黒毛和種肥育牛における成長ホルモン遺伝子多型と産肉性との関連
要約 黒毛和種の成長ホルモン遺伝子多型(A、BおよびC型)は産地によって遺伝子頻度が異なるが、枝肉重量、バラ厚および脂肪交雑はA型とC型で差が見られる。 キーワード 肉用牛、黒毛和種、成長ホルモン遺伝子多...
要約 黒毛和種種雄牛検定候補に一次選抜された雄子牛由来の耳真皮組織片から体細胞を分離培養し、1回の継代培養後にドナー細胞として用いた場合、発生した核移植胚からクローン牛が生産できる。 キーワード 体細...
要約 交配指針を作成するにあたっては、同一系統の繁殖雌牛でも、各系統の種雄牛との交配組み合わせの違いで枝肉成績に有意な差があるかを調査し、それぞれの交配組み合わせによる肥育特性を明らかにしておくこと...
要約 泌乳牛において、分娩後60日以降にOVSYNCH/定時AIを行う場合、分娩後7週次のTDN充足率が90%以上であれば、90%未満の場合と比べて、授精回数が1.2回低減でき、分娩間隔は50日短縮する。 背景・ねらい 泌乳牛...
要約 スーパーカウの卵丘細胞から生産した体細胞クローン牛の発育及び採卵成績を調査した。体細胞クローン牛は順調に発育し、採卵成績も良好なことから本技術の活用が期待される。 キーワード スーパーカウ、体細...
要約 環境要因としての枝肉市場の取り扱いを検討したところ、偏りのない育種価を予測するために、主効果としての市場を含まないモデル、または市場を含まざるを得ない場合には市場×年度×農家の組み合わせ効果を含...
要約 全乳期一様に乳量をあげるのでなく泌乳ステージ毎に乳量を変えて改良する場合、開発された選抜指数法はそれを実現する。 キーワード 乳牛、選抜指数法、泌乳曲線、泌乳ステージ 背景・ねらい 乳牛育種の改良...
要約 黒毛和種肥育牛の枝肉脂肪の脂肪酸組成は種雄牛、系統によって大きく影響される。 キーワード 肉用牛、黒毛和種、脂肪酸組成、遺伝 背景・ねらい 脂肪は食肉の風味あるいは嗜好性に大きく影響し、美味しい牛...
要約 牛肉の熟成への関与が示唆されているウシカテプシンD遺伝子の2カ所で、アミノ酸置換を伴う多型を検出した。両多型ともPCR-RFLP法により簡易に検出可能である。 キーワード 育種、肉用牛、ウシカテ...
要約 WCS用イネのβ-カロチン含量は、生育の進行にともない低下し、特に乳熟期から黄熟期にかけて急激に低下する。また、中国146号における地上部のβ-カロチン含量は、葉部のβ-カロチン含量の減少にともなっ...
要約 黒毛和種去勢肥育牛の脂肪酸組成は、種雄牛によって影響されるが、30か月齢から35か月齢の間では屠畜月齢に影響されない。また、脂肪酸組成は枝肉重量との関連が見られず、肉質等級(3~5)との関連性は高く...
黒毛和種の子牛市場出荷時体重に対する母性遺伝効果の育種価と60日齢体重の関係
要約 子牛市場出荷時体重から推定した母性遺伝効果の育種価と子牛の60日齢体重との間に有意な関係が認められ、子牛市場出荷時体重に対する母性遺伝効果の育種価は泌乳能力の指標となる。 キーワード [キーワード...
要約 乳用牛の改良増殖を目的に胚移植技術を活用して、高能力乳用牛の胚を供給することにより、高能力乳用牛系統牛の推定育種価は総合指数+380、乳代効果+53,825円となり、乳用牛群の能力が急速に向上して、酪農...
環境に拘わらず発現する育種価と環境毎に固有に発現する育種価算出法
要約 乳牛国際育種価について、環境(国)をこえて共通に発現する育種価と環境(国)毎に固有に発現する育種価推定式を開発した。本推定式は、国際乳用牛改良団体(インターブル)から公表される共通及び固有部分...
要約 肉牛の改良において、後代検定の代わりに受精卵クローンあるいは体細胞クローンを用いた検定を行うことにより、年あたり遺伝的改良量が増加するとともに検定に要するコストが減少して、育種の効率化が可能と...
乳用牛群検定サンプル乳を用いたPIT I 遺伝子制限酵素長多型の判定
要約 牛群検定サンプル乳中の体細胞からPITⅠ遺伝子が増幅できた。PITⅠ遺伝子を制限酵素HinfⅠで切断した遺伝子型は血液から抽出したDNAをサンプルにしたものと完全に一致した。PITⅠの遺伝子型頻度はAA型:AB型:BB型...
要約 肉用牛の遺伝的産肉能力評価値を利用して高能力雌牛を選抜し、計画交配を実施することにより、高能力が推定される候補種雄牛の造成が可能となり、間接検定終了牛では優秀な結果が得られている。大分県畜産試...
要約 平均産次は畑地型地域で低く、乳量水準が高いほど低いが、全死廃・病傷事故率および飼養規模との相関はみられない。繋ぎ飼養では乳房炎、乳頭損傷、卵巣疾患、フリーストール飼養では第四胃変位、乳熱が多く...
要約 優秀な遺伝形質を有する能登牛の増産を目的に、その受精卵をドナー細胞とした核移植技術で作出された核移植卵を受卵牛に2卵ずつ移植して産子を生産した。 背景・ねらい 同一の遺伝形質を有する個体を複製す...
要約 ブドウの倍数性は、フローサイトメーターで相対DNA 量を測定することによって簡易に判定できる。 背景・ねらい
大粒ブドウの新品種育成に対する要望は非常に大きいが、交雑親の主流となる四倍体品種は巨...