要約 トウモロコシおよびソルガムは積算温度が1600℃を超える(8月中旬)頃から養分吸収速度がゆるやかになるのに対して、スーダングラスは同時期にさかんに再生伸長するため、養分吸収速度が衰えず、リンを除く多...
転換畑でのトウモロコシサイレージ生産における実態調査と作業時間の推定
要約 転換畑でのトウモロコシサイレージ生産の現地実態調査から、畦畔を有することや圃場区画の違いと作業時間、圃場の分散による生産物の運搬と機械移動時間等を推定し、転換畑におけるトウモロコシサイレージ生...
イタリアンライグラスおよびヘアリーベッチによるワルナスビの生育抑制
要約 トウモロコシ播種時にイタリアンライグラスまたはヘアリーベッチを播種した場合、除草剤処理に比べて同等のトウモロコシ乾物収量を得ながら、優れたワルナスビの発生抑制効果がある。 背景・ねらい 近年、農...
要約 ヤマノイモ単作化の回避には輪作体系の導入が必要であり、新作物のネギと普通畑作物を組み合わせた新畑輪作体系を線形計画法で試算した。田畑地帯のモデル経営(労働力2人、水稲3ha)の最大所得は925万であ...
黄熟期におけるトウモロコシの微量要素濃度エゾノギシギシ自動検出型スポットスプレーヤ
要約 全国各地より収集した黄熟期のトウモロコシの微量要素(Fe、Mn、Zn、Cu、Mo、Co、Ni)濃度について実態を明らかにした。Fe、Mn、Coは、日本標準飼料成分表に示された乳熟期の値と比べて低い濃度である。 背...
マサ土壌における造成当初の家畜ふん尿多量施用による熟畑化技術
要約 マサ土壌地帯の新規造成畑に年間20~30t/10aの牛ふん堆肥を施用することで、スーダングラスのスス紋病を軽減でき、造成2年目の収量が多くなる。また、堆肥の施用は、土壌中有機物量を高め、物理性を改良で...
イタリアンライグラスのラップサイレージ調製による硝酸態窒素含量の低減
要約 高濃度の硝酸態窒素を含むイタリアンライグラスを、ラップサイレージに調製する場合、水分含有率を65%程度以上にすることにより、硝酸態窒素含量を著しく低減することができる。福岡県農総試・畜産研究所・...
スーダングラスおよびスーダン型ソルガムのロールベール調製技術
要約 スーダングラスHSK-1、ウルトラソルゴーがロールベール調製に適する。また、梱包型式では可変径型が発酵品質良好である。梱包時水分は55~65%で調製すると養分ロスが少なくサイレージ発酵品質も良好である。...
暖地向きサイレージ用とうもろこしの高消化性・耐倒伏性品種「九交B93号」
要約 「九交B93号」は暖地向き春播き栽培用とうもろこしの高消化性・早生品種で、ホールクロップのTDN含量が既存品種より3~4%高く、抜群の耐倒伏性を示す。ごま葉枯病およびさび病抵抗性は極強である。九州農業...
要約 耕うんと同時にイタリアンライグラス種子を播播する省力散播播種機を開発した。この省力散播播種機を利用することで、播種作業時間の短縮と播種精度の向上を図ることが可能である。福岡県農総試・畜産研究所...
要約 堆厩肥の施用に伴う飼料作物(スーダングラス、ローズグラス、リードカナリーグラス)中の硝酸態窒素濃度を危険値(乾物の0.2%)以下とするための化学肥料施用量を明らかにした。熊本県農業研究センター 畜...
西南暖地における部分耕播種、表面播種撹拌によるスーダングラスの3作型生産技術
要約 西南暖地において、エンバク、イタリアンライグラス及びトウモロコシを収穫し、部分耕播種あるいは表面播種撹拌、土中注入によるスラリーの追肥とロールベール収穫調製を取り入れるスーダングラスの3作型省...
西南暖地における部分耕播種、表面播種撹拌によるス−ダングラスの3作型生産技術
要約 西南暖地において、エンバク、イタリアンライグラス及びトウモロコシを収穫し、部分耕播種あるいは表面播種撹拌、土中注入によるスラリーの追肥とロールベール収穫調製を取り入れるス-ダングラスの3作型省...
要約 コンニャクとイネ科またはマメ科の緑肥作物を輪作することで、コンニャクの連作障害として大きな問題となる根腐病の発病を連作区の20~30%に軽減することができ、収量の低下を防止できる。 背景・ねらい 中...
ライ麦・ヘアリーベッチ混播栽培による高冷地スイートコーン跡地の残存養分回収効果
要約 高冷地のスイートコーン栽培跡地において、ライ麦とヘアリーベッチを混播栽培することにより、土壌養分回収量がライ麦単播栽培の場合よりも増加する。 背景・ねらい 県内の高冷地で栽培面積が大きいスイート...
年内どり超極早生イタリアンライグラス品種「山系26号」の育成
要約 暖地で10月上旬までに播種すると、11月中旬に出穂する超極早生のイタリアンライグラスを育成した。「山系26号」は極早生の「ミナミアオバ」に比べ、年内草の乾物収量は約10%高く、圃場残根量は半分以下で、...
イタリアンライグラスの刈取時期が消化性、嗜好性、採食・反すう時間に及ぼす影響
要約 イタリアンライグラスサイレージ調製時の生育ステージと養分消化性、嗜好性について調査したところ、耐倒伏性品種の場合、穂ばらみ期から出穂初期が最も優れており、生育が進むにつれ養分消化性、嗜好性とも...
シロバナチョウセンアサガオ,オオオナモミの開花性と刈取による防除
要約 シロバナチョウセンアサガオの開花には、温度、オオオナモミの開花には、日長が大きく関わっている。シロバナチョウセンアサガオでは8月下旬、オオオナモミでは9月以降の出芽は、登熟しない。また、防除に...
シロバナチョウセンアサガオ・オオオナモミの開花性と刈り取りによる防除
要約 シロバナチョウセンアサガオの開花には、温度、オオオナモミの開花には、日長が大きく関わっている。シロバナチョウセンアサガオでは8月下旬、オオオナモミでは9月以降の出芽は、登熟しない。また、防除に...
年内どり超極早生イタリアンライグラス品種「シワスアオバ」の育成
要約 暖地で10月上旬までに播種すると、11月中旬に出穂する超極早生のイタリアンライグラスを育成した。「シワスアオバ」は極早生の「ミナミアオバ」に比べ、年内草の乾物収量は約10%高く、圃場残根量は半分以下...