要約 食品工場から出るコーヒー粕と紅茶粕をコーヒー粕が2/3以下になるように混合し4ヶ月堆積すると熟成堆肥が製造できる。これを野菜、畑作物、果樹に対して10a当たり1~2t施用することにより収量増などの効果が...
要約 茶園環境下では、ナガチャコガネ雌の飛翔筋二型(有筋型、無筋型)は、淘汰上中立であった。有筋型は遺伝的に劣性な形質であり、個体群の飛翔筋保有率は短期間に急増しない。圃場レベルでは歩行雌による侵入...
要約 モロヘイヤは気温が高いほど生育が旺盛な短日植物である。そこで、作期拡大の方法は、3~4月まきトンネル栽培では育苗期の加温と電照により5月下旬から収穫でき、8月まきではハウス栽培で電照をすることによ...
窒素過剰供給領域における茶樹の生長、窒素吸収及び遊離アミノ酸蓄積特性
要約 茶樹の窒素吸収量は窒素供給量の増大に伴って増加し、それに伴い新芽中のテアニン等の遊離アミノ酸濃度も上昇する。しかし樹体に生理障害が現れる限界供給水準を越えると、新芽生産性が大きく低下する。また...
要約 台木用ナス‘台太郎’は青枯病と半枯病に複合抵抗性を有し、‘トルバム・ビガー’よりも発芽と初期生育が優れ、接ぎ木が容易で機械接ぎ木適性を有する。穂木品種の収量及び果実品質は‘トルバム・ビガー’台のもの...
要約 ‘ナス中間母本農1号’は半枯病抵抗性であり、その抵抗性は単因子優性である。また、果実形質は抵抗性素材の‘LS174 ’よりも大幅に改良され、実用品種に近く、抵抗性育種素材として有用である。 キーワード ‘...
要約 ナス科野菜の接ぎ木操作を効率化するために、複数のセル成型苗の同時接ぎ木装置を開発した。この装置で接ぎ木したトマト苗を用いた場合の収量は、慣行苗のそれに劣らない。 背景・ねらい 接ぎ木は、果菜...
要約 はとむぎ「東北2号」は熟期は早生で、水田地帯では水稲の収穫と労働競合が少なく、また、低温の影響を受け易い東北北部でも安定した栽培ができる。短稈で粒が大きく、着粒層が狭いことから機械収穫に適す...
要約 無機化のモデルとして、杉原らの一次反応式を基本とした単純型のモデル曲線を設定し、三つの特性値(可分解性窒素量、無機化速度定数、活性化エネルギー)を求めることによって、畑状態における有機質肥料の無...
要約 敷ワラ及びバーミューダグラス草生による土壌表面管理により、ミカン・茶等の傾斜樹園地からの肥料と雨水の地表流出量、土壌侵食量をごく低レベルに抑えることができる。 背景・ねらい 四国の急傾斜樹園...
放射線暖照射による茶樹の自家和合性突然変異品種「茶中間母本農2号」の育成
要約 農業生物資源研究所放射線育種場のガンマフィールド内の「やぶきた」から自家和合性の高い枝変わり系統「IRB89-15」を選抜し、「茶中間母本農2号」として登録した。本品種の持つ高い自家和合性は後代に遺...
チャの窒素吸収・分配の季節リズムと一番茶新芽窒素の由来の解明
要約 チャの窒素吸収能は春期と秋期に高く、夏期と冬期に低下する。春~秋の吸収窒素は葉に分配され、冬期吸収窒素は根に分配される。夏以前に吸収された窒素の一番茶新芽窒素への寄与率は低く、秋以降徐々に高...
要約 チャ新芽を嫌気処理した後のγ-アミノ酪酸(GABA)の含有量には品種間差異があり,γ-アミノ酪酸の高含有品種を見いだした。しかし,栽培条件の違いがγ-アミノ酪酸含有量に及ぼす影響は少なかった。 ...
放射線緩照射による茶樹の自家和合性突然変異品種‘茶中間母本農2号’の育成
要約 農業生物資源研究所放射線育種場のガンマ-フィ-ルド内の‘やぶきた’から自家和合性の高い枝変わり系統‘IRB89-15’を選抜し,‘茶中間母本農2号’として登録した。本品種の持つ高い自家和合性は後代...
要約 はとむぎ「はとじろう」は熟期は早生で、水田地帯では水稲の収穫と労働競合が少なく、また、低温の影響を受け易い東北北部でも安定した栽培ができる。短稈で粒が大きく、着粒層が狭いことから機械化収穫に適...
要約 新植桑園におけるポリエチレンフィルム被覆の雑草防除と生長促進効果およびポリエチレンフィルムの色による差について明らかにした。 背景・ねらい 植付当年の栽培管理目的は十分な発育と樹形の整理による株...