要約 飲むヨーグルトの官能検査をした結果、地域の製品はこくがあり、舌触りが良く、好まれていた。ロースハムの食味テストをした結果、年齢が高くなるにつれ大手メーカー製品より地域の手作り製品はおいしいと回...
要約 ワラビ優占草地をシバ草地化するには、除草剤散布やシバ移植1年目の頻繁な刈払いによりワラビを抑圧し、広葉樹林地にシバを導入するには、強間伐後にシバを移植し、両草地とのシバ移植当年からのべ200頭・...
要約 雌牛にリコンビナントのインヒビンα鎖を抗原として能動免疫することによってインヒビンに対する抗体価が上昇し、2回目の追加免疫後に複数排卵が誘起される。 背景・ねらい 九州地域には全国の肉牛の約30%が...
要約 豆腐粕をプラスティック容器内でサイレージ化して短期保存する場合、サイレージ表面にフスマを重層することによって高温高湿度環境でカビの発生が48時間まで抑えられ、サイレージの品質向上と保存期間の延長...
要約 肥育素牛の育成期に粗飼料をTDN割合で60%与えたものは、30%のものに比べ、育成期の増体重は少ないが、枝肉の脂肪交雑が改善され、筋間脂肪厚が薄くなる。 背景・ねらい 肥育素牛の過肥が従来より問題...
要約 近赤外分析法による畜種共通の検量線により家畜堆肥中の全窒素及び炭素は畜種にかかわらず高い精度で推定できる。リン酸の推定精度は豚ふん堆肥では比較的高いが、カリの推定は困難である。 背景・ねらい 畜...
トウモロコシ主体飼料による若狭牛(黒毛和種去勢牛)の産肉性改善
要約 黒毛和種去勢牛へのトウモロコシ主体飼料の給与により、若狭牛の高品質牛肉(4等級以上)の安定生産が可能になる。 背景・ねらい 福井県で生産される若狭牛(但馬系)は肉質の評価は良いが、枝肉重量が小さ...
黒毛和種牛の赤血球浸透圧脆弱性試験の正常範囲の設定と簡易検査法の改良
要約 黒毛和種牛のバンド3欠損症は、ヘテロ接合体(保因生)においても浸透圧脆弱性が亢進するので、マイクロトレイを用いた簡易検査法でスクリーニングすることができる。 背景・ねらい バンド3欠損症は、ヘテロ接...
要約 十勝地域では、畑作物を基幹とする土地利用の中に野菜が取り込まれているが、輪作に野菜を明確に位置づける経営は少ない。輪作を阻害する主な理由は土地条件不良である。 背景・ねらい 野菜部門は今後の十勝...
要約 チモシー放牧草地はオーチャードグラス草地よりも肥育素牛の増体速度ならびに牧草の生産量が高い。また高標高草地では肥育素牛の増体速度が高い。したがって、高標高の公共草地をチモシー草地に更新し、肥育...
要約 一括変換方式によるSPF変換事例をもとに洗浄消毒などのSPF変換作業での諸問題を検討した。SPF変換による疾病清浄化および生産性改善の効果を示し、変換に要した費用は短期間で償還できると考えられた。また...
要約 ワラビ優占草地をシバ草地化するには、除草剤散布やシバ移植1年目の頻繁な刈払いによりワラビを抑圧し、広葉樹林地にシバを導入するには、強間伐後にシバを移植し、両草地ともシバ移植当年からのべ200頭・...
要約 放牧育成牛は,発育速度の等しい舎飼育成牛と比較して,グルコース,中性脂肪,遊離脂肪酸,インスリンの血中濃度が異なり,グルコース利用性が高い。その要因として運動量の相違が挙げられる。終牧後肥育す...
要約 チモシー放牧草地はオーチャードグラス草地よりも肥育素牛の増体速度ならびに牧草の生産量が高い。また高標高草地では肥育素牛の増体速度が高い。したがって、高標高の公共草地をチモシー草地に更新し、肥育...
要約 肥育牛をと畜する場合に、延髄・脊髄破壊処理を中止するか、解体後直ちに腎臓脂肪を除去し、冷却することで牛ヒレ肉の品質が改善される。 背景・ねらい 本国のように大きく肥育された肉牛では、
と畜直後...
要約 黒毛和種×日本短角種F1子牛のタイレリア病抵抗性はF1子牛の方が日本短角種子牛よりも高い傾向にあった。また、F1子牛の哺乳期の発育は日本短角種子牛と同等であった。 背景・ねらい 東北地方特産の肉用牛で...
要約 黒毛和種の放牧子牛を用い、岩手県の生産技術体系の指標である生後27ヶ月齢、出荷体重700kgを目標に肥育を行ったところ、肥育開始時までの発育は劣っていたが、その後の発育は良好でほぼ目標を達成し、放牧...
24時間保存した卵巣からの卵子をレシピエントとして牛核移植胚を発生できる
要約 24時間保存した卵巣から卵子をレシピエントとして、核移植を行ったところ、新鮮な卵巣と変わらない胚盤胞発生率が得られた。また、無血清培地による低酸素培養を行った結果、血清添加培地と同等の胚盤胞発生...
子牛の市場出荷時体重を利用した黒毛和種種雄牛の遺伝的泌乳能力の推定
要約 子牛の市場出荷時体重を利用して黒毛和種の泌乳能力を改良する手法を開発するため,実際の子牛市場出荷時体重を用いて種雄牛の母性遺伝効果の期待後代差を推定した。期待後代差は同じ系統の種雄牛間でも差が...
要約 黒毛和種去勢牛の育成期と肥育前期に放牧を1.5シーズン取り入れ,春季に放牧1及び2シーズン目の2群を放牧し刈取りを省いた草地管理が可能となった。27~30か月齢まで肥育した結果,増体量600~900kg/haを...