要約 バラ養液栽培における、鋳物廃砂リサイクル資材はロックウールと同様の養液管理で栽培が可能である。鋳物廃砂リサイクル資材は、単体よりもピートモスを混合した培地で収量、切り花品質が向上し、培地として...
要約 中山間地のNFTによるコマツナの養液栽培では、1ブロック当たりの播種量は10粒、1パネル当たりの栽植密度は25ブロックが適する。また、培養液のECは、大塚ハウス1号と2号を使用すると、2.4dS/mで良いが、葉色...
促成ナスの養液栽培における「細粒礫」および「ヤシガラ」の培地適性
要約 促成ナスのかけ流し養液栽培の培地として、「細粒礫」および「ヤシガラ」は、安価で廃棄時における環境上の問題もなく、収量、正常果率も慣行培地ロックウールと同等で、十分適応性がある。福岡農総試・園芸...
ナス「筑陽」の垣根仕立てにおける最適主枝本数と作業姿勢の改善
要約 ナス「筑陽」の養液栽培において垣根仕立てを採用する場合、畝幅1.1m、株間66cm、株当たり主枝本数を2本にすると慣行と同等の収量、品質が得られ、作業性は慣行のV字仕立てより改善される。 背景・ねらい 促...
要約 安全に処理できる安価な資材を活用することにより初期投資額が極めて低く抑えられる軟弱野菜栽培用の毛管式平床養液栽培装置を開発した。この養液栽培装置は設置が容易で、栽培終了時の廃液がほとんど出ない...
要約 本装置は、養液栽培(高知方式湛液型ロックウールシステム)から生じる排液に含まれる硝酸態窒素やリンを、水田土壌中の微生物の力で硝酸態窒素を無害な窒素ガスに変え、またカキ殻によりリンを除去するも...
培養液窒素形態の変更によるホウレンソウの低硝酸、低シュウ酸化技術
要約 ホウレンソウの養液栽培において、収穫10日前頃に培養液の窒素形態を硝酸態窒素から、硝酸態窒素とアンモニア態窒素を混合したものに変更すると、生育は遅れるものの、硝酸、シュウ酸含量は減少し、ビタミン...
要約 ネギの湛液型養液栽培において、培養液の好適な硝酸態窒素濃度は8~10me/L、アンモニア態窒素濃度は2~4me/Lであり、慣行組成に比べて窒素の3割減肥が可能である。 背景・ねらい 養液栽培の培養液は、ほ...
要約 ロックウール耕による養液栽培トマトの年間所得は土耕栽培を下回るが、労働時間は土耕栽培に比べて少なく、10a当り400万円程度の養液栽培システムであれば、土耕栽培並みの投下労働時間当り所得が確保でき...
トマト一段栽培における高EC培養液を利用した果実高品質化技術
要約 〔要約〕トマト一段栽培においては、高EC培養液の給液時期を変えることで、種々の大きさと糖度を持つ果実を容易に生産することができる。また、こうした塩類ストレス処理により、夏期高温期に頻発する裂果...
要約 トマトのロックウール栽培において、培養液を3回再利用することにより、生育、収穫日、収量に影響なく、栽培系外への排出液量を慣行のかけ流し栽培の11%まで削減可能である。 背景・ねらい ロックウールは化...
要約 培地から浸透した余剰液を外部シートに貯留し、培地底部から下垂させた吸水シートで毛管現象により再利用する閉鎖型の高設式養液栽培システムを開発した。排出液を出さずに栽培が可能で、生産性が高く果実品...
省力・高収益を可能にするイチゴの循環式高設ロックウール養液栽培システム
背景・ねらい イチゴ栽培は、苗づくりを含めると1作が1年以上に及ぶ。しかも本ぽでの栽培管理や収穫・調整作業は、いずれも腰をかがめた劣悪な作業姿勢で行われ、年間労働時間は2,000時間に達する。そこで、高設...
要約 イチゴの高設ロックウール栽培装置を開発した。この装置は、収穫作業性を重視した高設ベンチ方式であり、栽培槽は角型雨どいを使い、培地はロックウール細粒綿で、培養液は循環式である。 背景・ねらい イチ...
要約 高糖度トマト生産用の遮根培地ユニット式養液栽培装置に適した不織布電極センサ式給液制御装置を開発した。本装置の利用により作物の吸水量に応じた自動給液管理が可能である。 背景・ねらい 静岡農試が開発...
要約 施設トマトでマルハナバチを利用して受粉する場合は、最低気温を摂氏15度に設定するとハチの活動が維持でき、着果が安定し、空洞果の発生が減少するため、商品収量が増加する。慣行の最低気温摂氏10度設定で...
要約 促成ナス「筑陽」は、ロックウール栽培でも適応性があり土耕栽培よりも収量が多い。また、播種期が早いほど収量は多く、播種を6月中下旬に行うと10a当たり収量は18~19tとなる。 背景・ねらい ナス栽培では...
要約 イチゴの高設式養液栽培において、開発した平詰めパック及び予冷機能付き収穫台車を用い、採果と同時にパック詰めを行う省力収穫方式(収穫同時パック詰め方式)を開発した。本方式は、土耕栽培における慣行...
要約 イチゴ`章姫'の収穫調製作業の省力化と品質劣化防止を目的に紙製の新型平詰めパックを開発した。本パックは、果実形状に基づいた果実収納凹部を有するため、階級分けのスケールとなり収穫と同時にパック詰め...
イチゴ棚式育苗システム利用による葉菜類の液面上下式簡易水耕栽培装置
要約 イチゴ棚式育苗システムを利用して、液面を上下させて根部へ空気を供給する簡易水耕栽培法を開発した。高価な施設や培土を必要とせず、快適な作業姿勢でサラダナ、葉ネギ等の葉菜類の生産が可能である。福岡...