安定して強い根こぶ病抵抗性を有するナバナ品種「CR早生-B1」
要約 「CR早生-B1」はハクサイ由来の抵抗性遺伝子座の導入により育成された安定して強い根こぶ病抵抗性を有するナバナ品種である。既存の在来品種と同等の収量性および食味を持つ。 キーワード ナバナ、アブラナ...
根こぶ病強度抵抗性のマーカー選抜が可能な「はくさい中間母本農9号」
要約 DNAマーカーにより二つの根こぶ病抵抗性遺伝子(Crr1、Crr2)を選抜した「はくさい中間母本農9号」は、根こぶ病菌系「No.5」に対して安定した抵抗性を示す。選抜マーカーは市販F1品種との識別性...
要約 埼玉県在来のらぼう菜3種(比企、都幾川、野口種苗)における栄養成分は茎に比べて葉に多く、糖含量は葉に比べて茎に多い。ゆで後の成分の損失は葉に比べ茎が少なく、食味評価では、比企と野口種苗が甘み・...
要約 のらぼう菜の川崎在来系統は概ね3系統にグループ分けできる早生性を特徴とする洋種ナタネ(Brassica napus)である。 キーワード のらぼう菜、ナバナ、洋種ナタネ、Brassica napus 背景・ねらい 川崎市多摩区...
要約 ナバナ、ミズナ等を検定植物とし、赤カブ栽培予定圃場の土壌を通気性のある素材のポットに入れて底面給水で管理すれば、土壌中の休眠胞子密度が103個/g乾土以上の低密度から発病し、根こぶ病の発病が予測で...
キーワード ナバナ、根こぶ病耐病性、収量、ルテイン含量 背景・ねらい 本県は三重県に次ぐナバナの主産県である。県内では京築地域で栽培が盛んで、水稲後作の重要な品目となっている。しかし近年、普及系統、品...
要約 「オータムポエム」は3月上旬に播種すると5月に、6月上旬~8月上旬に播種すると7月下旬~11月中旬に充実した花茎と花蕾が収穫できて収量性が優れる。3月播き栽培では、3月上旬に播種し最低温度を摂氏20度で...
要約 ナバナの年内どりは「京の春」を9月上旬に播種すれば11月中旬から翌年1月末までに100kg/a以上の上物収量が得られる。春どりは「花飾り」を10月上旬に播種すれば2月上旬から収穫が開始され、年内どりとの組合...
要約 なたね「菜々みどり」は熟期が「キザキノナタネ」と同じ中の晩で、耐寒雪性が強く、子実中にエルシン酸を含まない。野菜用なばなとして多収で、一本重が重い。収穫期間は「かぶれ菜」に比べて一週間程度早い...
ナバナの根こぶ病抵抗性育種素材として有望なルタバガ「WYE」
要約 福岡県築上地域で発生しているナバナ根こぶ病のレースは1である。Brassica napus L.に属する作物の中でナバナやナタネにはレース1に対する抵抗性はないが、ルタバガ「WYE」に強度の抵抗性がある。福岡県農業...
要約 ナバナの催芽種子を15日間低温処理することにより抽苔が促進され、9月上旬播種で無処理より約40日早い10月下旬から収穫可能となり、年内収量も大幅に増加する。種子の催芽、低温処理は高吸水性高分子化合物...
北陸地域積雪地の露地越冬栽培におけるナバナのビタミンC及び糖類の含有率の変動
要約 北陸地域の積雪地において、露地越冬栽培したナバナ(Brassica napus L.) の糖類含有率は、雪解け後の生育期間の気温等の影響を受けて大きく変動する。しかし、ビタミンC含有率は安定的で、その変動は小さい...
要約 多収で良食味の晩生水稲粳品種「どんとこい」を「月の光」に替えて奨励品種に採用する。標高300~500mの地帯に普及し、静岡県の高冷地地帯における熟期構成の適正化を図る。 背景・ねらい 昭和62年に奨励品...
要約 「はるの輝」は寒冷地から温暖地まで栽培できる、良食味のナバナである。草体がワックスレスであることから鮮緑色で外観がよく、甘味があって食味が良好である。また、花茎が太く商品価値は高い。 背景・ね...
要約 無加温簡易ハウスを利用した、秋冬まきナバナにおいて、セルトレイに播種した後、トレイごと3度Cの冷蔵庫に入れ、10日間低温処理を行うことによって花芽分化が促進され、抽台時期、収穫時期が早くなる。また...
要約 三陸つぼみ菜は品質が良くナバナとして有望な品種であるが、花芽分化に5度C以下で120時間程度要し、収穫期が遅い。催芽種子の5度C、20日間、暗黒低温処理は、人為的に花芽分化を誘導でき、早出しに有効であ...