半促成メロンでは土壌還元消毒後の診断施肥により施肥窒素を削減できる
要約 施設半促成メロンでは、夏季の土壌還元消毒時に施用するふすまから、処理後およそ2ヶ月で約50%の窒素が無機化され、診断施肥(土壌診断に基づく適正窒素施肥)により施肥窒素を削減できる。 キーワード 土...
牛ふん堆肥を用いたアールスメロン栽培において土壌養分を集積させない養分管理のための圃場カルテ
要約 作付前土壌および牛ふん堆肥の加里含量から土壌診断基準値以下になるように堆肥施用量を決定し、堆肥、土壌の可給態窒素および無機態窒素から施肥窒素量を求める圃場カルテを用いる施肥は、同一圃場で牛ふん...
要約
トマト半促成作型の循環式固形培地耕における生育初期の窒素施肥量
要約 トマト固形培地耕の半促成作型における窒素施肥量は、定植~第2房開花期まで1.8me-N/plant・day、第2~3房開花期まで3.6 me-N/plant・day、第3~5房開花期まで7.1 me-N/plant・day とする。 キーワード トマ...
茨城県で発生するメロンつる割病菌3レースに耐病性を有する台木品種
要約 茨城県で発生するメロンつる割病菌レース1、レース1,2wおよびレース1,2yに対して、台木品種「ワンツーアタック」、「タイトガード」および「UA-902」は実用的な耐病性を有する。いずれの品種も接ぎ木栽培に...
要約 選抜した生育促進菌9菌株は、チンゲンサイ種子を菌培養液に浸せき後播種することにより、チンゲンサイ育苗期の地上部重及び根重を約10%~20%増加させる。 キーワード チンゲンサイ、作物生育促進菌、育苗期 ...
スイカの葉巻タンソ発生を軽減し果実内部品質を向上させる栽培法
要約 透明マルチ、UVカットでない資材のトンネル、被覆肥料追肥、4番花着果の組み合わせにより、果実成熟期における葉巻タンソの発生が軽減される。この場合、収穫果実のうるみ果発生が少なく、糖度が上昇しや...
要約 長崎型イチゴ高設栽培システムを用いたメロン栽培における基肥施肥量は株当たりN成分9gで体内窒素濃度が生育後期まで安定し、ネットの美しい、高糖度の果実が得られる。また、環境保全の観点からも基肥施肥...
要約 選抜したトマト育苗期に効果のある生育促進菌9菌株、メロン育苗期に効果のある作物生育促進菌2菌株は、個々の菌株を種子接種することにより、育苗期の生育を10%~30%増加させる。 キーワード トマト、メロン...
要約 熱水土壌消毒を導入することにより、つる割病、黒点根腐病、根こぶ線虫病などの発生を抑え、安定したメロン生産が可能である。熱水土壌消毒によりメロンの生育は旺盛となり果実は大型化する。糖度や味に影響...
要約 太陽熱消毒と地中加温システムの併用による土壌消毒は地下深い部分に対しても50℃以上の地温を維持する。メロン黒点根腐病に対しても防除効果が認められ、2作連続でもその効果を維持する。 キーワード 太陽熱...
要約 温室メロンの生産において、フィールドアナライザー(簡易生化学分析装置)により測定したGPT指数(グルタミン酸ピルビン酸トランスアミナーゼ×推定葉面積)を参考にして追肥を行うことにより、標準施肥区と...
要約 トマト栽培用の施肥と灌水の精密制御が容易な流量制御方式による点滴潅水施肥装置を開発した。本装置を用いた窒素の生育ステージ別の日施用により生育コントロールが容易となる。 キーワード トマト、精密制...
要約 夏収穫のアールス系メロンの養液土耕栽培では、果実肥大期に1日100mgの窒素を施用し、肥大が終了する受粉40日後に窒素施用を終了する。この方法で果実の品質は良好で、窒素施用量を減肥でき、栽培終了後の...
簡易埋設型ライシメーターによる砂地ハウスからの窒素溶脱量の推定
要約 かん水量の多い砂地ハウスのマルチ栽培では、バケットの側壁の高さを24cm以上とした安価な簡易埋設型ライシメーターにより、浸透水の9割以上が採取でき、窒素溶脱量の推定が可能である。 背景・ねらい 砂地...
温室メロン養液土耕栽培における高品質生産のための自動かん水法
要約 温室メロンの養液土耕栽培において、開発した応答性の良い土壌pFセンサーと かん水制御器を組み合わせた自動かん水装置は、生育段階や天候に合った少量多回数かん水が可能であり、大果でネットが良好な高糖...
簡易埋設型ライシメーターによる砂地ハウスからの窒素溶脱量の推定
要約 かん水量の多い砂地ハウスのマルチ栽培では、バケットの側壁の高さを24cm以上とした安価な簡易埋設型ライシメーターにより、浸透水の9割以上が採取でき、窒素溶脱量の推定が可能である。 背景・ねらい 砂地...
要約 〔要約〕トマト個体群の生体情報(葉面積指数)に基づき施肥量(窒素)、土壌水分情報(pF)に基づき灌水量をそれぞれ半自動調節する簡易な養液土耕装置を開発した。本装置を用いると、個体群葉面積と施肥量およ...
要約 メロン葉柄汁液の硝酸濃度は、施肥窒素量に対応しており、診断に適する採取部 位は果実直下の葉の葉柄である。施肥のポイントは汁液硝酸濃度を果実肥大期には4,000 ~5,000ppmまで上昇させ、収穫期は1,000pp...
要約 施設栽培のメロン-スイカ体系における窒素施肥量を、施用有機物(牛ふん)中の全窒素量の30%、ならびに、施肥前の作土中の硝酸態窒素量相当分減肥することにより、窒素収支が改善されるとともに対照区並の収量...