要約 地球温暖化による生育地の著しい縮小が懸念されているブナの種子の超低温(-170℃)保存技術を確立しました。これにより、従来は困難であったブナ種子の長期保存が可能となりました。 背景・ねらい ブナは日...
雪中貯蔵キャベツの結球内部黒変症状対策と雪中貯蔵による品質保持
要約 黒変症状発生履歴がある圃場での「冬駒」栽培では土壌pH矯正と硫酸カルシウム施肥が、著しい発生履歴がある圃場では「大学寒玉」の導入が有効である。雪中貯蔵により、収穫時の外観・内部品質ともに長期間維持...
要約 8月上旬~9月上旬に、黒色化繊布でユズ果実を被覆すると、長期貯蔵中の果皮障害である 「こはん症」の発生を大幅に軽減できる。 キーワード ユズ、果皮障害、こはん症、黒色化繊布、果実被覆 背景・ねらい...
細断型ロールベーラで調製・長期貯蔵したトウモロコシサイレージの飼料特性と泌乳効果
要約 細断型ロールベーラで調製したトウモロコシサイレージは、約1年間貯蔵しても発酵品質、各飼料成分消化率および栄養価が良好な状態で保存される。また、給与期間中の乳量の変動が少ない。 キーワード 細断...
ポテトチップ用で中早生のばれいしょ新品種「らんらんチップ(北海89号)」
要約 ばれいしょ「らんらんチップ(北海89号)」は、中早生のジャガイモシストセンチュウ抵抗性を持つチップ加工原料用である。翌年2月までの貯蔵に適し、チップカラーが「トヨシロ」より優れる。また、暖地春作の...
要約 緑茶飲料残渣サイレージを調製する場合、市販乳酸菌製剤を添加しなくても、粗飼料や濃厚飼料と混合することにより、嗜好性が増し、簡易な良質サイレージの調製が可能となる。 キーワード サイレージ、緑茶飲...
要約 徳島県内で枝変わりとして発見された「上板6号」は、果皮の緑色が濃く着色が遅い濃緑晩生系統で、従来のスダチ系統よりも貯蔵性が高く、1~3月に出荷できる長期貯蔵用品種として有望である。 キーワード ...
要約 クルクマ・アリスマティフォリアは休眠のさめた長期貯蔵球根を出荷時期に合わせ随時植え付け、日長の短い9月から3月までは電照を行って休眠を防止し、気温の低下する11月下旬から4月下旬まで最低気温摂氏20...
アスチルベの株の低温処理、長期貯蔵による10〜5月出し栽培法
要約 アスチルベは、株を摂氏-2度で長期貯蔵したり、摂氏2度で低温処理または自然低温に遭遇させて無加温または加温栽培することにより、10月から5月まで開花させることができ、露地季咲きの6月と合わせ、切り花...
イタリアンライグラスのラップサイレージ調製による硝酸態窒素含量の低減
要約 高濃度の硝酸態窒素を含むイタリアンライグラスを、ラップサイレージに調製する場合、水分含有率を65%程度以上にすることにより、硝酸態窒素含量を著しく低減することができる。福岡県農総試・畜産研究所・...
宿根アスター「ジョリージャンパー」の心止まり防止と切り花品質向上
要約 宿根アスター「ジョリージャンパー」の11、12月出し栽培では、2月に株を掘り上げ、摂氏-2度で貯蔵した苗(長期貯蔵苗)を用い、8、9月に定植し、無摘心で栽培すると心止まりの発生を防止できる。12月出しで...
要約 ばれいしょ「北海83号」は、強度のそうか病抵抗性を示し、そうか病発生地帯でも栽培可能な生食用ばれいしょである。いもは楕円体でラセット皮を有し、粒揃いが良い。目が浅く、変色が少ないので一次加工に適...
要約 大ギクを通常より若いステージで採花し、1~2℃程度の冷蔵庫でショ糖と植物ホルモン(BA)を添加した貯蔵液に浸けて貯蔵すると、花径の肥大と貯蔵後生けた場合に起きる葉の黄化が防止でき、1カ月貯蔵した後出...
要約 トマトのセル成型苗の適齢期定植とセル苗の計画生産のために、低温貯蔵の条件を検討した。貯蔵温度は、貯蔵期間が1~2週間なら10~13℃でもよいが、3週間までの長期貯蔵では5~7℃が適切である。また、貯蔵中...
要約 アイリス輸入球根は、年末出荷作型で5~8℃の乾式冷蔵により開花が早まり、開花揃いが良くなる。花茎は10~11週間の冷蔵で最もよく伸長し、葉長は冷蔵期間の延長により短くなる。 背景・ねらい 球根切り...
レタスの秋まき2〜3月どり栽培でのセル成型苗の冷蔵による生育促進と収量の向上
要約 レタス 2~3月どり栽培に、播種8月下旬~10月上旬、育苗日数4週間前後、冷蔵期間40日以内の冷蔵苗を利用することにより、慣行栽培と比較してL球以上 比率が3~5倍に向上する。 背景・ねらい レタ...
要約 定植適期のキャベツセル成型苗では、5℃の低温により3週間程度の貯蔵が可能である。また、貯蔵前の灌水制限により定植後の発根が良好となる。 キーワード キャベツセル成型苗、低温、灌水制限野菜・茶業...
レタスセル成型苗の生育調節剤・殺菌剤の利用による長期貯蔵技術
要約 レタスセル成型苗の育苗時のウニコナゾール処理び貯蔵(1~2℃)前、並びに貯蔵中の殺菌剤処理によって冷蔵貯蔵中の生存率の低下は少なく、下位葉の黄化や落葉などから判断して84日間の貯蔵が可能となっ...
アルカリ添加物の処理による小型ロールベールラップサイレージのカビ抑制法
要約 水酸化ナトリウムおよび尿素の添加処理は、小型ロ-ルベ-ルラップサイレ-ジのカビ抑制に効果が認めらる。とくに尿素に顕著な効果が有り、材料原物重当たり0.5%の添加量でフィルム2層巻きサイレ-ジでも、...
要約 水耕育苗によ田植機用のマット苗は、貯蔵温度8度C・照明処理・乾燥防止処理・殺菌剤処理を行うことにより、20日貯蔵で90%以上、40日貯蔵で60%以上の活着率が得られる。 背景・ねらい 稲作における規模拡大・...