人工光閉鎖型育苗と水耕栽培等によるトルコギキョウの年3作周年生産技術体系
要約 人工光閉鎖型育苗装置による大苗の計画生産と、NFT水耕栽培、病害対策、および複合環境制御システムを用いることで、1棟のハウスで年3作の栽培が可能である。ハウス3棟を用い、栽培期間を組み合わせることで...
水耕栽培トルコギキョウの根腐病に対する、化学合成農薬の初の適用拡大
要約 防除効果と薬効成分の残留調査結果を提示することにより、NFT式循環型水耕栽培におけるトルコギキョウの根腐病に対して、これまで登録の無かった化学...
トルコギキョウ花蕾ブラスチングの解剖学的解析と植物成長調節剤処理による回避
要約 トルコギキョウの花蕾ブラスチングは雄蕊及び雌蕊形成期に器官分化及び発達が停止することによって起こる。次節花蕾の切除ならびにベンジルアデニン(BA)とジベレリンA3(GA3)の花蕾へ...
要約 多数の花き病害について「花き類病害の診断・防除」データベースを作成し、ウェブサイトで公開した。植物名、病原体名などから花き病害の病徴写真および解説記事が検索できる花き病害図鑑ウェブサイトは病害...
要約 トルコギキョウのウイルス病対策マニュアルを活用することで長野県内に発生しているトルコギキョウの主要なウイルス病害が防除できる。 キーワード トルコギキョウ、ウイルス病、防除マニュアル 背景・ねら...
光反射ネット設置と保毒ネギアザミウマ飛来期の殺虫剤散布によるトルコギキョウえそ輪紋病の効率的防除
キーワード ネギアザミウマ、トルコギキョウ、えそ輪紋病、光反射ネット、防除 背景・ねらい トルコギキョウえそ輪紋病はIris yellow spot virus(IYSV)を獲得したネギアザミウマが伝搬するウイルス病であり、葉な...
要約 春に出荷するトルコギキョウは、定植以後を24時間日長で管理した場合、吸水種子の低温処理を行うと 低温処理無に比べて開花が促進される。吸水種子の低温処理を行った場合、定植以後を16時間日長以上で 長日...
播種期、加温及び電照による鉢物トルコギキョウの5月上旬出荷技術
要約 鉢物トルコギキョウ品種「サファイアブルー」は、10月上旬に播種し、最低夜温15℃となるように加温し、4.5号鉢に鉢上げ直後から午後10時までの電照処理(日長延長)を行うことで、5月上旬に開花させ、高品質...
要約 トルコギキョウに発生するトルコギキョウえそ萎縮ウイルスは媒介者を要しない物理的な接触伝染により土壌伝染する。 キーワード トルコギキョウ、トルコギキョウえそ萎縮ウイルス、LiNSV、土壌伝染 背景・ね...
タマネギ栽培地周辺のIYSV保毒虫誘殺消長と防虫ネットによる施設への侵入抑制
要約 タマネギ栽培地周辺におけるIYSVの媒介虫であるネギアザミウマの誘殺数と保毒虫率は、タマネギ収穫後に著しく増加するが、近隣のトルコギキョウ栽培ハウスでは開口部を0.6mm目合い程度の防虫ネットで被覆す...
トルコギキョウにおけるネギアザミウマとえそ輪紋病の発生消長およびIYSV感染植物
要約 アイリスイエロースポットウイルス(IYSV)を媒介するネギアザミウマは3月以降に誘殺が確認され、その後増加傾向で推移する。えそ輪紋病は本種の誘殺数増加に伴って多発する。また、これまでに報告のない作...
ミカンキイロアザミウマのエマメクチン安息香酸塩乳剤およびクロルフェナピル水和剤に対する感受性低下
要約 大分県のピーマンとトルコギキョウから採集されたミカンキイロアザミウマ個体群は、エマメクチン安息香酸塩乳剤、クロルフェナピル水和剤に対して感受性低下が認められる。スピノサド水和剤に対しては、高い...
Tombusvirus属ウイルスによるトルコギキョウの新病害と血清学的診断法
キーワード トルコギキョウ、新病害、トンブスウイルス、TBSV、血清学的診断法 背景・ねらい 長野県および静岡県のトルコギキョウ産地において、ウイルス病害に特徴的なえそ性の萎縮症状が発生し問題となっている...
佐賀県のトルコギキョウにおけるネギアザミウマのIris yellow spot virus(IYSV)保毒虫率の推移とえそ輪紋病の発生
要約 IYSVを保毒したネギアザミウマは、トルコギキョウ施設周辺において4月下旬から6月中旬にみられ、保毒虫率は5月下旬から6月上旬に高くなる。トルコギキョウえそ輪紋病の発生は、6月中旬から7月上旬に多くなり...
トルコギキョウにおける石油小型給湯機を用いた畦内の熱水土壌消毒法
要約 トルコギキョウの施設栽培において、石油小型給湯機を用いて畦内にドリップチューブにより145L/m2の熱水を処理すると、根腐病および立枯病が防除できる。 キーワード トルコギキョウ、石油小型給湯機、熱水...
アイリスイエロースポットウイルスのネギ及びタマネギにおける感染状況
要約 神奈川県各地域のネギ及びタマネギ圃場においてアイリスイエロースポットウイルス(IYSV)の感染が認められる。汚染圃場のネギアザミウマは一割以上が媒介能力を有し、近隣で被害が懸念される作物圃場では本媒...
小型ボイラーを用いた熱水によるトルコギキョウ土壌病害虫の防除
要約 家庭用小型ボイラーと点滴かん水チューブを用いて夏季に75℃の熱水を点滴かん水する消毒法は、トルコギキョウの根腐病、青かび根腐病及びネコブセンチュウ類に対して防除効果が高い。 キーワード 小型ボイラ...
花き類INSVはミカンキイロアザミウマとヒラズハナアザミウマが媒介する
要約 国内におけるインパチエンスネクロティックスポットウイルス(INSV)の媒介種はミカンキイロアザミウマとヒラズハナアザミウマである。特にミカンキイロアザミウマの媒介能力は雌雄とも個体群の違いに関...
花き類INSVはミカンキイロアザミウマとヒラズハナアザミウマが媒介する
要約 国内におけるインパチエンスネクロティックスポットウイルス(INSV)の媒介種はミカンキイロアザミウマとヒラズハナアザミウマである。特にミカンキイロアザミウマの媒介能力は雌雄とも個体群の違いに関...
ピリプロキシフェンテープ剤による媒介虫防除に基づいたトルコギキョウ葉巻症の省力的長期発生抑制
要約 トルコギキョウの生育初期からピリプロキシフェンテープ剤を草冠上に展張することにより、シルバーリーフコナジラミの発生を省力的に長期間抑制し、本虫が媒介するTomato yellow leaf curl virus(TYLCV)によ...