安定して強い根こぶ病抵抗性を有するナバナ品種「CR早生-B1」
要約 「CR早生-B1」はハクサイ由来の抵抗性遺伝子座の導入により育成された安定して強い根こぶ病抵抗性を有するナバナ品種である。既存の在来品種と同等の収量性および食味を持つ。 キーワード ナバナ、アブラナ...
要約 「ほしじるし」は中生の多収の粳種で、炊飯米は「コシヒカリ」よりわずかに硬く、粒がしっかりとして良食味である。「とよめき」は早生の極多収の粳種で、炊飯米は硬く、粘りすぎないことから冷凍チャーハン...
要約 「さんさんまる」は、北海道での出穂期が"かなり早"に属するやや低アミロースの良食味水稲品種である。短稈で耐倒伏性に優れ、直播栽培において多収性を示すため寒地における直播栽培に適している。 キーワ...
いもち病に強く耐倒伏性に優れる良食味水稲糯品種「ときめきもち」
要約 「ときめきもち」は、東北地域中部では"中生"に属する糯種である。いもち病圃場抵抗性は、葉いもち、穂いもちともに"強"である。耐倒伏性は強く、精玄米重は「きぬのはだ」並である。搗き餅の食味は良好で、...
高温登熟性および耐倒伏性に優れ、多収で縞葉枯病抵抗性の水稲新品種「にじのきらめき」
要約 「にじのきらめき」は、コシヒカリ熟期の良食味水稲粳品種である。高温登熟性、耐倒伏性に優れ、多収で縞葉枯病に抵抗性であるため、麦作地帯を含む地域において、特に大規模経営農家を対象に中食・外食向け...
イネいもち病圃場抵抗性遺伝子の効果をなくしてしまうイネの遺伝子座
要約 「さとじまん」(関東209)は、イネいもち病圃場抵抗性遺伝子Pb1を持つにも関わらず抵抗性を発現できない。「関東209」を解析した結果、Pb1抵抗性を伝えるサリチル酸感受性が低下しており、...
要約 「亜細亜のかおり」は、多収の高アミロース品種である。現在普及している「越のかおり」と同等の米麺加工適性を持ち、収量が3割程度多い。寒冷地南部では晩生に分類され、中生の主力品種「コシヒカリ」との...
要約 「えみだわら」は、温暖地東部では出穂期、成熟期ともに"中"の粳系統で、業務・加工用品種「やまだわら」よりも登熟期間が短い。玄米収量が高く、玄米品質に優れる。炊飯米は粘りが弱いため、業務・加工用と...
"やや早"熟期で高温登熟耐性が優れる多収水稲新品種候補系統「西海291号」
要約 「西海291号」は「きぬむすめ」、「日本晴」よりやや遅い熟期の"やや早"に属するうるち種である。「きぬむすめ」より約7%多収で、高温登熟耐性に優れ、倒伏に強い。炊飯米はやや硬く、炊飯米の食味は良好で...
要約 「あきあかね」は、食味が優れる水稲粳系統である。収量性に優れ、大粒で炊飯米の外観、なめらかさ、粘りにすぐれるため、中食・外食などへの利用が期待される。寒冷地南部では晩生に分類され、中生の主力品...
やや晩生で多収・良食味の業務・加工用水稲新品種「 恋初めし」
要約 「恋初めし」は温暖地西部においてやや晩生に属する多収の粳種である。縞葉枯病に抵抗性で、穂いもちにも強い。やや大粒で良食味であり、業務・加工用としての利用が期待される。 キーワード イネ、業務・加...
「ミルキークイーン」の出穂期を遅くした同質遺伝子系統新品種「ミルキーオータム」
要約 「ミルキーオータム」は、「コシヒカリ」の低アミロース突然変異品種「ミルキークイーン」の遺伝的背景に、インド型品種由来の出穂性遺伝子Hd5を有する同質遺伝子系統である。育成地における熟期は...
縞葉枯病抵抗性で良質良食味の水稲新品種候補系統「中国209号」
要約 「中国209号」は、温暖地西部では"やや早"熟期の粳系統である。「朝の光」よりも高温登熟性に優れ、良食味・多収であり、縞葉枯病に抵抗性である。群馬県の二毛作地帯を中心に主食用品種として作付けされる...
いもち病に強く耐倒伏性に優れる多収良食味水稲新品種候補系統「奥羽424号」
要約 「奥羽424号」は、寒冷地中部では"やや早"熟期に属する粳種である。いもち病圃場抵抗性は、葉いもち、穂いもちともに"かなり強"である。耐倒伏性は強く、多収で、良食味である。 キーワード イネ、多収、い...
複数病虫害抵抗性を持ち高温耐性が優れる水稲新品種候補系統「西海297号」
要約 「西海297号」は「ヒノヒカリ」と同熟期の"中生"に属するうるち種である。「ヒノヒカリ」より約15%多収で、高温登熟耐性に優れ、倒伏に強い。いもち...
要約 「くらのぬし」は、温暖地東部において出穂期が"やや晩"、成熟期が"晩"に属する粳系統で、温暖地東部の主食用品種との作期分散が可能である。粗玄米収量が高く、葉いもちに強いため、飼料用米の低コスト安定...
早生で良食味、多収の暖地・温暖地向け水稲新品種候補系統「西海289号」
要約 「西海289号」は「キヌヒカリ」と同熟期の"かなり早"に属するうるち種である。「キヌヒカリ」より約10%多収である。玄米の外観品質が優れ、食味は良好である。関東以西での栽培に適する。 キーワード イネ、...
要約 「ふわりもち」は、収量性が高く、耐倒伏性や耐病性に優れ、耐倒伏性が"やや強"のイネ品種である。餅の硬化性が低く、和菓子への加工適性が高い。寒冷地南部では晩生に分類され、主力品種「コシヒカリ」との...
要約 「つきあかり」は、極めて食味が優れる水稲粳品種である。収量性に優れ、炊飯米の外観が良いため、弁当等の用途への利用が期待される。寒冷地南部では早生に分類され、中生の主力品種「コシヒカリ」との作期...
要約 「ほしみのり」は温暖地東部における熟期が早生のうるち米品種である。「コシヒカリ」並の良食味で、収量および玄米品質は「コシヒカリ」より優る。縞葉枯病抵抗性を有し、稲麦二毛作地帯等で普及が期待され...