耐病性・消化性に優れる寒冷地・温暖地向きオーチャードグラス中生品種「きよは」
要約 オーチャードグラス中生品種「きよは」は、「まきばたろう」と比べて、寒冷地から温暖地において3か年合計乾物収量が104とやや多収で、早春、秋の草勢、再生力にも優れる。黄さび病、小さび病、すじ葉枯病に...
東北地域での春まき・秋まき栽培の特性データに基づいたタマネギ品種・系統の分類
要約 国内外のタマネギ95品種・系統は、各2回の秋まき・春まき作型における特性データに基づいて、4つのグループに分類し、早生、中生および晩生を判定できる。また、両作型間で高い相関を示す形質については、栽...
要約 赤外光を利用してササゲ子実の粉体サンプルの窒素含有量を推定し、これをタンパク質含有量に換算することにより、育種過程で利用可能な子実タンパク...
要約 吸収リン量に対する乾物生産量を示す一つの重要な指標であるリン利用効率(PUE)に関する量的形質遺伝子座(QTL)は、イネゲノムの第1および11染色体上にある。 キーワード イネ, リン利用効率, ゲノムワイド連...
要約 北海道のイネ品種群は、育成年次に応じて遺伝的に6グループに分化している。これらは、各グループの育成時に、本州あるいはアメリカに由来する品種を交配母本として活用したことに起因すると考えられる。 キ...
要約
要約 種子親の早晩性が同じで、花粉親の早晩性を変えた場合、花粉親の開花が早いほど、F1系統の開花は前進する。また、花粉親の早晩性が同じで、種子親の早晩性を変えた場合も、種子親の開花が早いほど、F1系統の...
要約 「空知交14号」はメロンにおける主要病害であるうどんこ病に耐病性を有しているため栽培管理が容易である。また、ネット形質が優れ、香りや肉質も良好である。そのため「空知交14号」は北海道の緑肉メロン産...
要約 小輪多花性を特徴とする「大分6号」(桃覆輪)、「大分7号」(白)及び「大分8号」(紫覆輪)を育成した。この3品種は7月出荷作型と10月出荷作型(種子冷蔵育苗)で優良な切り花を生産できる。 キーワード ...
要約 愛媛県農業試験場が県内の中山間地から収集し、選抜・保存してきた「愛媛在来系」は、県内4カ所の中山間地での現地適応性評価の結果から、優良と認められ、「愛媛在来系」を利用した地域特産こんにゃくへの...
要約 山口県阿武郡旭村由来のエコタイプから栄養系選抜によって育成した「方便山4」は、芝密度が高く雑草が侵入しにくいことが特長である。この特性は芝地の早期造成に有効である。 背景・ねらい シバは放牧用の...
要約 秋季に定植したエレムルスを、2月上旬から換気温度を20℃に設定した無加温ハウスで栽培することにより、切り花品質が低下することなく露地より約1か月早い収穫が可能である。 背景・ねらい エレムルス(Eremur...
要約 チャ秋芽の生育停止期は、10月下旬~12月中旬で品種差異があるが、一番茶萌芽期との相関は低い。生育停止期の遅い品種は、裂傷型凍害抵抗性が弱く、チャノホソガ越冬世代の発生量が多い傾向がある。宮崎県総...
要約 全国から収集したシバ(Zoysia japonica Steud.)エコタイプの中から、高知県南国市由来の系統がほふく茎の伸長に優れることを見出し、栄養系選抜による新品種候補「南国9」として出願を行う。この特...
要約 遺伝資源の利用と栽培技術の改良により、催芽種子を直接嫌気的な湛水土壌中に播種する技術を創出し、苗立ちを安定化させると同時に倒伏と雑草害を軽減させる技術を熱帯において開発した。 背景・ねらい 熱帯...