チューリップの葯における抗菌性物質Tuliposide Bの蓄積
要約 チューリップの葯は、開花直前に抗菌性物質Tuliposide Bを組織特異的に生合成し、花粉を細菌類の侵入から守る独自の防御機構を発達させている。 キーワード チューリップ、抗菌性物質、感染防御、葯、花粉、...
要約 高温登熟障害等で発生する玄米の充実不足の指標値を、画像解析により玄米横断面の輪郭の曲率を算出することで抽出できる。この指標値により、高温・寡照がもたらす充実不足の程度やその品種間差異の評価が可...
要約 かんしょ「ベニアズマ」の生いもデンプン含量は生いも比重測定により簡易に評価でき、生いもデンプン含量の違いにより食味特性に差が認められる。生いもデンプン含量の中間のものは、掘取直後~掘取2ヶ月後...
タンパク質含量にフィチン、カルシウム含量を加えた豆腐加工適性評価
要約 豆腐破断応力は、低カルシウム含量の大豆ではフィチン含量と高い負の相関を示し、カルシウム含量が高くなるとタンパク質含量との相関が高くなる。タンパク質にフィチン、カルシウム2成分の含量を考慮する...
要約 小麦粉のかんすいペーストの明るさ(L*)および赤み(a*)と、中華めんの官能検査における色相の評点との間には、それぞれ強い正または負の相関がみられる。一方、蒸留水ペーストでは明るさ(L*)との間にやや強い...
生体由来ウシ子宮内膜のオキシトシン感受性試験を利用した子宮機能の評価
要約 生体より採取した子宮内膜は培養してオキシトシン感受性試験が可能であり、オキシトシンに対するプロスタグランジンF2α産生能の差異は子宮内膜の生理的機能評価の参考となる。また、子宮内膜の採取が卵巣機...
脂質膜方式味覚センサーで豚肉熱水抽出物の類似性および差異が解析できる
要約 市販の脂質膜方式味覚センサーにより熱水抽出物を測定することで、豚肉の品種間、あるいは生産場所間の類似性もしくは差異をあらわすことができる。また、味覚センサーの出力結果は水溶性うま味関連成分濃...
要約
要約 精米の熱水処理による溶出デンプン量には品種間差があり、溶出デンプン量が多い品種は良食味であることから、溶出デンプン量の測定によって良食味品種の選抜が可能である。溶出デンプン量の測定は、特殊な機...
要約 牛枝肉の脂肪融点は個体差が大きく、屠畜月齢が増すとともに低下する。脂肪融点と脂肪交雑の間に相関関係は認められない。 キーワード 牛肉、品質評価、脂肪融点、屠畜月齢、脂肪交雑 背景・ねらい 牛肉の品...
要約 病害抵抗反応時に発現するバイオフォトン(生体微弱発光)は、病害抵抗性誘導剤の作用により発光量が増大する。この現象に基づき、病害抵抗性誘導活性の有無が迅速、安価、簡便に評価できる。 キーワード 病害...
要約 イチゴ果実をデジタルカメラで撮影し、画像解析によって果実の色および形状を数量化することにより、果実形質の品種特性や収穫時期による変化を評価することができる。 キーワード イチゴ、果実形質評価、画...
要約
小麦粉中のポリフェノールオキシダーゼ(PPO)活性の簡易評価法
要約 培養試験管、L-DOPA試薬及び色彩色差計を用いることにより、小麦粉中のポリフェノールオキシダーゼ(PPO)活性を簡易に評価することができる。 キーワード 小麦粉、PPO活性、簡易評価法、L-DOPA 背景・ねら...
タンパク質含量にフィチン、カルシウム含量を加えた豆腐加工適性評価
要約 豆腐破断応力は、低カルシウム含量の大豆ではフィチン含量と高い負の相関を示し、カルシ ウム含量が高くなるとタンパク質含量との相関が高くなる。タンパク質にフィチン、カルシウム2成分の含量を考慮するこ...
要約 北海道の任意地点の初霜日の平年値や、3年~30年に1回の確率で来る、季節はずれに早い初霜日が何月何日かを推定できる。これと発育モデルを組み合わせて大豆の初霜害リスクマップを作成し、初霜害リスク情報...
要約 ダイズ茎疫病のレース特異的抵抗性を高精度、効率的に評価できる接種検定法を開発し、それを用いてマーカーの探索、抵抗性の育種素材の探索と作出をおこなった。 キーワード ダイズ、ダイズ茎疫病抵抗性、培...
要約 少量の子実による簡易な豆腐加工適性(硬さ)評価法を確立した。この手法により、道内品種・系統間に明らかな豆腐の硬さの差異を認めた。また、近赤外分光法を用いて、大豆全粒から豆腐加工適性(硬さ)のス...
要約 国産大豆の不作・価格高騰下においても、実需者は国産大豆を製品差別化や安全性などの面で高く評価している。一方、専用品種の育成や製造技術などに関する研究要望を強く抱いており、品質向上へ向けた研究強...
要約 近赤外分光法によって褐毛和種の生体皮膚表面から脂肪交雑の推定が可能である。 背景・ねらい 肉牛生産において,非破壊的な品質評価システムの確立は経済的な効果は大きいものと考えられるが,現在の超音波...