要約 胚珠培養によりシンテッポウユリとスカシユリの種間雑種を育成し、その中から有望な4系統を選抜した。これらの系統は、オレンジ、白、濃いピンク、クリーム、の花色を有し、生育が旺盛でりん片苗から開花す...
要約 シンテッポウユリ新品種「阿波の白雪」は、「新雪」から選抜・育成した品種であり、生育開花そろいが良好で、花がやや上向きに咲き、葉枯病にも市販品種と同等の強さを示す早生の品種である。 背景・ねらい ...
無花粉アジアティック系ユリ新品種候補系統「AL-1号」の育成
要約 アジアティック系ユリ新品種候補系統「AL-1号」は「モンブラン」に「アポロ」交雑して育成した無花粉のユリである。花色は白で、小輪、多花性の上向き咲き、花梗長は短くコンパクトな花房となり、花弁離脱が...
中山間地域におけるヒメユリ「スタービューティー」の球根養成技術
要約 ヒメユリ‘スタービューティ’の球根養成では、露地トンネルを利用して8月下旬~9月上旬に1.0~1.5 ?/aを播種し、モミガラを覆土する。切り花用に向く小球以上の球根の目標生産量は1万球/aである。1年...
要約 ヒメユリ‘スタービューティ’は、掘り上げ時期別に冷蔵処理を変えることで12~4月まで順次出荷できる。なお、切り花栽培に用いる球重は5g以上とし、栽植距離は10×10㎝とすることで十分な切り花品質が得ら...
要約 シンテッポウユリの中晩生品種における機械定植は200穴のセル成型トレイを用い、は種期を1月中旬、育苗夜温7℃で育苗し、野菜用移植機で定植すれば、切り花品質を落とすことなく定植労力を大幅に軽減できる。...
要約 ゆりの抑制作型では短茎開花の傾向が強く、葉焼けの発生や花色発現が不安定な品種がある。高温期栽培では遮光ネットでの遮光やプレルーティング、白黒マルチ、深植によって葉焼け発生が軽減される。低温寡照...
オリエンタル系ユリの球根養成時施肥量が葉焼け症の発生に及ぼす影響
要約 オリエンタル系ユリ「スターゲイザー」の球根養成時窒素施肥量は2.0Kg/aにすることで、解凍後に冷蔵障害を引き起こす葉数を少なくし、葉焼け症発生を抑えることが出来る。 背景・ねらい オリエンタル系ユリ...
中山間地域におけるヒメユリ「スタービューティー」の球根養成技術
要約 苗冷蔵苗を利用したトルコギキョウの10~11月出し栽培における、定植時期は7月上旬~中旬であり、7月上旬定植で15、中旬定植で13の品種を有望品種として選定した。 背景・ねらい
中山間地域に導入され...
要約 組織培養で養成したシオデにおいても食用利用できる萌芽茎が得られる。食用に適するものは成植物になった翌年から発達する傾向がある。なお、萌芽茎は塊状の茎根遷移部に複数形成されるが、茎数が多い株では...
要約 ユリ葉焼け症の発生葉中では、低カルシウム、高リン酸含量の傾向がみられる。発生は品種間で差があり、大きい球根で発生が多い。プレルーティング処理は、発生抑制効果が高い。カルシウムの週3回葉面散布や...
オリエンタル系ハイブリットユリの葉焼け症の原因究明とリン片除去による軽減法
要約 ユリの葉焼け症は初期生育の盛んな大球で発生しやすく、上位葉のP/Ca値(リン/カルシウム)が高いほど症状が重い。また、定植時に球根からリン片を2~4枚剥離すると、上位葉のP/Ca値が低く、葉焼け症の発生...
要約 ササユリの球根養成は、りん片培養した小球を、マサ土にピートモスまたはバーク堆肥を等量配合した用土に植え付け、被覆複合肥料(180日タイプ)を窒素成分で用土1リットル当たり0.1gを基肥として施用し、...
要約 ササユリの球根冷蔵により、抑制開花として7月上旬から11月上旬まで、また、早期保温により、促成開花として5月上旬から開花させることができる。 背景・ねらい 西日本に自生しているササユリは、 姿や...
要約 ササユリにおいて、低温処理球根を用いることによって開花調節が可能であり、無加温ハウスで定植時期を変えることによって周年にわたり開花させることができる。低温処理は3±1℃、暗黒下で90日間以上行う。...
要約 花き栽培土壌(作土対象)の化学性項目pH(H2O)、EC、有効態りん酸、硝酸態窒素、交換性塩基(CaO、MgO、K2O)、微量要素(Mn、Cu、Zn、B)について診断指標値を設定した。 背景・ねらい 北海道で未設定の、花き栽...
要約 食用ゆりの生理障害であるあんこ症は、りん茎(球)肥大の中後期におけるカルシウム、ホウ素の吸収不足によって発生する。当面の対策として、カルシウム、ホウ素の補給、作土の保水性向上、培土の改良による根...
要約 ササユリ低温処理球根を用い、無加温ハウスでの1月上旬定植、4月下旬~5月上旬切り花の作型では、栽培中の球根の消耗が少なく、連年切り花生産が可能であり、同一球根で3回以上切り花生産することができ...
要約 10月~12月出し作型の定植時期は、'カサブランカ'では8月上旬~9月中旬の範囲で70~100日で到花する。'マルコポーロ'では、8月上旬~9月下旬の範囲で60~90日で到花する。 背景・ねらい オリエンタル系ハイ...
シンテッポウユリ×スカシユリの切り花用新品種「若狭の歌姫」、「若狭の舞姫」
要約 小球開花性の品種育成を目標に、胚培養によって「若狭の歌姫」「若狭の舞姫」を育成した。これらの品種はシンテッポウユリとスカシユリの種間雑種で、球根養成1年で開花し、年内定植の無加温施設栽培によっ...