要約 加温条件下で播種しポット育苗した台木に子葉等を残して切接ぎを行う方法で、台木の播種から1年以内の苗生産ができる。 キーワード カキ、接ぎ木方法、ポット育苗、台木、穂木 背景・ねらい カキ苗の生産は...
要約 インドネシア最大のキャッサバ生産地であるランプン州では少数の加工業者が市場を寡占していたが、近年のバイオ燃料ブームによってキャッサバの用途が拡大し、加工業への新規参入が進んでいる。新規参入企業...
ウンシュウミカン強樹勢系統へのガンマ線照射によるわい性系統の獲得
要約 樹勢が強いS1152(「青島温州」珠心胚系統)にガンマ線を照射し、わい性傾向にあり果実品質は「青島温州」と同等である2系統を選抜する。わい性形質は接ぎ木二代目においても比較的安定している。 キーワ...
「ヒリュウ」台「青島温州」の主幹形整枝による軽労働・高品質化
要約 「ヒリュウ」台「青島温州」を主幹形に整枝し、マルチ栽培を組み合わせた新しい栽培システムでは、樹高が約2mに維持されるので収穫労力を省力・軽労働化でき、また、果皮色の紅が濃く、糖度が13度以上の果...
要約 種子なしビワ品種「希房」を1月中・下旬に揚げ接ぎしてから、直径25cm、高さ25cmの布製ポット(底面は防根布)に移植し、加温施設(夜間最低気温5℃)で養成することにより活着率が90%以上になり、移植に適し...
要約 トマト新品種「ちばさんさん」は、果実の重量が30g前後でオレンジ色の中玉トマトである。一般的な大玉トマトに比べて、β-カロテン及びビタミンCが多く、食味も良好である。また、TMV(Tm-2型)、萎凋病(レー...
JM7台利用樹の衰弱症状における年輪異常発生年の特定と樹勢回復法
要約 JM7 台利用樹の衰弱症状が認められた樹において、年輪の異常が確認された年代は2000 年及び2001 年に多い。また、衰弱症状が現れている樹では、接ぎ目コブの上部まで盛り土を行うことにより発根し、根量が増...
要約 リンドウこぶ症は接ぎ木伝染することから、病原体が存在する可能性が高い。 キーワード リンドウ、こぶ症、接ぎ木 背景・ねらい リンドウこぶ症はほ場畦畔際から発生が始まり、年ごとにほ場内側に向かって発...
疫病、青枯病、PMMoV複合抵抗性台木用品種候補「トウガラシ安濃4号」
要約 「トウガラシ安濃4号」は疫病、青枯病およびPMMoV(P1.2)に対して強度の抵抗性を示す。ピーマンおよびトウガラシ類用台木として利用できる。 キーワード ピーマン、トウガラシ、抵抗性台木、疫病、青枯病...
半促成トマトの栄養診断に基づく追肥は接ぎ木栽培で自根栽培より減肥が可能である。
要約 半促成トマトの接ぎ木栽培において、葉柄汁液の窒素栄養診断に基づいて追肥をすると、総施肥窒素量は自根栽培に比べて21~25%低減する。本施肥法による収量・品質は自根栽培と同等である。 キーワード 半促...
キュウリ褐斑病、うどんこ病及びべと病の発生に及ぼす接ぎ木の影響と品種間差異
要約 キュウリ褐斑病及びうどんこ病の発生は、ブルームレス台木を用いた接ぎ木栽培で多く、さらに接ぎ木栽培では、「シャープ1」と比較して、「ハイ・グリーン22」で多い。「グリーンラックス2」では褐斑病はや...
要約 極早生ウンシュウ「崎久保早生」に「サマーフレッシュ」を交配して得られた珠心胚実生の新品種「みえ紀南1号」は、「崎久保早生」に比べて糖度が高く減酸も早い。 キーワード 極早生ウンシュウ、新品種、高...
要約 主要イチジク品種「桝井ドーフィン」の台木として品種「Ischia Black」を用いると、 イチジク株枯病汚染圃場でも枯死を回避できる。この接ぎ木苗は自根樹に比べていや地現象の影響も 受け難いため、本病による...
モモ幼木の凍害による主幹部障害と枯死樹発生に及ぼす台木品種と台木長の影響
要約 モモ幼木の主幹部障害と枯死樹の発生は、台木品種により差がある。岐阜県飛騨地域在来ハナモモ「国府HM-1」を台木とすると、慣行台木「おはつもも」に比べ障害程度が軽微で枯死率が低い。なお、台木長を80cm...
要約 ACLSV普通系を保毒した穂木を接ぎ木して作製したJM1台苗木は、マルバカイドウ台に比べて明瞭な高接病の病徴を示す。本病を簡便に診断するには、生育2年目までの新梢の伸びと台木木部の病徴を指標とする。 キ...
要約 トマト新品種「甘しずく」は、特別な栽培法を用いることなく、通常の栽培法で糖度が高い果実の生産が可能な促成栽培用F1品種である。 キーワード トマト、育種、果実形質、高糖度 背景・ねらい 近年、根域制...
要約 8月上旬~9月上旬に、黒色化繊布でユズ果実を被覆すると、長期貯蔵中の果皮障害である 「こはん症」の発生を大幅に軽減できる。 キーワード ユズ、果皮障害、こはん症、黒色化繊布、果実被覆 背景・ねらい...
限外ろ過濃縮法による弱毒ズッキーニ黄斑モザイクウイルスの高力価製剤の作製
要約 中空糸膜フィルターを用いた限外ろ過により、弱毒ズッキーニ黄斑モザイクウイルスのカボチャ 感染葉の磨砕汁液を濃縮すると、その倍率から試算される感染価までほぼ理論値どおりに上昇し、 高力価製剤を効率...
要約 ベンジルアミノプリン液剤(商品名:ビーエー液剤)の苗木に対する副梢発生効果には品種間差異があり、効果的な希釈倍数は「佐藤錦」等では25~50倍、「南陽」では25倍である。本剤処理により、その後の側枝...
要約 在来「毛馬」キュウリの果実の苦み発現は、果梗部に近い果実上部が中部、下部に比べ強く、果皮や肉部に発現する場合がある。苦みには系統間差があり、「新土佐」への接ぎ木で軽減されるが、化成肥料と 有機...