ブロムクロロメタン製剤は消化率を落とすことなく、反すう家畜のメタン抑制ができる
要約 ブロムクロロメタンを8%含有するシクロデキストリン製剤(BCM-CD)を飼料に添加することで、消化率を落とすことなく山羊のメタンを大幅に減少することができる。 キーワード メタン、ブロムクロロメタン、山羊...
モウソウチクとトウフ粕およびショウユ粕混合ペレットの飼料価値と乳牛への給与
要約 モウソウチク、トウフ粕およびショウユ粕を乾物比5:4:1で混合したペレットは、栄養価がアルファルファヘイキューブとほぼ同等で、乳牛への給与では嗜好性が良く、飼料乾物中10%のアルファルファヘイキューブ...
要約 放棄された農耕地や草地等に多頻度に出現するスイバを、放牧牛が採食する頻度は著しく低いが、放牧されたヤギは特異的に選択採食する。 キーワード ヤギ、牛、スイバ、放牧、嗜好性、雑草 背景・ねらい
口蹄疫ウイルスO/JPN/2000株にはマウスに対する病原性の異なるウイルスが混在する
要約 2000年に日本で分離された口蹄疫ウイルスO/JPN/2000株には培養細胞において著しく小さいプラックを形成するウイルスが存在する。このタイプのウイルスは乳飲みマウスに対する病原性が極めて低い。 キーワ...
要約 飼料中へタンニンを添加することでメタン産生は抑制されるが、縮合型タンニンでその効果は大きい。また、飼料への添加により反すう家畜からのメタン産生量の抑制が可能である。 キーワード メタン、タンニン...
六フッ化イオウを用いて測定した反すう家畜からのメタン発生量の精度と代謝エネルギー摂取量算出への利用
要約 六フッ化イオウをトレーサーとして利用して測定した反すう家畜からのメタン発生量は、開放型呼吸試験装置により測定した値と有意差がなく、代謝エネルギー摂取量測定にも十分利用できる。 キーワード ウシ、...
成畜の肥育は筋肉の不溶性コラーゲンを減少させて食肉を軟らかくする
要約 成畜(4歳以上のヤギ)を肥育することにより、肥育しない場合と比較して筋肉内の脂肪含量が増加し、不溶性コラーゲン含量が低下することにより、食肉の硬さが改善される。 キーワード 肥育、コラーゲン、加...
日本で分離された口蹄疫ウイルスO/JPN/2000株の動物に対する病原性
要約 口蹄疫ウイルス日本分離株(O/JPN/2000)を種々の偶蹄類動物に接種し、その病原性や水平伝播あるいは接触感染の有無について検討した。本株は豚に典型的な症状を示し、接触感染も起こしたが、反芻動物に対し...
要約 ケールジュース残さサイレージの粗タンパク質含量はアルファルファヘイキューブと比較してほぼ同程度であるが、総繊維含量は低い。ケールジュース残さの可消化養分総量は70.6%と高く、良質な粗飼料に相当す...
要約 無洗米糠は生米糠に比べ繊維含量が粗脂肪含量が低く、デンプン含量が高い。無洗米糠は生米糠に比べ第一胃内での乾物、粗タンパク質およびデンプン消失率が高く、かつ、消失速度も速い。また、無洗米糠のTD...
要約 飼料中に存在する動物由来DNAを検出するために、散在性反復配列であるSINEおよびLINEの塩基配列を用いてPCRプライマーを作成した。本方法では飼料中に0.01%肉骨粉が混入した場合でも検出が可能である。 キ...
脂肪含量の高い製造副産物の給与による肉用育成雌牛からのメタン産生抑制
要約 給与飼料中に脂肪含有率の高いビール粕、トウフ粕あるいは生米ヌカを適正に用いることにより、育成期の黒毛和種雌牛からのメタン産生を抑制することができる。 キーワード 動物栄養、肉用牛、脂肪質飼料、生...
反芻動物のCLAはトランスバクセン酸からの不飽和化が主要蓄積経路である
要約 反芻動物への共役リノール酸(CLA)供給は、飼料中の高度不飽和脂肪酸がルーメン微生物によりトランスバクセン酸(t11-C18:1)に変化し、消化吸収され脂肪組織に移行し、そこでの不飽和化による生合成が主要...
要約 四国山間棚田地域では定住条件向上のため,作業受託組織化で稲作の担い手を育成する一方,高齢者や女性による集約作目の多品目生産を進める組織や農地の維持管理を担う組織を,多世代構成を活かして重層的に...