鹿児島県の秋作カボチャにおける花粉媒介昆虫の貢献と人工授粉に依らない栽培の可能性
要約 鹿児島県ではカボチャの播種時期を遅らせる抑制栽培(秋作)が行われている。その訪花昆虫の中ではトラマルハナバチの送粉効率が最も高い。ミツバチの送粉効率は劣るが、訪花頻度が高いことで受粉に役立ってい...
要約 このマニュアルは果樹・果菜類の受粉を助ける花粉媒介昆虫の調査に有用な手法を中心に、受粉のしくみや花粉媒介昆虫の見分け方等について解説したものである。このマニュアルを用いることで、花粉媒介昆虫の...
要約 加工・業務用カボチャにおける直まき、自然受粉、着果節位以上の側枝を放任する省力整枝栽培の生育・収量は、慣行栽培と同等である。一斉収穫を組み合わせると管理作業時間は慣行栽培の約5割に削減され、大...
要約 「Malus baccata 79091」、「Makamik Crab」、「Sentinel Crab」、「M.×atrosanguinea 20004522」、「Redbud Crab」、「Snowdrift Crab」の6品種は、「ふじ」及び「つがる」と交雑親和性が高く、開花期が...
セイヨウミツバチを利用した小ナスハウス栽培の着果管理作業の省力化
要約 小ナスハウス栽培において、授粉のために訪花昆虫のセイヨウミツバチを利用することにより、着果管理作業の大幅な省力化が可能となる。収穫物の品質もホルモン処理(慣行)とほぼ同等である。 キーワード セ...
メロンの露地トンネル早熟栽培における安定着果と摘果作業の省力化
要約 着果性の優れたタカミメロンでは、開花直前の整枝時に雌花を1つる当たり2花にすることにより、十分な着果数を確保でき、果実肥大も良好で増収する。開花直前の摘花を含む整枝の作業時間は、摘花しない慣行栽...
要約 防火帯づくりが困難なススキ優占の急傾斜草地において、およそ10a(防火帯の長さ約100mに相当)あたり3頭のヤギを夏季に3ヶ月間放牧することにより、地上部現存量を約2割まで低下させ、安全かつ省力的に防...
要約 体外培養において、あひる精子が卵黄膜に侵入する際に生じる孔の数(精子侵入痕数)は雄個体間で大きく異なる。この精子侵入痕数は、人工授精による受精率 と高い相関を示し、雄個体ごとの繁殖能力の評価指...
要約 スイカトンネル栽培において省力化の目的でミツバチ利用による交配を導入したところ、人工交配と比較して、着果率は同程度で、果実肥大はわずかに劣るが、糖度は高く、実用性は高かった。 背景・ねらい ス...
要約 ヤギの雑灌木樹種に対する嗜好性と採食による除去効果を調べた。ヤギは、一部に嗜好性の低い樹種が見られたが、ほとんどの樹種に高い嗜好性を示した。また、高木性の樹種に対しても樹皮剥ぎの効果が高く、雑...
成果の内容・特徴