要約 カイコにオニグモの遺伝子を組み込んで、強くて切れにくいクモ糸の性質を付与した新しいシルク(クモ糸シルク)を生産するカイコの実用品種による作出に成功した。クモ糸シルクは通常のシルクの1.5倍の切れ...
要約 天然の高分子量を維持したセリシン(バージンセリシン)の水溶液を安定的に調製する技術を確立するとともに、カイコの品種を改良して原料繭の生産性を向上させることにより、民間企業が香粧用素材としてバー...
要約 遺伝子組換えカイコ技術を利用して、一本鎖抗体と絹タンパク質の融合タンパク質を生産した。シルクタンパク質の加工技術と組み合わせることにより、抗体活性を有する新しいシルク素材「アフィニティーシルク...
要約 凍結真空乾燥した桑葉をヘキサン等で脱脂後、気流粉砕機等で微粉砕とすることにより、従来の通風乾燥法に比し有効成分を多く含み食品への利用性の高い桑葉粉末が調製できる。 キーワード 桑葉、凍結真空乾燥...
要約 蚕品種「セリシンホープ」より得られる未変性セリシンを原料とし、セリシンのみからなり、弾力性と成形性を有するハイドロゲルを作製した。セリシンハイドロゲルは、組織再生や創傷治癒への応用が期待できる...
要約 スズメバチの巣の内部に存在する繭(ホーネットシルク)を昆虫由来新素材候補として検討するため、繭タンパク質を抽出精製し、粉末状の精製ホーネットシルクを得た。さらにこの粉末状の精製ホーネットシルク...
要約 藍の葉を乾燥させ粉末化することにより、簡易に藍染めができる。これにより、屑繭等を活用した絹紡糸の付加価値を高めることができる。 背景・ねらい
養蚕農家が生産する繭のうち商品価値が少なく未利用...
要約 養蚕農家が生産した座繰り糸やつむぎ糸を利用する場合、たて糸に200~300粒繰糸の座繰り糸を、よこ糸にはつむぎ糸を用いた手織布の製造で糸の特長を生かすことができる。この手織布を使った製品は地場産品と...
要約 マイクロマシニングを利用して、昆虫の筋電位を記録するためのマイクロ電極を製作した。この試作電極は、筋肉への挿入部分の長さが約1mmで、単結晶シリコンを主要な材料とし、通電部分にはアルミニウムやチ...
要約 考案した屋内設置型飼育施設を使い、人工飼料による1~2齢1回給餌で稚蚕飼育を行うと、農家の個人飼育あるいは、数戸の持ち寄り飼育による概ね10箱飼育を前提とした省力的稚蚕飼育が可能である。大分県農業...
要約 飼育現場で自給可能な4齢蚕用人工飼料の製造法を確立した。その飼料を用いた飼育では、桑葉育よりやや劣るが、ほぼ良好な成績が得られる。 背景・ねらい 繭生産の大幅な生産性の向上および規模拡大には、人...
要約 カイコを利用した有用物質の生産を目的とした飼育に利用できる、人工飼料粉体と熱湯との混合調製からペースト状飼料の移送、飼育箱への給餌までの一連の作業を無人で自動的に実行する全自動給餌システムを構...
要約 桑椹(桑の実)は赤色色素(アントシアニン)を多量に含むほか、クエン酸を主成分とする抗酸化性、活性酸素種消去能を有している。そのまま、もしくは加工原料として、ヨーグルト、ジュース、ジャム等への利...
要約 繭から繭糸を繰り出してドラムに巻き取る際に、繭糸を左右に振って積層させる絹シート製造機の開発により、繭糸をシート化することができる。この技術によって製造した絹シートは、インテリア製品(ついたて...
要約 桑椹(桑の実)は赤色色素(アントシアニン)を多量に含むほか、クエン酸を主成分とする抗酸化性、活性酸素種消去能を有している。そのまま、もしくは加工原料として、ヨーグルト、ジュース、ジャム等への利用が...
Fragaria x ananassaとF.nilgerrensisとの複倍数性種間雑種と特性
要約 8倍性栽培イチゴ(F.× ananassa)と2倍性野生種(F. nilgerrensis)との種間雑種から試験管内倍化法により、着果性に優れ、果重、果形、糖度、ビタミンC含量などは栽培イチゴと同程度で、かつ野生種の...
要約 簡易無菌飼育装置を用いた全齢人工飼料育について検討した結果、全齢を通じて3回の給餌で省力的に飼育ができ、このため、年間を通じて安定した繭生産の実現と省力化による生産工程の効率化を図ることができ...
要約 中山間地域では、農業の国際化のもとで既存品目が衰退傾向を示す中で、地域特産物の開発と新たな流通ルートの開拓により、原料供給基地から最終商品供給基地へと脱却し、流通コストを削減することが生産振興...
要約 中山間地域では、農業の国際化のもとで既存品目が衰退傾向を示す中で、地域特産物の開発と新たな流通ルートの開拓により、原料供給基地から最終商品供給基地へと脱却し、流通コストを削減することが生産振興...
要約 桑葉は一度茹でることで食味が向上し、調理品としての評価が高く、加工品は、茹でた桑葉の乾燥粉末を利用した麺類、搾汁を利用した豆腐、及び菓子への利用ができ、また、冬期生産の桑葉は葉が小型化するため...