要約 水と3種類の賦形剤を混合して調製することにより酵母の活性を保ったままペレット化する牛用飼料の製造法を開発した。ペレット化により活性型酵母が取扱いやすくなり嗜好性も向上するため、ルーメン環境改善...
要約 機能性成分の主要構成要素であり、牛乳中では複合糖質の構成糖として存在するシアル酸の濃度は、放牧された搾乳牛の食草時間と正の相関を示す。また、舎飼いから昼夜放牧に切り換え後11日以降にその増加が有...
木材由来セロオリゴ糖給与は離乳期の黒毛和種放牧子牛の発育を向上させる
要約 木材由来セロオリゴ糖を離乳前1か月から放牧子牛に給与すると日増体量および飼料効率が向上する。セロオリゴ糖給与は放牧地を利用した肉用種子牛生産にとって有効な発育向上技術である。 キーワード 放牧、...
豚肉の肉質関連代謝物質の分布およびと畜後の生成過程は筋肉間で異なる
要約 ブタの腰最長筋(ロース)には、中間広筋(モモの一部)に比べ、β-アラニン関連物質が多く含まれるが親水性アミノ酸が少ない。貯蔵中ではイノシン酸を含むATP分解産物と、疎水性アミノ酸やペプチド等タンパ...
要約 包装材として抗酸化剤と脱酸素剤を封入した高密度ナイロンフィルム内装紙袋を用いることにより酸化失活しやすいアスタキサンチンを含む補助飼料を長期間安定的に貯蔵・流通させることができる。 キーワード ...
要約 ウシにアスタキサンチン高含有酵母(ファフィア酵母)を含む補助飼料を給与すると、摂取したアスタキサンチンの約半分は糞中に排泄されるが、一部は消化管から吸収されて血液中に移行する。 キーワード アスタ...
紫トウモロコシのアントシアニンを含む色素は反芻家畜の酸化防御を向上させる
要約 強い抗酸化活性を示す紫トウモロコシのアントシアニンを含む色素は、給与によって血液の抗酸化酵素および酸化抵抗性を向上させることから、反芻動物向けの機能性飼料として活用できる。 キーワード 乳牛、紫...
要約 紫イネは、良好なサイレージ発酵品質を示し、抗酸化物質のアントシアニンを多く含む。その家畜への給与は抗酸化酵素の活性を上昇させることから、機能性物質の供給源として有効である。 キーワード ウシ、紫...
アントシアニン高含有トウモロコシサイレージの発酵品質とアントシアニンの安定性
要約 アントシアニン高含有トウモロコシ系統は通常型品種と同様にpHが低い良質なサイレージが調製できる。また、長期間貯蔵しても、品質の変化は小さい。トウモロコシのアントシアニン含量はサイレージ貯蔵中に減...
キーワード 乳牛、共役リノール酸、乾燥豆腐粕 背景・ねらい 共役リノール酸(CLA)は脂肪を構成する脂肪酸のひとつで、発ガン抑制、血中コレステロール低下作用等の機能性を有することが認められており、反芻家...
要約 黒毛和種牛の乳ムチンMUC1のエキソン2に存在するVNTR領域の特徴的な繰り返し構造が明らかになり、糖鎖の結合能はVNTR領域の全てのSer及びThrで高い。 キーワード 肉用牛、黒毛和種、ムチン、MUC1、VNTR、糖...
要約 シバ型草地放牧によって生産された黒毛和種去勢牛における肉中の粗脂肪含量は減少し、抗酸化物質であるβ-カロテン及びビタミンE含量は著しく増加し、機能性物質である共役リノール酸含量も若干増加する傾向...
要約 放牧飼養のみで育てられた和牛の筋肉には、ユビキノン、カルニチン、クレアチンという機能性成分と抗酸化ペプチドであるアンセリン+カルノシンが豊富であるだけではなく、水溶性呈味成分(各種遊離アミノ酸...
肉用牛にグルタチオン強化酵母を給与すると半膜様筋の剪断力価が低下する
要約 グルタチオン含量を高めた乾燥酵母(グルタチオン強化酵母)粉末の黒毛和種への給与により、血液中の還元型グルタチオン濃度は増加しγ-GTP活性は減少する。また肉質に関しては半膜様筋の剪断力価が低下す...
要約 牛ロース芯における総カルニチン含量は月齢の進んだ牛で増加し、経産雌肥育牛では極めて高い値となる。すなわち、幼牛よりも成牛の肉に多く含まれる。また、牛肉中カルニチン含量を、霜降りや肉色などの見た...
要約 牛筋肉中の遊離L-カルニチン含量は、肥育中の放牧飼養によって増加する。また、と殺後の牛肉中の含量は熟成期間中に変化することはなく、筋肉の酸化型筋線維数と正の相関がある。 キーワード 遊離L-カルニチ...
要約 牛筋肉中の遊離L-カルニチン含量は、肥育中の放牧飼養によって増加する。また、と殺後の牛肉中の含量は熟成期間中に変化することはなく、筋肉の酸化型筋線維数と正の相関がある。 キーワード 遊離L-カルニチ...
泌乳牛へのペパーミント給与は消化率およびエネルギー分配を変化させる
要約 乳量30kg程度の泌乳牛への飼料乾物当たり5%のペパーミント給与は、飼料消化率を低下させるが、乳生産には影響を及ぼさない。また、メタン産生を低下させ、糞エネルギー量と熱生産量を増加させる。 キーワー...
要約 牛ロース芯における総カルニチン含量は月齢の進んだ牛で増加し、経産雌肥育牛では極めて高い値となる。すなわち、幼牛よりも成牛の肉に多く含まれる。また、牛肉中カルニチン含量を、霜降りや肉色などの見た...
放牧と脱脂米ぬか給与により肥育した無角和種の肉質及び脂質中の共役リノール酸の割合
要約 放牧と脱脂米ぬか給与により肥育した無角和種の肉は、低脂肪の赤身肉であり、その脂質中の共役リノール酸(cis9trans11 CLA)の割合は、一般肥育した無角和種及び黒毛和種の肉よりも高く、無角和種の肉を差...