにより、種子苗と同程度の収量が得られるとともに、連続した...
要約 無エルシン酸「キザキノナタネ」のドリル播きにおける播種適期は 9月上旬、播種量は10a当たり250gで多収が得られる。窒素施用量は 10a当たり基肥8kg、抽台期追肥4kgで最も多収である。 背景・ねらい なたね...
要約 水稲「ひとめぼれ」に対し、肥効調節型肥料を側条一発施肥することにより追肥省略と収量、品質の維持向上が可能である。 背景・ねらい 水稲作は生産コストの低減、担い手の減少と高齢化、消費者ニーズの多様...