トマト果実の糖度およびグルタミン酸含量の予測・制御プログラム
要約 1作分の栽培環境、植物体内の変動および品質データをAI技術で比較解析することによって、品種や産地に拘わらず、トマトの糖度およびグルタミン酸含量を予測できる。また、目標糖度やグルタミン酸含量の入力...
圃場別データセットを活用した大規模水稲作経営に対するデータ駆動型改善提案の要点
要約 多くの圃場を管理する大規模水稲作経営において、栽培管理記録や面積あたりの推定収量を圃場別に集約したデータセットを構築することにより、収量と各種要因との関係を「見える化」することができる。推定収...
要約 トマトの施設生産において気温、日射、CO2濃度の環境情報および葉面積、果実乾物率の生体情報を用いてトマトの物質生産量や収量を推定できる。また、物質生産の推定値と実測値を比較することによ...
予測を含む気象データを利用した水稲、小麦、大豆の栽培管理支援システム
要約 気象情報と利用者が登録した作付け情報から、発育ステージを予測するとともに、適切な追肥量や施用時期、病害の予測情報等の栽培管理支援情報をインターネット経由で届ける農業情報システムである。農業気象...
要約 遠隔・自動制御が可能な給水バルブと落水口、通信基地局、サーバーソフトによって構成される圃場水管理システムは水稲作時の水管理状況のモニタリングやそれに応じた制御が可能となり、水管理労力を大幅に解...
ICT・複数のセンサを使用し牛の発情を示す乗駕許容行動を判別するシステム
要約 赤外線、加速度および角速度センサで構成されたユニットを牛の背部に装着し、ICTを活用することで、授精適期時刻の推定に重要な指標である乗駕許容行動を98%の適合率で検知し、観察困難な時刻、場所でもリア...
プロアントシアニジンフリー大麦系統の子実に蓄積されるフラボノイド
要約 プロアントシアニジンフリー遺伝子ant13、ant17、ant22を持つ「ニシノホシ」の準同質遺伝子系統は、その子実に、様々な機能性を有するtricin(トリシン)を高濃度に蓄積する。 キーワード オオムギ、プロアン...
メロンえそ斑点ウイルス-スイカ系統の全ゲノム配列とRT-PCRによる検出
要約 鳥取県のえそ症状を示すスイカから分離された球状ウイルスは、既知のメロンえそ斑点ウイルス(MNSV)と同一のゲノム構造を持つが、外被タンパク質遺伝子等の配列に相違があり、宿主域も若干異なることから、...
要約 水稲6品種の出穂期・成熟期を予測するシステムをWeb上に構築した。栽培品種、田植え月日を選択し、移植した苗の葉齢を入力する。その後、地図上で栽培地点を選択すると、当該年の気象値に基づく予測値が...
乳中ムチンタンパク質遺伝子の縦列反復配列多型と乳中体細胞数との関連
要約 ホルスタイン種の乳中ムチンタンパク質遺伝子Muc1のVNTR領域のDNA構造が明らかになり、乳中ムチンタンパク質の機能特性を乳中体細胞数を間接的指標として比較すると、Muc1-VNTRの繰返し数の異なる3種類の多...
要約 雨害等によりアミログラフ最高粘度(以下、アミロ値)の低下したいわゆる低アミロ小麦粉の製パン時の比容積は、アミロ値100程度までであれば大きく低下しない。低アミロ化による比容積低下の主原因は、収穫...
要約 エンドファイト感染株からトリホリン剤を用いて非感染株を作出する方法を開発した。ペレニアルライグラスはエンドファイト感染により数種の病原菌に抵抗性が強くなり、耐病性の向上が認められた。 背景・ね...
要約 超強力粉を冷凍生地製パンやブレンドによる国産小麦粉の製パン性向上に使用した場合、比容積の大きい良好なパンが得られる。これらの特性が超強力粉にある理由は、超強力粉生地が非常に強い生地物性とガス保...
要約 ピーマン‘トサヒメR’はPepper mild mottle tobamovirus(PMMoV)およびtomato mosaic tobamovirus(ToMV)に抵抗性を備え、収量、果実品質がすぐれる中長形果のF1品種である。促成栽培に適する。 ...
梅山豚とゲッチンゲンミニ豚の交雑家系を用いた連鎖地図(ToNMap)の作製
要約 梅山豚とゲッチンゲンミニ豚との交雑家系を用いてDNAマーカーの連鎖地図を作製した。マーカー数は243個、全長2562cM、平均間隔11cMである。 背景・ねらい 豚の肉質、繁殖性、抗病性などを左右する遺伝子...
要約 アブラナ科植物のS複合遺伝子座にある雌しべの自己認識糖蛋白質の遺伝子であるSLG及びSRKをそれらに特異的なプライマーを用いてPCR法で増幅し、4塩基認識の制限酵素で切断後アクリルアミドゲル電気泳動...
シクラメン(Cyclamen persicum)の胎座つき胚珠培養による半数体植物の作出
要約 四倍性シクラメンの遺伝的均一性の向上をめざした半数体育種の効率化を目的に胎座つき胚珠培養による植物体作出の可能性を検討した結果、二倍体個体を育成することができ、さらに植物体分化に要する期間を短...