要約 やや小輪、鮮紫ピンクでセミダブルタイプの秋ギク型スプレーギク新品種「ロゼページェント」を育成した。この品種は到花週数が低温期で7~8週で、宮城県の気象条件に適し、無摘心による周年栽培が可能であ...
要約 「キクつくば1号」は、日本に自生する野生種イソギクとスプレーギクとの種間雑種である。純白緑芯で花形が整い、茎の伸長性に優れ、フラワーアレンジメントにも利用可能な新しいタイプの小輪ギクである。 ...
ヤマイモキチナーゼ遺伝子導入によるキクの白さび病抵抗性の増強
要約 キク「秀芳の力」にヤマイモキチナーゼ遺伝子を導入した形質転換体の中から、ヤマイモキチナーゼの発現量が高く、白さび病に強い抵抗性を示す系統を選抜した。 キーワード キク、ヤマイモキチナーゼ、形質転...
電照抑制栽培に適する西南暖地向き夏秋ギク型スプレーギク5品種
要約 電照抑制栽培による8、9月開花作型に適した夏秋スプレーギク5品種を育成した。いずれの品種も高温・長日開花性に優れている。 キーワード キク、育種、夏秋スプレーギク新品種、高温開花性、長日開花性 背景...
開花期の年次変動が少ない盆小ギク新品種候補「H-13」の育成
要約 「ともこ」と「ももわか」の交配実生の中から、盆小ギク新品種候補「H-13」を選抜した。「H-13」は開花期の年次変動が少なく、盆前の需要期に開花し、計画出荷が可能となる。花色は濃赤紫で、高温時にも退色...
要約 群馬県内のキク半身萎凋病菌は、ナス系菌株である。小ギクは、本病に対する抵抗性に品種間差異が認められる。品種‘はじめ’‘いとこ’‘玉手箱’‘小雨’‘翁丸’の抵抗性は強い。 キーワード キク半身萎凋病、系統、...
要約 点滴灌水施肥栽培(養液土耕)におけるスプレーギクの養水分管理プログラムは、作当たり施肥量を、窒素およびりん酸23g/m2とし、花芽分化期に施肥を抑える。灌水量は日射量で制御し、葉数20枚を目安に灌水量...
要約 消費者のキク花束に対する嗜好性は、赤・白・黄色の混色、切り花長60cm、輪ギクと小ギクの組合わせ、価格500円が好まれる傾向にある。 背景・ねらい 土地利用型作物として「8、9月出し露地ギク」の省力作業...
要約 エテホン100ppm溶液または200ppm溶液を摘心時と10日後の2回処理することにより、開花が抑制されて、品質向上効果も認められる。200ppm処理では、「アイマム」シリーズの品種によって異なるが、無処理と比べ6...
要約 キクの点滴かん水施肥栽培において、生土容積法による土壌中の硝酸イオン濃度を50~100ppmを目安に施肥管理することで、窒素利用率が高まり、作付け後の養分の残存が少なく、良質な切り花が得られる。 キー...
要約 やや小輪、淡紫ピンクのアネモネ咲きである秋ギク型スプレーギク新品種「オータムプリンセス」を育成した。この品種は到花週数が低温期で7週程度で、宮城県の気象条件に適し、周年栽培が可能である。 キー...
要約 黒ボク土壌とバーク堆肥、牛ふん堆肥を4:4:1の容積比に混合した培養土を用いることで、窒素だけの施肥で輪ギク栽培が可能である。この時の施肥窒素量は17g/m2、液肥濃度は200mgN/Lが適当である。 キーワー...
粘着トラップを使用したTSWV保毒アザミウマの簡易モニタリング法
要約 至適化されたエライザ法を用いることで、粘着トラップで捕捉したミカンキイロアザミウマからトマト黄化えそウイルス(TSWV)が検出できる。本法により、TSWVによる病害発生の危険性を把握することができる。 ...
要約 本県でのカーネーションの起き上がり仕立て栽培は早期定植では台風被害を受けやすいため、10月定植が良い。また、栽培品種は早生~中生品種の「ソネットブラボー」「エチュード」「アルテア」などが適する。...
要約 秋輪ギク「神馬」にイオンビームを照射して得られた変異体より、無側枝性で花容草姿の優れた「今神(いまじん)」、「新神(あらじん)」の2品種を育成した。 キーワード キク、イオンビーム、放射線、新品...
要約 摘心した夏秋小ギク苗に、セルトレイ上で200ppmエセフォン溶液を処理することで、圃場処理と同等の開花抑制効果と切り花品質が得られる。処理時間、薬量は、慣行の圃場処理の約1%に低減できる。 キーワード...
要約 アレロパシー活性をプラントボックス法で検定するとソバ属植物に強い阻害作用がある。ソバには,他感物質として没食子酸,ファゴミン,および数種のピペリジンアルカロイドが含まれている。雑草が発生する前...
軟X線照射を利用した夏秋咲き輪ギク品種「青バイオ1号」の育成
要約 白色夏秋咲き輪ギク品種「精雲」の茎頂培養由来無菌植物体に軟X線照射により突然変異を誘発して、淡黄色の夏秋咲き輪ギク品種を育成した。 キーワード キク、軟X線、組織培養 背景・ねらい 青森県内におい...
軟X線照射を利用した10月咲き小ギク品種「青バイオ4号」の育成
要約 10月咲き小ギク品種「芳香」の茎頂培養由来無菌植物体に軟X線照射により突然変異を誘発して小ギク品種「青バイオ4号」を育成した。 キーワード キク、軟X線、組織培養 背景・ねらい 近年、青森県内にお...
要約 2003年度に育成を完了した「CM系」2品種は、岩手県の立地条件に適合したスプレータイプの小ぎく品種である。 キーワード 品種、キク、スプレータイプ、「CM系」 背景・ねらい 岩手県の小ぎくは北上市及び東...