要約 「おいCベリー」は、収量性に優れ、ビタミンC含量が「さちのか」の約1.3倍と多く、総ポリフェノール含量も多く、高い抗酸化活性を有する消費者の健康志向に対応した良食味の果実品質が優れた促成栽培用品種...
Histophilus somniの主要外膜蛋白質遺伝子を標的とする新規遺伝子改変法
要約 病原性や防御抗原に関わると考えられる牛病原細菌Histophilus somniの主要外膜蛋白質(MOMP)遺伝子は、改変が困難であったが、配列の大きく異なる菌株のMOMP遺伝子を直接導入、交換する新たな遺伝子...
要約 日本産及び外国産の紅茶の含水率は7%前後で、日本の緑茶の基準である5%よりも高く、ばらつきが大きい。紅茶の生産国によって含水率に差は認められない。CTC製法による紅茶の含水率はオーソドックス製法によ...
要約 上フタと下フタの1辺が連結された容器の一部でイチゴの果柄を把持し、果実に触れるものがない状態で一果ずつ包装する容器である。包装から消費までの損傷発生や質量減少を低減でき、品質を保持して長距離輸...
要約 消費者のイチゴ購買行動は、用途(自家消費用か贈答用か)だけでなく、居住する都市によっても違いがある。自家消費用は購入時の重視項目(新鮮、有名な品種等)に、贈答用は購入場所(スーパー・量販店、デパ地...
WCS用稲をトラックでバラ積み輸送し飼料基地で調製する低コスト作業体系
要約 WCS用稲生産圃場と飼料基地が片道約20分以内であれば、ワゴンタイプ収穫機とトラックによるバラ積み輸送、飼料基地でのロールベール調製を組み合わせる体系の方が、慣行の専用収穫機体系より低コストで稲WCS...
中国半乾燥地酪農小規模層に対する有機野菜栽培導入の経営的効果
要約 中国半乾燥地域の酪農小規模層は、飼料高騰により経営の持続性が困難になりつつあるが、牛ふんの発酵熱等を利用した有機野菜栽培システムを導入することによって、経営状況を改善させることができる。 キー...
要約 ソルガムの根からの硝化抑制物質の分泌には、根圏pH、アンモニウムイオン(NH4+)の取り込み、細胞膜H+-ATPアーゼ(ATPの加水分解エネルギーを利用してH+を細...
要約 雄性不稔スギ(無花粉スギ)に正常な花粉ができない理由を探るため、花粉の形成過程を観察し、発現する遺伝子の違いを比較しました。無花粉スギにおける花粉崩壊の過程と関連する遺伝子が明らかになりました...
要約 土壌中のカドミウムをほとんど吸収しなくなったコシヒカリの変異体(低カドミウムコシヒカリ変異体)は、カドミウムやマンガンの輸送に関わるトランスポーター遺伝子であるOsNRAMP5のDNA配列に変異...
要約 [ポイント]
要約 ササ系リンドウはエチレンに対する感受性が高く、受粉時に誘導されるエチレンにより花持ちが短縮する。 キーワード エチレン、受粉、花持ち、リンドウ 背景・ねらい リンドウはエゾ系、ササ系およびそれらの...
葉の水分保持に関与するオオムギのEibi1遺伝子の単離と機能解析
要約 葉のクチクラ層の構造が崩れ水分を保持できないオオムギの突然変異体eibi1を解析し、その原因がHvABCG31遺伝子の機能消失によるものであることを発見した。イネでも、対応する遺伝子であ...
トマトモザイクウイルスの増殖に必須な宿主タンパク質ARL8の同定
要約 宿主タンパク質ARL8がトマトモザイクウイルス(ToMV)の複製タンパク質と結合していることを見いだした。ARL8遺伝子を破壊した植物体は正常に生育したが、接種したToMVの増殖は完全に抑制された。こ...
要約 イネは品種間で異なるカドミウム集積を示します。この集積能の違いをポジトロン放出核種107Cdを使って、リアルタイムで可視化することに世界で初めて成功しました。 背景・ねらい 日本を含め、ア...
要約 大豆の直接取引は、生産者、実需者の双方に価格面のメリットがあるが、それには、輸送、保管、選別、代金決済などの問屋機能を代替できるよう、低温倉庫等を保有する大規模経営が差別化可能な大豆を生産し、...
コメ由来エタノール生産における多収品種導入と稲わら持ち出しの環境影響評価
要約 多収品種導入と稲わら持ち出しの組合せによって、エタノール原料米生産のエネルギー収支は13%改善される。稲わら持ち出しは、水田土壌由来のメタン発生量を大幅に削減するため、エタノール原料米生産の温室...
要約 開発した包装容器は伸縮性フィルムを展張した合成樹脂製の外装と汎用ホールトレーからなり、イチゴ等の軟弱果実の輸送に適する。従来の包装容器に比べ、果実の物理的傷害を1/4以下に軽減でき、簡易な包装形...
要約 ダイズでは湛水条件下において通気組織が発達し、その組織を通じて空気中の酸素が根系へ供給される。供給された酸素は根系の呼吸に利用される。また、根系で生じた二酸化炭素は通気組織を介して空気中に排出...
要約 スズメノナスビは、根から地上部へのカドミウムの移行量が少ないナスの台木種です。シンクロトロン放射光源マイクロビーム蛍光X線分析法を使って、この台木種の根の内皮近傍でカドミウムが高蓄積しているこ...