ほ場整備機械作業による透排水性低下を回避する土壌管理指標と改善対策
要約 ほ場整備に伴う透排水性低下は堅密化と練返しによるものであり、その影響は土壌母材、粒径、施工時水分で相違する。土壌管理指標値は、貫入抵抗値0.4~1.5MPa、容積重135g/100ml以下とし、施工後に心土破砕...
要約 北陸地方の重粘土転換畑では、梅雨時の湿害を被った大豆は、下位分枝に着生する莢数の減少によって減収する。しかし、100日タイプの被覆尿素を基肥に施用することで、湿害大豆の莢数および収量は増加する。 ...
要約 重粘土転換畑の本暗渠の中間に浅層暗渠を施工し、畝下深耕型の耕うん同時畝立て作業機と搬出や薬剤散布等の汎用作業が行えるクローラ運搬車を導入する作業システムである。排水性の改善等により収量が増加し...
要約 ほ場面緩傾斜化と傾斜方向の上端と下端への明渠施工によって、田面排水と用水供給時間の短縮及び土壌水分と地下水位の低下が図られ、転換畑における高品位安定生産が実現可能となる 背景・ねらい 水田を...
要約 転換畑における排水関連作業の実態は、ブロックローテーションを考慮しつつ暗渠による排水性を重視するが、暗渠の洗浄やサブソイラ施工等の排水促進策が定着しておらず、サブソイラ使用法や排水溝掘り作業の...
要約 ホイール型トレンチャを利用した暗渠施工システムにより、湿性火山性土および泥炭 土の圃場に農家独自で暗渠を施工することが可能である。施工する暗渠には地下水位を低下さ せ、土壌硬度を高める効果があり...
要約 本機は、小畦立て、未耕部への切り込みと浅耕播種を同時に行う作業機である。耕起播種に比べて表面排水性が向上し初期の播種位置付近の土壌が乾き易くなり、播種後の強い降雨でも安定した苗立ちが確保できる...
要約 アズキ茎疫病菌レースの地理的分布を明らかにする。本病の薬剤による防除は、 開花期間前半(8月上旬)までの発病を抑えるための予防的な茎葉散布が重要である。ま た、培土処理は、排水の悪い圃場で有効であ...
要約 黒ボク土・多湿黒ボク土で簡易耕を行うと、土壌硬度・固相率が上昇、気相率は低 下する。スィートコーンやてんさいで増収、小麦は同等の収量、豆類は減収する危険性が ある。秋まき小麦の簡易耕では残渣処理...
諫早湾干拓初期における営農排水条件下での緑肥栽培による土壌理化学性改善
要約 諫早湾干拓初期の土づくりにおいて、排水対策を講じたほ場で栽培した夏作トウモロコシ、ソルガム、セスバニア及び冬作イタリアンライグラスは緑肥作物として利用でき、2年4作で土壌理化学性の改善が認められ...
重粘土転換畑での促成トマトのかん水施肥栽培における最適施肥・灌水量
要約 有明海沿岸部重粘土壌転換畑での促成トマトのかん水施肥栽培は、有効土層からの豊富な養水分の吸収により、窒素施肥量6~12kg/10a、灌水量12~24t/10aで慣行施肥栽培と同等の収量・品質が確保できる。 キー...
諫早湾干拓地の初期営農における露地野菜(葉茎菜類)の栽培適応性
要約 諫早湾干拓地の初期営農において、収量、品質の点から早生タマネギの栽培適応性は高い。年内どりレタス、2月どりブロッコリでは適応性は認められ、冬キャベツ、秋冬ハクサイはやや低い。 キーワード 諫早湾...
諫早湾干拓地の初期営農における露地野菜(根菜・いも類)の栽培適応性
要約 諫早湾干拓地の初期営農において秋冬ダイコン、冬ニンジン、春作マルチバレイショは収量、品質の点から栽培適応性が高く、秋作バレイショはある。 キーワード 諫早湾干拓地、露地野菜、ダイコン、ニンジン、...
要約 石狩川流域に存在する客土材の土取り場とその各成分を含量水準別にマップ化す ると共に、利活用方策として水稲及び転作作物の生育を考慮した汎用田に対する客土材の 利用指針を設定する。 キーワード 客土、...
要約 北陸地方の重粘土転換畑では、梅雨時の湿害を被った大豆は、下位分枝に着生する莢数の減少によって減収する。しかし、100日タイプの被覆尿素を基肥に施用することで、湿害大豆の莢数および収量は増加する。 ...
パーライト・ピートモス混合培地によるスプレーカーネーションの養液栽培
要約 パーライトを主体とした人工培地は、点滴潅水同時施肥法によるスプレーカーネーションの栽培で、慣行用土と同等の収量・切り花品質が得られる。この培地の利用により、改植時の有機物の搬入とすきこみ作業が...
要約 重粘土転換畑の本暗渠の中間に浅層暗渠を施工し、畝下深耕型の耕うん同時畝立て作業機と搬出や薬剤散布等の汎用作業が行えるクローラ運搬車を導入する作業システムである。排水性の改善等により収量が増加し...
要約 水稲の乾田土中早期湛水直播栽培は、省力効果が高いと同時に、その後の畑地化が促進される有利性をもつことから、田畑輪換による複合経営の強化を通して、地域の農業振興につながる技術体系である。 キーワ...
要約 大豆の畦立同時播種によって播種後の降雨による湿害が回避され苗立ちが安定する。また、初期生育量が確保できることから雑草の発生が抑制され、収量が安定する。 キーワード 大豆、畦立同時播種、湿害回避、...
要約 疎水材設置と有孔管埋設を同時に行うドレンレイヤー工法は、バックホ-掘削方式の従来工法と比較し施工時間が少なく、施工経費が廉価であり、また暗渠排水効果は同等である。 キーワード ドレンレイヤー、暗...