要約 ニュージーランドの子牛生産コストは日本の大規模経営平均の約7分の1であり、コスト格差の主な要因は周年親子放牧に加えて、自然交配、輪換放牧と哺育能力の高い繁殖牛選抜、ケール等を利用した冬季飼養、キ...
要約 ヤギを実験モデルとし、脳内に存在するキスペプチン神経細胞が動物の生殖機能を調節する最上位の中枢であり、神経細胞内の特異的なメカニズムで生み出されるパルス状の神経信号によって卵子や精子の発育を制...
大果で北海道向きのブルーベリー新品種「CW1」および「CW7」
要約 ブルーベリー新品種「CW1」および「CW7」は、「コビル」と「ウェイマウス」の交雑品種である。「CW1」は8月上中旬、「CW7」は8月中下旬が収穫期で、いずれも大果で、圃場での耐寒性がやや強または中で、北海...
黒毛和種繁殖雌牛への海藻粉末給与は夏季の発情時運動量の減少を抑制する
要約 黒毛和種繁殖雌牛では夏季に発情中の運動量が減少するが、褐藻由来の海藻粉末を給与することにより発情中の運動量減少を抑制する。 キーワード 牛、黒毛和種、発情周期、海藻粉末、行動量 背景・ねらい 九州...
産肉性、抗病性、繁殖性に優れた新しいランドレース種の系統造成
要約 産肉性、抗病性、繁殖性を主な改良形質とするランドレース種の系統造成を実施し、平成21年度から育成雌を配布する。 キーワード 豚、ランドレース種、系統造成 背景・ねらい 平成元年に完成した系統豚ミヤギ...
カンショ茎葉サイレージの品質は良好であり黒毛和種繁殖雌牛に利用できる
要約 細断型ロールベーラおよびスタックサイロで調製したカンショ茎葉サイレージの発酵品質は良好である。また、ビートパルプやフスマを添加することにより、発酵品質、可消化養分総量(TDN)、消化性および採食...
要約 固有種を数多く産する海洋島の小笠原諸島は、外来生物の影響で独自の生態系が被害を受けています。外来生物の生態系への影響を解明し、外来生物制御と固有種保全に関する管理方法を提案しました。 背景・ね...
要約 種子の発芽促進のためにはジベレリン200ppm液に48時間浸漬後、播種する。また、挿し芽は、開花4~5日前の茎葉を用いて、キク用水揚げ剤に挿し穂を浸漬した後に、発根剤処理をして、最低気温を25℃としたト...
グラウンドカバープランツとしてのイブキジャコウソウによる農地法面の植生管理
要約 イブキジャコウソウは、4月下旬以降の萌芽した枝を挿し穂に用いて容易に繁殖が可能であり、定植当年の秋及び翌年秋の被覆度はそれぞれ約60%、80%と被覆能力が高い。 キーワード グラウンドカバープランツ...
とうもろこしサイレージ多給・配合飼料無給与による授乳期の母子羊の飼養法
要約 チモシー主体乾草不断給与下において、とうもろこしサイレージ+アルファルファ乾草給与により、単子の75%、双子の25%が発育標準の平均離乳時体重を超える。母羊の体重減少も日本飼養標準の基準内であり、...
要約 ハリナシミツバチ類の産する蜂蜜は、ミツバチ類の蜂蜜とは作用機構の異なる強い抗菌性、および黄色ブドウ球菌などに対する広い抗菌スペクトラムを有し、有用健康食品として有望である。 キーワード ハリナシ...
要約 妊娠認識のシグナルとして知られているウシインターフェロン(bIFN)τならびに特異抗体を作製し、測定系を確立した。類縁物質と交差反応が無く、bIFNτを特異的に検出し測定することができる。 キーワード 家...
要約 市販の深部膣内電気抵抗値測定器を用いて、豚の妊娠判定の基準(授精後の次回発情予定日1~3日前の計測値が300以上を受胎、300より低値であれば不受胎)を設定し、妊娠診断を行うと、妊娠(受胎)的中率は80...
要約 出穂後は牛に採食されないチカラシバが蔓延し、牧草が衰退して生産力が低下し、かつ、景観も悪化した放牧草地に、飼養が容易で景観的にも優れ、いろいろな草木を採食するシバヤギ(30頭/ha)を4月上旬から1...
要約 トランスポゾンpiggyBacをベクターに、緑色蛍光蛋白質(GFP)遺伝子をレポーターに用い、膜翅目昆虫で初めて、安定した外来遺伝子導入・形質転換系を開発した。ゲノム中に組込まれた遺伝子は次世代に受け継...
要約 遊休化した棚田に山羊放牧技術を導入することにより、土壌を保全しながら植生を管理することができ、遊休地を利用した果樹や小家畜等の生産も可能となる。 キーワード 遊休棚田、雑草管理、土壌保全、山羊 ...
妊娠末期に牛胎子から血液および羊水・尿膜水を連続的に採取できる
要約 局所麻酔下で妊娠末期胎子にカテーテルを装着することにより、分娩直前まで連続的に胎子血液と羊水・尿膜水が採取できる。比較的長期にわたり測定した胎子血漿中のコルチゾール濃度は、分娩直前に増加する ...
脂肪含量の高い製造副産物の給与による肉用育成雌牛からのメタン産生抑制
要約 給与飼料中に脂肪含有率の高いビール粕、トウフ粕あるいは生米ヌカを適正に用いることにより、育成期の黒毛和種雌牛からのメタン産生を抑制することができる。 キーワード 動物栄養、肉用牛、脂肪質飼料、生...
ヤギ視床下部正中隆起部で観察される生理機能に関連する神経活動
要約 ヤギの視床下部正中隆起部に慢性的に電極を挿入し、多ニューロン発射活動を覚醒下で連続的に計測すると、ストレス反応や生殖機能の調節などの生理機能に関連する神経活動がリアルタイムに解析できる。 背景...
要約 開発した装置は、湧水を取水・ろ過・貯水したのち、落差を利用して育苗ハウス内に送水し培地を冷却できる。安定した低水温が得られるため冷房コストが低減でき、中山間傾斜地の高温期における花き等の低コス...